メンタル

ミスを想定しておく、だから慌てない

試合の現場で、慌てない。

こういう人は、対戦していても、すごく嫌ですよね。

ミスしたら、もっと慌てて欲しいし悔しがって欲しい。

でも、強い選手はそれを見せない。

なぜでしょう・・・そこには、きっちりとした理由があります。

みなさんも、ぜひ意識して欲しいポイントはこれです。

 
 

「やっぱりね」と思える力も、大事

試合の現場で、ミスをする。

やっぱりか・・・と、思ってしまう。

いや、ダメだと思いますよ。

でも、「失敗したときは、こうなる」と自分の中で思えていたら、心の準備も出来る。

例えば、40-0の場面でのセカンドサーブ。

あえて攻撃的に打って、オーバーフォルトならOK、とも言えるじゃないですか。

ネットはダメ、入れにいくような場面ではないですから。

「攻めたミスなら、OKなんだ」と。

自分の中で想定しておくこと、が大事なんです。



「このミスなら、良いんだ」と思えるようになる

例えば私の場合、ネットに出て抜かれるようなミス。

これは、OK。

相手に強引な攻めをさせた、印象付けることが出来たと思えますから。

自分のボレーがネットするより、相手にやられる方が良い。

ミスを全てダメ、と思ってしまうと自分を追い込んでしまう。

「これならOK、次いこう」と思えるようになれると、試合でもオーラが出て来ますよ。

どんな人だって、完璧な人はいない。

想定力が違う、それだけです。



想定力は、練習の現場から

そもそも、自分はどんなミスをするのか。

どんな場面で、どんなミスが多いのか。

そして、そのミスは自分にとって良い兆候なのか、どうか。

知らないから慌てるし、試合に負けてしまう。

整理出来ていれば、強い。

その強さの源は、いつでも練習の現場から育てていくしかない。

練習からいつも、自分のミスと向き合えているかどうか。

出来る人は、少ないですよ。

   

練習でミスを直視出来るのは、自分だけ

誰も、見てはくれません。

得点にもならない、失点にもならない。

ましてや、大人の私たちには本気で注意してくれる指導者はいない。

自分で、自分を律するしかないんです。

ミスと向き合い、想定力を養っていく。

全てのギアを変える、上げるのは、アナタ自身です。

ミスに強い人は、想定して準備して、覚悟出来ている人、ですから。



試合で、堂々と冷静に。

ミスはいつも、「やっぱり、こうか」と思えるように。

もちろん、そう簡単なポイントばかりではないでしょうが。

これも一つ、のテクニックだと思えるようになれば、試合の現場で強いですよ。

ピックアップ記事

  1. テニスシューズの中で、自分の足が滑る・・・ような人は、5本指ソックスに変えてみよ…
  2. 【重要です:視聴者アンケート】ご協力のお願い
  3. テニスのルールの基本を学びたい人にお勧めの書籍「テニスのルール 審判の基本」
  4. 高音質で防水仕様のワイヤレスイヤホンは、テニストレーニングに最適
  5. テニスフリークなら必携のタオルは、「作戦ボードタオル」で決まり!

関連記事

  1. テニス メンタル

    メンタル

    大きな決断をするときに、「周りからどう見られるか?」を判断材料にしてはいけない

    環境を変える、ショットを変える、戦術を変える。成長することとは…

  2. テニス ストローク

    メンタル

    テニスの実力差というものは、「テニスコート上の現場」で変化し続ける

    実力差・・・テニスの試合では、個人戦だからこそ、差を意識しがち。…

  3. メンタル

    「自分の弱さを知らない」選手は、いつまで経っても強いテニス選手にはなれない

    アナタは、自分をどんな人間だと思いますか?少し大きなテーマにな…

  4. テニス 錦織圭

    メンタル

    「自分のテニスをやり切ること」を勘違いしていると、結果的に試合で勝てないことが多いのはなぜか?

    リオオリンピックが開幕し、テニス競技は良い感じでスタートを切りましたね…

  5. テニス メンタル

    メンタル

    テニスの試合、現場で熱くなる必要は全く無い

    「熱い試合がしたい!」と考えているテニス選手の方は、多い。先日…

  6. テニス 上達

    メンタル

    自分を成長させたいなら、劣等感を感じる人を避けないこと

    毎日何気なく生活していると、テニス選手としての資質にも問題が出て来る。…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス 守備

    ストローク

    浅いボールをネットプレーに繋げるには、サイドスライスが理想的!
  2. 日々の雑記

    秘密の合宿を開催してきました
  3. テニス メンタル

    メンタル

    あるレベル以上になると「リスクを伴わない変化」で、テニスが強くなれる訳が無い
  4. テニス サイト

    その他

    「テニスの試合に出ている高校生の皆さん」は、ぜひチェックしておきたいサイト4つ
  5. テニス スライス

    フットワーク

    身体を内側に向けることが出来ないと、テニスで必要な視野は身に付かない
PAGE TOP