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「弱い時に、強い」テニス選手になろう

目次

新しいことには、パワーが要る。

それに、ちょうど新しいことをやろうとした時に限って、色々問題が起きてしまう。

そんな経験、みなさんもテニスが意外でもたくさんあるはずです。

どうしようも無いくらいに落ち込むこともあり、誰とも会いたくないような日だって続く。

まず、ここで無理する必要はありません。

みなさんは、その乗り越え方を知っているはずですから。

 
 

テニスの試合の負荷って、どれくらい?

一般の人なら、考えられない負荷

私は、仕事で人前でしゃべる機会は、さほど多くない方です。

たまにプレゼンしたり、あとはT-PRESSでも読者のみなさんの前でしゃべらせて頂きますが、それも可愛いもの。

そう、テニスの試合の負荷と比べれば、です。

私たちは何気なく、週末にテニスの試合に出ては、勝ったり負けたり。

でもこれって、本来ものすごく負荷がかかること、なんですよね。

勝敗がある、それだけで辛い

「え?試合なんて出てるんですか??」と、普通の方からは聞かれることもよくあります。

最近ではマラソンが一般化しましたので、そういうのは抵抗無い方が多いですけどね。

対戦相手が明確で、それも勝敗がハッキリするもの、というのは誰だって嫌なもの。

恥ずかしいし、結果が出るのが怖い。

こういう試練に、みなさんは毎回立ち向かっている訳ですから。

大袈裟に書いているつもりはありません。

だからこそ、今日みなさんに伝えたいのは、これです。

「弱い時に、強い」選手になりましょう

既に、試合に出る強さを持っているなら。

みなさんは、もっと強くなれる、たくましくなれる。

テニスコート以外でも、そうですね。

自分が弱っている、弱いような瞬間にこそ、力を発揮出来るような選手になって欲しい。

辛いことがある、だけどそれを乗り越えようと頑張れる人になって欲しい。

これ、テニスの試合に出続けている人の特権だと思いますよ。



弱い時に強くなる、考え方

めちゃくちゃシンプルです

私がいつも、考えていること。

試合で厳しい場面、自分が弱っているような場面で。

その時には、自分自身にプレッシャーをかけないようにだけ、心がけます。

「〇〇をしないといけない」ではなく、「〇〇だけ、やれば良い」。

「相手は〇〇かもしれない」ではなく、「相手だって〇〇なんだ」と。

自分と相手の距離、を近づけるんですよね。

そして、やることだけ明確にする。

それだけで、結構試合では乗り切れますよ。

周りに「強い」と思わせれば良い

アナタ自身が、芯から強くなる…のが理想でしょうが。

人間ですから、弱くもなります。

試合中に、「もう負けで良いです」と逃げたくもなります。

でも、そうならないように、周りから「強そうだな」と思われる工夫をすれば良いんです。

先ほど書いた、「〇〇だけ、すれば良い」というのも、要は周りにどう印象付けるか、というだけの話。

私なら、「ファーストサーブだけ、入れよう」「ネットだけ、越えよう」という感じ。

これをやり続けていれば、結果的に「弱い場面で、強い」自分になれるんです。

弱い自分を、受け入れる

試合中に、これが出来れば強いですよ。

「なんだ、やっぱり自分はまだまだ弱いな…」と、思えたら。

もう、失うものは無いじゃないですか。

強いと思っているのに思い通りにいかないと、そりゃ苦しいですけどね。

自分で自分を苦しめて、結果的に負けていく。

弱い時に、弱いままになってしまいます。

弱い自分を受け入れることが出来る人って、やっぱりテニスも強いですよ。

きっと、人生においても同じだと私は思います。

   

試合がどうしても、嫌になったら

それでも、どうしても辛いなら

まず、テニスを離れましょう。

そして、出来た時間で新しいことをやってみるのが良いでしょう。

私も、何度もテニスを離れた時期があります。

弱い時に強くなりたい…けど、どうしても試合が辛い、テニスが辛いなら。

何も心配要りません、お休みすれば良いだけの話です。

試合を離れて、試合に強くなる

実は、これは強くなる助走のようなもの。

社会人の方でも学生、ジュニアの方でも、私はこういう人をたくさん見て来ました。

だからこそ、こう言えるんです。

次に、本当にテニスがしたい、試合に出たいと思えたら。

それはもう、間違いなく強くなれます。

弱い時間を、強さに変えることが出来る。

「そんなことある…?」と思っている方こそ、試して欲しいことなんです。

テニスは逃げない、逃げるのは自分

何度も、私もこれを感じましたよ。

学生時代、コーチ時代、社会人になっても。

当たり前かもしれないですけど、テニスは逃げないんですよね。

逃げていくのは、いつも自分自身。

昔は、弱い自分が逃げているようで嫌でした。

でも、最近はこう考えるようになりました。

「ちょっとお休みするから、待っててね」と。

弱い時に強くなるには、こういうテニスとの距離感の作り方、も大事ですね。



大事な試合に負けた後は、誰だって辛い。

それは、学生時代も社会人、大人になっても一緒だと思います。

弱っている時は、休んで良い。

そしてその自分の弱さを、強さに変えていければ良い。

ずっと、テニスはみなさんの傍にいますからね。

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