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苦しんだ人じゃないと、テニスは楽しめない

目次

緊張する試合、大会の連続。

勝っていけば相手は強くなるし、テニスを続けていると、本当に苦しいことばかりですよね。

でも、その苦しんでいるアナタ自身の経験こそ、きっと「楽しさ」の源泉になる。

私は改めて、最近そう思うんですよね。

 

苦しんだ人じゃないと、テニスは楽しめない

 


 

1.大事な試合に、負けて来ました

私事ですが、先日大事な大会がありまして・・・。

最近すごく良い練習が出来ていて、かなり自信を持って挑んだんですが、残念ながら初戦で負けてしまいました。

すごく悔しい想いをしましたが、それもまたテニス。

この数週間、かなり練習出来ていたので、まずは準備出来たことは良かったかなと。

自分より強い相手、仲間に練習してもらって、結構凹むことも多かったんですが・・・。

苦しんだ中で改めて、感じました。

「楽しまないと、ダメだな」と。

 

2.「楽しもう」と思えたら、良いプレーが出来る

みなさんも、経験無いですか?

苦しい試合の中で、とにかく「楽しもう」と思えたら強い。

試合の中で、とにかく楽しんでいこうと思えるかどうかって、大事なポイントだと思いますよ。

でもこれって、やっぱり苦しんだ経験が無いと出来ない、じゃないですか。

苦しい経験が無いと、何が楽しいかも分からない。

こういう感覚を自分で客観視出来る人、が最後は試合で強いんですよ。

 

3.本気になること、から全ては始まる

本気になれば、苦しむ経験が出来る。

苦しむって、ようは悔しさを感じられるかどうか、ですからね。

自分で悔しい、という想いが無いと、苦しい環境とは言えない。

ただ厳しいトレーニング、だけだと、それって苦しいようでそうでも無いと思うんですよね。

悔しいかどうか、が大事だと思います。

この苦しみを経験しておけば、「楽しもうかな」という気持ちも湧いてくるはず。

そして、その気持ちを受け入れる。

緊張感が高まる試合の中で、そうなれたら強いと思いませんか?

 

4.楽しんだ人が、最後は勝ってしまうのが試合

これも、私はたくさん審判台から見て来ました。

勝ちにこだわった選手、ほど負けていく。

楽しんでいる感覚、しかない人が勝っていく。

これが、悲しいけど現実には多いのがテニスの試合、です。

無理やりに楽しもう、と思っても無理ですからね。

苦しむ経験、を自分で出来ているかどうか。

その苦しみを知って、楽しもうとする自分を見つけられるかどうか、が大事だと思います。

 

本気で勝ちたい、と思って練習していれば、苦しいし辛い。

悔しいことばかり、だと思います。

だからこそ、頑張った自分に「楽しんだら?」と声をかけてあげる。

その先に、試合で結果を出せるアナタ、がいるでしょうから。

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