練習メニュー

逆転出来る選手になる、とっておきの練習法

試合の中で、逆転出来る人。

そういう人って、どんな練習をしてるのか。

私は、普段と同じ練習でも「負荷のかけ方」が大事だと思っています。

学生時代、やっていた練習を少しだけ公開してみます!

 

逆転出来る選手になる、とっておきの練習法

 


 

1.やり方は、簡単!

やり方は、簡単です。

ポイント形式、試合形式の練習を、0-40からスタートする。

サーブ側が、ブレイクポイント3本を凌ぐような場面から開始、にするんです。

もう、大変ですよね。

ファーストサーブ入らなかったら、セカンドサーブで緊張してダブって終わり、次の人と交代。

こういうゲームを、どう逆転していくのか。

サービスゲーム、どうやってブレイクポイントを凌いでいくのか、を考えて戦わないといけない。

さぁ、みなさんならどうしますか?

 

2.「不利な状況だし・・・」と、諦めてはいけない

これ、勝てない人の典型例です。

負荷の高い練習だから、負けてもしょうがないと思っている。

「不利な設定なんだから、しょうがないよ・・・」と、どこかで思っていては、練習になりません。

0-40から始めて、ブレイクされても罰ゲーム、みたいな設定をしても良いでしょう。

ブレイクする側、リターン側も本気でしっかりブレイクする。

0-40からしっかりブレイクする、というのも良い練習になりますよね。

 

3.逆転することに、慣れていこう

練習から、しっかり意識することが大事です。

勝ち癖、を付けることが大事なんですよ。

練習でも良いから、0-40からしっかりキープする。

これを繰り返していけば、自信になる。

試合の現場でも、「何とかなるかな」という感じ、に思えるでしょう。

これ、すごく大事です。

強豪チームの選手たちは、こうやって負荷をかけてしっかりプレッシャーをかけた練習をしている。

みなさんも、やっていくうちに「逆転慣れ」していけるはずですよ。

 

4.戦い方、は自分で見に付けるしかない

この練習、やっていけば分かるはず。

「あ、こうやれば0-40からでも15-40になって、30-40に出来るんだ」と、分かって来る。

誰かから教えてもらうより、こっちの方がずっと身になる。

自分で負けたくないから、何とかしようと必死になる。

気付かないと、ずっと1ポイントか2ポイントで交代して罰ゲームですからね。

逆転は難しいけど、自分次第。

そう気付いた選手から、試合でも結果を出していけるんです。

 

負荷をかけるって、なかなか出来ないんですよ。

やっぱり練習、楽しくやりたいですから。

0-40のような場面なんて、経験したくないですからね。

でも、試合ではもっともっと、負荷がかかって来ます。

だったら、練習で苦しんでおきましょう。

そして最後に、一緒に笑いましょう。

ピックアップ記事

  1. フットワークを磨きたい!なら、足指トレーニングは欠かせない
  2. HEADラケットのスタンダードモデルを使い続けて、気付いたことまとめ
  3. 試合に勝つダブルスを極めたいなら、お勧めの一冊
  4. 大会シーズンに準備したい、サンバイザー5選
  5. テニスのコーチ、指導者の方にオススメしたい、「ボトムアップ理論」の名著

関連記事

  1. テニス 指導

    練習メニュー

    練習中に「ごめん」は、卒業しよう

    サークルでもスクールでも、練習中の口癖になっている方が多い。も…

  2. テニス サイト

    練習メニュー

    あって当然、やって当たり前のことを、無くしてみませんか?

    みなさんが、普段当たり前だと思ってやっていること。今までやって…

  3. テニス 練習

    練習メニュー

    「テニスの個人練習って、どうやれば良いの?」と困っている方に

    テニスは個人スポーツ、でもなかなか個人での練習は難しい。近くに…

  4. テニス 準備

    練習メニュー

    練習の中で「ミスもたくさん練習している」という危機感が大事

    テニスの練習。毎日、何気なくいつものメンバーで、いつもの練習を…

  5. テニス 攻撃

    練習メニュー

    「手堅い並行陣」を崩す、テニスの試合におけるロブの戦略を磨く練習メニュー

    ボレーが手堅い並行陣を崩すには、ラリーで少しずつ相手を動かすイメージが…

  6. テニス ボレー

    練習メニュー

    テニスの試合で、「流れるようなネットプレー」を身に付ける為の練習メニュー

    ダブルスの名手、ブライアン兄弟も実践する練習を取り入れてみましょう。…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. フットワーク

    浅いチャンスボール、を逃さないフットワークとは?
  2. テニス ストローク

    ストローク

    ベースラインからのストローク展開で、「ライジングショットがなぜ必要なのか?」を改…
  3. テニス 人脈

    メンタル

    試合で緊張する場面で、「いつも通りのプレーに戻す」具体的な方法5つ
  4. テニス サーブ

    サーブ

    フラットサーブに必要な、リストワーク4つ
  5. テニス ストローク

    ストローク

    「コンパクトなストロークの型」を覚えて、コントロール良く攻撃する為に意識したい5…
PAGE TOP