戦術

決まらなくても、攻め続けることが大事

テニスの試合で、攻め切れない人。

意外と、多いと思いますよ。

大事なのは、この継続する意識でしょう。

テニスの試合、簡単にポイントは決まらない。

攻撃の手を緩めたくなる自分、をコントロールしないと強い相手には勝てないです。

 
 

欲しいポイントこそ、冷静に

冷静に、攻め続ける。

とにかく、簡単に終わらない、と考えておくことが大事です。

私の感覚なら、5回は連続攻撃、がテニスでは基本。

どこか、2~3回というイメージ、ありませんか?

ポイントを取り切るには、もっと長い覚悟が大事。

特に、欲しいポイントでは、ですね。

冷静にテニスをするのが難しい、絶対に取りたいポイント。

ここで攻撃を継続出来れば、試合で強くなります。

相手が折れる前に、自分が折れている

きっと、みなさんもこれだと思うんです。

相手がアナタ自身の攻撃で折れる前に、自分が折れている。

「まだ決まらないのか・・・」と思った瞬間に、ミスになります。

粘る相手からすると、こういう相手は楽ですよ。

攻撃が継続しない、連続攻撃が苦手そうな選手って粘り勝ちが出来る、と思えますからね。

相手が折れる前に、自分が折れていることに気付けるかどうか。

気付ければ、変えていける余地はあるはずです。

なぜ、連続攻撃が難しいのか?

私が思うに、それはポジショングの問題が大きい。

ずっとベースライン、後ろから攻撃していこうとするから、難しいしミスになる。

ちょっとずつ相手を追い込んでいるなら、どこかで前に入る、ポジションを上げないと連続攻撃って難しい。

だって、相手も反撃や挽回のチャンスを狙ってますからね。

同じ場所から強打、では相手も慣れる。

守備力が高い相手ほど、こういう順応する力は持ってますから。


同じショット、同じ場所からだから危険

なんです、この連続攻撃は。

意外と、相手にも効かないですしね。

連続攻撃が出来ない、ポイントが取り切れないのは、アナタのショットが同じことの繰り返しだから。

アナタ自身の自己満、になっている可能性が高いのがテニス。

少なくとも、試合で勝てる人はどんどんポジションを変えて、上げて来ますから。

ぜひ、意識して練習してみて下さい。

   

お勧めの練習法

ダブルスの試合形式で、「5球粘ったら、粘った側の勝ち」というルールで、試合形式をしてみましょう。

粘る側の選手は、絶対に簡単なミスをしない。

攻撃していく側は、5往復以内で仕留めるように連続攻撃をしていく。

ただし、3往復以内に決めることもNG、というルールでやってみて下さい。

つまりは、3~5往復で相手を仕留めることをイメージして、しっかりラリーしていく。

じっくり攻撃していくルール、の中で実戦的な感覚も養えるはずですよ。



ポジションを少しずつ変えながら、攻撃していく。

テニスは連続攻撃が基本、だからこそ、必要なのは意識改革。

同じ攻撃、ポジションからの攻撃は危険。

攻め続けることが大事ですが、これだけは忘れないでおいて下さい。

ピックアップ記事

  1. これからの梅雨の時期に、準備しておきたいラケバ用レインカバー
  2. テニスコーチ時代に、最高に憂鬱だったこと
  3. 寒くなっても清潔感は保ちたい、テニスプレイヤーのみなさんに
  4. いつからヨネックスのシューズは、こんなにカッコ良くなったんだろう
  5. 一人でも出来る、テニス選手に必要なトレーニングで鍛えよう!

関連記事

  1. テニス ボレー

    戦術

    テニスの試合では「対極のショットを同じ構えから組み合わせる」ことで、相手を惑わすことができる

    試合で勝てる人は、テニスの技術はもちろん、その使い分けが上手い。…

  2. 戦術

    いつも必死の形相でボールを打つ人に、勝てそうな雰囲気は生まれない

    最近は、みなさんもテニスを動画で見る機会が増えましたよね。私が学生…

  3. 戦術

    相手が奪う時間に、付いていく

    強い相手との試合では、これが大事。みなさんも、きっと経験自体…

  4. テニス メンタル

    戦術

    言葉に出来ないことは、「考えていないのと同じ」だということ

    寡黙にテニスに、一生懸命。とても大事なことですが、私はあえて、…

  5. テニス マナー

    戦術

    「初心者」という意識を捨てた人から、テニス選手として巣立っていく

    無意識にでも、自分の心の中に潜んでいるもの。それは間違いなく行…

  6. テニス ダブルス

    戦術

    試合に振り回されるのか、自ら試合を主導するのか

    テニスの試合って、基本どちらかが試合を動かしている。主導権を握…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス 練習

    ストローク

    せっかく走って追い付いたのに、何で無謀なショットを打つの?
  2. テニス ダブルス

    ダブルス

    テニスのダブルスの試合を勝ち抜くために、ペアで連動すべきポイントはどこか?
  3. テニス 練習

    戦術

    相手が戻ろうとする逆を突く、のは上級者テクじゃない
  4. テニス ボレー

    ボレー

    風上でのネットプレーは、失速して沈むボールに注意!
  5. テニス ダブルス

    ダブルス

    ダブルスの試合では、「アレーを捨ててでもセンターを守る」並行陣が強い
PAGE TOP