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テニス選手として試合に出るなら、必要な練習からの意識7つ

目次

テニス選手として、試合に出ること。

これをしっかりと目指す、ましてや試合で勝ちたいと考えている人なら、練習から必要な意識は何か。

皆さんも、色々な環境、限られた環境の中で頑張っていることは重々理解しています。

でも、意識が変わればそこに工夫が生まれ、工夫はアナタ自身のオリジナリティや自信になっていく。

必要な練習からの意識、見直してみませんか?

きっと試合に挑むメンタル、から変わってくると思いますよ。

 

テニス選手として試合に出るなら、必要な練習からの意識7つ

 

1.ミスは失点になる、という自覚を持つ

練習では、ミスは咎められない。

いや、むしろしっかりチャレンジしてミスしていく、新しいことに挑戦していく練習は大事です。

ですが、ラリー練習やポイント練習では、自分のミスは「失点につながる」ことも理解しておかないといけない。

チャレンジする練習なら、それは40-15のようにリードしている時のイメージで。

自分が苦しい状況、30-30や30-40でリードされているようなシチュエーション、をイメージしながらの練習も必要。

自分が打つ1球1球は、全て自分か相手の得点にしかならないのですから。

 

2.練習の目的をしっかり理解する

これは、実は出来ていない人が多い。

全体練習でも、自分なりにしっかり目的を持って練習しないと試合でどう活かして良いのか分からない。

今目の前で実施している練習は、試合で使う戦術、ポイントパターン、どれで使う練習なのか。

これを自分で問いかけ、自分で回答していく。

このことが出来ない人は、いつまで経っても練習が作業でしかない。

作業では技術は身に付かない、ただこなすだけのフィットネスの一緒ですからね。

自分で練習の意味を考える、理解する、また疑問を持つということを習慣付けないとダメです。

 

3.サーブとリターンの精度を上げる練習をする

どんなに良いストローク、ボレーを練習しても、テニスはサーブとリターンからしか始まらない。

この2つの技術をしっかり磨いておくこと、を意識しないと試合に強い選手には成り得ません。

試合に強い、ということは、サーブやリターンが安定しているということ。

この2つが安定しているから、その他のラリー内での技術が活きる。

アナタの今の練習環境で、このサーブとリターンの練習はしっかり出来てますか?

時間を確保して工夫、が出来ていないようであれば危機感が必要。

一度自分自身で、チームで、問いかけてみて下さい。

 

4.球出し役を、買って出よう

皆さんは、「球出し役」がしっかりできますか?

球出しって、つい誰でも出来るから適当にやる・・・みたいな軽い認識に捉えられがち。

でも、これだけは言えます。

試合が強い選手、強いチームは、球出し練習がすごく上手い。

頑張って触れるところ、にしっかり出せる。

ちょうど良い負荷をかけて、良い練習が出来る。

球出しがしっかり出来る選手って、薄いグリップでコントロールショットが打てるから試合でも大活躍。

球出し練習、もう一度チームで見直してみませんか?

そして、積極的に「私が最初にやるから、交代で回そう!」という感じで、声掛けてみて下さい。

 

5.攻撃するのか守るのか、のメリハリがある

ラリー練習、試合に出来るだけ試合に近付けていきたい。

試合って、どちらかが攻撃して、どちらかが守るようなラリーが多い。

漠然とただつなげるだけのラリー、ってそんなに無いじゃないですか。

だからこそ、練習の時から自分は今攻撃しているのか守っているのか、それをしっかり把握して練習しないとダメ。

攻撃ならその強度、ポジション、守備でもどこかで反撃する「カウンターの準備」が必要ですからね。

ただつなげるだけのラリー練習は、試合では仇にしかなりません。

 

6.数値化して記録する

練習と試合で、違う点。

それは、何かしらの結果が出るということです。

スコアという数値になってその結果は出ます、だったら普段の練習でも何かしら数値で残していかないと、記録をアップしていくことに整合性が取れない。

テニスノートにマッチ練習の結果を書く、球出し練習で何球ミスがあったのか、記憶しているだけでも書いておく。

この小さい作業が、きっとアナタの血となり肉となり、最後には自信になるでしょう。

自信って、待っていても降っては来ない。

自分でつかみにいった人だけが、得ることが出来るのです。

 

7.試合の直後に練習する

この繰り返し、がアナタを強くする。

昨日優勝が決まった広島カープの選手たちは、昨年日本シリーズで負けたその日の夜、深夜2時までバットを振り込んだんだとか。

大事な試合の直後だからこそ、悔しさがある。

その悔しさがあるから、工夫が生まれ気付きが生まれる。

試合の直後に練習、出来ないなら「こういう練習が必要だと感じた」ということをまとめておく。

そして、遅くとも翌日には何か形にして練習しましょう。

誰もがやらない、休みたくなるような時こそ、実は宝の山が埋まっているのがテニスです。

 

基本的な内容ばかりでしたが、実はテニス選手としての練習は難しく考えなくてもOK。

基本をしっかり、試合を想定して繰り返す、振り返る、積み重ねるということ。

部活やサークル、でのスタンスもあるでしょうし、雰囲気もあるでしょう。

「楽しくみんなで、打ち合えればそれで良い」のも理解出来ます。

でも、やっぱりテニスは試合に勝つのが楽しい。

その楽しさを感じる為には、練習を変えていかないといけない。

そのことだけは、少し頭に入れておいて欲しいと思います。

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