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テニスの試合の現場で、「あれ?こういう時って、ルールどうだっけ?」と思うこと、ありますよね。
私たちの試合はほとんどがセルフジャッジですから、ポイントのジャッジはもちろん、試合の進め方も自分たちで考えて正しく行わないといけません。
そんな試合に出る方、これからチャレンジしていきたいという方にお勧めの書籍、を今日は紹介したいと思います。
テニスのルールの基本を学びたい人にお勧めの書籍「テニスのルール 審判の基本」
今回お勧めする本は、「テニスのルール 審判の基本」。
なんだかそのまま、のタイトルですが、この本の内容をざっと解説するとこんな感じです。
【この本の良いところ】
1.具体例が豊富で、試合の現場で使える
2.硬い文章ではないので、サクサク読めて楽しい
3.小さいサイズなので、ラケットバッグに入れて持ち運びも便利
【この本のイマイチなところ】
1.具体例がまとまっているので、キーワードでの逆引きが出来ない
2.ルールブックではないので、全てのを完全に網羅している訳ではない
3.読んだだけでは覚えられない、経験しないと・・・
良いところ①:具体例が豊富で、試合の現場で使える
とにかく、事例が豊富です。
試合でよくあること、を実際に抽出して書かれているように感じますし、著者の熱量が伝わって来るのが良いです。
イラストも豊富で、読みやすいのもGOOD。
経験したことがあること、無いこと、もあると思います。
読んでいくと、「あの試合のあれかー!」と、なると思いますよ。
良いところ②:硬い文章ではないので、サクサク読めて楽しい
ルールを学ぶ、となるとどうしても構えてしまいがちですが・・・。
この本には、そういう硬さが無いのが魅力。
小学生高学年、の方でも十分に読んで理解出来る内容になっていると思います。
事例ケースを元に書かれているので、何となく眺めているだけでも知識がスーッと入って来る。
電車の中や試合会場の空き時間、で読むのにもピッタリです。
ちょっとしたマニアックなルールや作法も載ってますし、楽しいですよ。
良いところ③:小さいサイズなので、ラケットバッグに入れて持ち運びも便利
何かと荷物が多い私たちテニスプレイヤーですが、これは小さいサイズの本なので持ち運びに便利。
試合会場にも持っていけるし、通勤通学のバッグの中に入れても気にならないサイズ。
自分で書き込んだりするスペースもありますし、自分色に染めていくのも良いと思います。
書いたこと、は自然と覚えますからね。
読むだけじゃもったいない!そんな本です。
イマイチなところ①:具体例がまとまっているので、キーワードでの逆引きが出来ない
あくまで私の所感ですが、「これを調べたい!」という時にはちょっと不便。
事例集なので、キーワードで逆引き、が出来ないんです。
目次も、こんな感じです。
これはこれで、見やすいんですけどね。
イマイチなところ②:ルールブックではないので、全てのを完全に網羅している訳ではない
あくまで試合会場、特に草トーナメントレベルの大会を意識して書かれた本、という大前提があります。
ですので、公式の細かいルールや、審判のアナウンス方法までは載っていません。
本格的な試合を想定している、または審判の資格を取りたい!という方には、不十分な内容かも知れません。
あくまでセルフジャッジの試合を中心に、試合に出ている選手の基礎知識を養う本、という感じです。
イマイチなところ③:読んだだけでは覚えられない、経験しないと・・・
これは本のせい、でもないんですが・・・読んだだけでは、なかなか覚えられません。
大事なのは、この本を片手に試合に出ること。
試合に出て、実際に経験してこの本と一緒に成長していくような姿勢が大事です。
私自身、読ませて頂いて「へー、そうだったんだ!」ということもたくさんあります。
普段から読んでおくと、試合の現場で何かあったときに、慌てず相手と話せますからね。
ただし、もちろんルールブックではないので、あくまで草トー大会に出場する方の最低限の知識、マナーを養える本だと思って下さい。
これから試合にチャレンジする方、今まさに試合に出ている方にもお勧めの一冊です。
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