テニス 雨

メンタル

雨の日でも試合がある!「雨のオムニコート」で戦う為の心得え4つ

目次

関東では今日も雨が降り、急に寒くなってきましたね・・・。

オムニコートが多い日本では、テニスの試合は雨でも決行されることが多く、雨の日の試合は苦手・・・という意識が、大切な試合で障害になってしまう可能性もあります。

普段の練習から、どんなことを意識すれば良いのか。

また準備として何を考えれば良いのかを、まとめてみました。

 

雨の日でも試合がある!「雨のオムニコート」で戦う為の心得え4つ

 


 

1.ボールは飛ばない、その対策をしっかりと

雨の日はボールが水を含み、また上から降り注ぐことで必然的にボールは飛ばない環境になります。

そんな中でのテニスで、意識することはどんなことでしょうか?

まずは飛距離を出す為に、高い軌道を保つことはストロークでもボレーでも必要。

同時に自分に向かってくるボールは失速して弾まないことが予想されるので、いつもよりも浅いボールのケアを意識するように。

これだけで、かなりラリーのミスが減るはずです。

 

2.体調・体温管理の難しさはギアでカバーする

雨は体温を奪っていきます。

特にこれからの季節は、晴れると暑いので薄着で試合に臨むことも多くなります。

お勧めは、晴れた日でもしっかり雨の対策ができるよう、アンダーウェアや長袖の準備をしておくこと。

素材はもちろんドライ生地で、少しでも水分の吸収と発汗を助けてくれるような素材にしておきましょう。

下着がコットンなら、何枚も着替えを用意しておくこと。

少しでも予報が曇り、雨の場合は、たくさんの着替えを準備しておきましょう。

 

3.雨の日にシューズはどうなるか、をしっかり把握しておく

自分のシューズが水を含むとどうなるか、アナタは正確に把握していますか?

当然シューズは重くなりますし、靴下も含めるとかなり足に負担がかかります。

またソールの部分はすり減っていると、砂の多いオムニコートでは滑って転倒の怖れもあります。

しっかり準備するのであれば、雨の日は比較的新しいシューズを履くと良いでしょう。

水を含みにくいのと、ソールも減っていないのでフットワークも安定するはずです。

強い部活、強いチームは細かい部分の準備が周到です。



4.雨の日は、試合で実力差を覆すことができるチャンス!

雨の日を、前向きに捉える癖を付けましょう。

アナタのライバルがメンタル的に不安定になっていることも、充分に考えられます。

またシード選手相手に、テニスの試合で勝つチャンスも大きくなります。

私なら、大事な試合で格上の選手と対戦するのであれば、雨の日のほうが助かります。

「何が起きるか分からない」という環境を、アナタ自身が前向きに捉えて、試合では絶対勝つという意識で臨むように習慣付けましょう。

 

普段の練習では、なかなか雨の中で続けることは難しいかも知れません。

最近ではテニススクールもインドアが主流となり、「環境の変化」に適応するような場面が少なくなってきているのも事実です。

それでも本来、スポーツは自然の中でその影響も受けながら競い合うもの。

テニスも例外ではありません。

雨のオムニコートを自分の居場所だと思えるくらい、イメージトレーニングして大切な一戦に備えましょう!

ピックアップ記事

  1. テニス選手に必要なトレーニングは、「重り付き」縄跳びでしっかり身に付く
  2. 塗り直し不要で、男性にもお勧めの日焼け止め 「ビオレUV アクアリッチ」
  3. 「寒暖差が激しい時期」のテニスにお勧めなアームカバー
  4. 男子シングルスの試合を戦い抜くなら、大量発汗にも耐えうるタオルチョイスを
  5. 晴雨兼用のビッグパラソルは、テニス選手なら欠かせないアイテム

関連記事

  1. テニス フットワーク

    メンタル

    試合に勝てるようになりたい、なら今すぐ試合に出よう

    試合に勝ちたい、勝てるようになりたい。テニスを始めて、少しずつ…

  2. メンタル

    勝てる人の、振る舞い方の特徴

    試合に勝てる人、結果を出している人。こういう人を見て、何を感…

  3. テニス

    メンタル

    テニスの試合ではなぜ、「試合中に追い上げられるとパニックになる人」が多いのか?

    リードしているとき、相手の調子が悪いときには気にならない。でも…

  4. テニス 名著
  5. テニス 壁打ち

    メンタル

    いくら打っても無駄だ…と、相手に思わせれば勝てる

    「この試合は、勝ったな」と思える時。もちろん油断は出来ないです…

  6. テニス メンタル

    メンタル

    テニスの試合に負けたからといって、「苦労や悲しみのシェア祭り」になっている人は本当に痛い

    試合に勝てる日もあれば、当然負ける日もある。試合結果について自…

特集記事

  1. テニス ボレー

    ボレー

    テニスのダブルスの試合で必要な「スライスとフラットの2種類のボレー」は、ラケット…
  2. テニス フットワーク

    ストローク

    ボレー対ストロークで浅いボールが取れないで2バウンドになるのは、「完全にストロー…
  3. テニス ボレー

    スマッシュ

    スピンスマッシュを積極的に使っていこう!
  4. テニス ストローク

    ストローク

    ストローク戦で「先に走らされてるな・・・」と感じたら、ラリーの中でイーブンに戻す…
  5. テニス ボレー

    ボレー

    片手バックボレー、左手の形をキープして安定感アップ!
PAGE TOP