テニス メンタル

練習メニュー

試合で楽したければ、練習で苦しむしか無い

練習の鬼に、なれるかどうか。

それは何も、体力を消耗してヘトヘトになる、だけじゃない。

私たちはむしろ、練習でしっかり「精神的に」苦しむ必要があると思うんです。

試合に勝ちたい、なら練習で苦しむしかない。

ある程度、この覚悟は必要だと思いますよ。

 

試合で楽したければ、練習で苦しむしか無い

 

1.苦しい練習とは、どんな練習?

私自身、もう30代後半。

体力的にも落ちて来ましたが、練習はハードでありたい、そう考えています。

これは何も、激しい球出し、振り回しをするとか、そういう話じゃない。

もちろん、そういう練習も大事でしょう。

でも、実際は練習場所も時間も、一緒にやる仲間も限られる。

苦しい練習、に対する概念をしっかり考えていかないといけない、でしょう。

私は、徹底的にメンタルが厳しい、追い込まれている感じ。

これを、なるべく自分で追い求めるようにしています。

 

2.絶対に浅いボールを諦めない、だけでも練習は厳しくなる

みなさんも、そうじゃないですか?

普段の練習、それこそテニススクールでも同じです。

自分のボールは、絶対に2バウンドさせない。

ノットアップさせない、強い意志を持っておけば、それだけで練習は変わります。

いや、めっちゃ苦しいですよ、これ。

だってボレー対ストロークのラリーで、ストローク側だったら浅いボレーも全部拾わないといけないですからね。

常に、浅いボールに神経をとがらせる。

普通の練習を、いかに苦しい設定で出来るかどうか。

 

3.サーブを何となく、打つことを止める

これも、しっかり意識したい。

好きに打ちたいですけどね、サーブなんて。

でも、せっかく練習出来るんだったら、やっぱり強い意識を持って打ちたい。

ファーストなのか、セカンドなのか、どんなカウントで打つサーブなのか。

テニススクールでも、何となく10球くらい打って終わり、じゃなくて、記録を残す。

毎回の記録を残して、次に活かす。

これも実践出来るのは、アナタ自身ただ一人です。

 

4.苦しい練習は、アナタに必要な練習

良薬は、口に苦し。

厳しい、苦しいと感じる練習は、きっとアナタに必要な練習。

だからこそ、みんな避けていくんですけどね。

「自分を成長させてくれる、ものすごい練習」なんて無いですよ。

きっと、目の前の練習こそが、一番大事。

それをいかに、厳しく出来るかがポイントになります。

それは繰り返しますが、アナタ自身にしか出来ないこと。

やらされる練習なんて、中学生まで。

自分から練習を厳しくしていく、ことをしっかり意識していきましょう。

 

練習で苦しむ姿勢、大事です。

最初は、楽しくテニスをすること、だけで楽しい。

でも、どこかで試合を通じて「苦しいことが楽しい」と思えるようになって欲しい。

苦しんだ練習は、試合できっと助けになってくれる。

アナタ自身の、自信になってくれる。

まずは、目の前の練習から、変えていきましょう!

ピックアップ記事

  1. テニスのニューボールの状態を維持出来る、「ボールキーパー」って?
  2. 【プロトレーナーに聞いてみた!】痙攣対策とアミノ酸について
  3. 【初開催】5/29(水)~30(木) T-PRESS プレミアムキャンプ in千…
  4. HEADラケットのスタンダードモデルを使い続けて、気付いたことまとめ
  5. 晴雨兼用のビッグパラソルは、テニス選手なら欠かせないアイテム

関連記事

  1. テニス 夜

    練習メニュー

    「闇錬だけで、テニスを上達させて優勝しよう」と思っている人は、ちょっと考え方を改めないと

    よく、「闇練好き」という言葉を聞きます。テニスに限らずですが、…

  2. 練習メニュー

    練習は何のためにやるのか、という基本

    練習は、何のためにやるのか。この問いかけを、最近アナタ自身行い…

  3. 練習メニュー

    練習が変われば、テニスは変わる

    みなさんは普段、どういう練習をしてますか?部活やサークル、テ…

  4. 練習メニュー

    周りの仲間から、「悪い影響」を受けやすいのもテニス

    一生懸命、練習しているつもりなのに、なかなか上達しない。試合で…

  5. 練習メニュー

    漠然とした練習で、テニスは上達しない

    テニスの練習について、改めて考えてみました。今回、高西コーチ…

  6. テニス 練習

    練習メニュー

    テニスでも型を覚えた人から、型破りなテニスに進化出来る

    独特なフォーム、戦術で、試合を勝っていける人。みなさんの周りに…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス 部活

    その他

    「コイツとはもう組まない!」テニスでペアの雰囲気を悪くする人の口癖5つ
  2. テニス知識

    試合で勝ちたいテニスプレイヤーなら、マイランニングシューズは欠かせないアイテム
  3. その他

    「この程度で良いかな」と思った時点で、テニスの成長は止まる
  4. テニス ボレー

    ダブルス

    ダブルスの試合で、「2発連続でストレートアタック」を実践して、相手のメンタルを折…
  5. テニス サーブ

    サーブ

    スピンサーブに必要な身体の反りは、打つ前に戻さないと意味が無い
PAGE TOP