テニス 仲良し

メンタル

恵まれた環境が、テニス選手としての知恵や執念を無くしていく

今、自分がテニスをしている環境は、どうなのか。

そして、そこに自分自身の成長を阻害している要因があるんじゃないのか。

こういう視点で、ぜひ今のような季節の変わり目で考えて欲しい。

同じようなことを何度か書いてきたと思いますが、私自身、自戒も込めて。

 

恵まれた環境が、テニス選手としての知恵や執念を無くしていく

 

1.ハングリー精神ほど、試合で怖いものは無い

私も試合をしていて、一番嫌な相手はこういうタイプ。

ハングリー精神が旺盛で、諦めない。

最後まで喰らい付いて来る、ような相手は、実力差があっても嫌なもの。

そして、そういう選手の練習環境は、得てして恵まれていないケースが多い。

逆に、いつでも練習出来るような選手は、競り合った志位あに弱かったりもします。

皆さんは、自分自身をどう考えますか?

自分の環境は、恵まれているのか?それとも、ハングリー精神を養うことは出来るのか?

誰もそんなことは、指摘してはくれませんからね。

 

2.自分で本気で、練習内容を考えたことありますか?

周りで用意された練習を、淡々とこなしていく。

いつの間にか、こういう自分になっていないかという部分は、確認しておかないといけない。

ほとんどが、「整えられた、恵まれた環境」でテニスが出来ていることに気付かないと。

自分がやりたい、必要な練習って待っていても誰も用意してはくれませんよ。

本気で、自分で自分に必要な練習について考えてみる。

皆さんも、その段階に来ていると私は思いますよ。

 

3.今いる環境の中でも、最大限何が出来るかを考えよう

とはいえ、難しいことも多いと思います。

社会人のみなさんは週に1回、テニススクールに通うのが限界。

そこではレベルアップよりも維持、だけで精一杯かも知れません。

だからこそ、自分で何が出来るのか考える。

90分のレッスンの中で何が出来るのか、家で、他の空いた時間で何が出来るのか。

試合に勝ちたい、勝てる選手になっていきたいなら、考えないと絶対に強くなれません。

知恵も出て来ないし、執念深いテニスも出来ないでしょう。

普通に過ごしていたら、それが普通、なんです。

 

ほとんどの人が、きっと受け身なはず。

だからこそアナタが変われば、それだけ周りとの差を付けられるということ。

実は、恵まれたい環境こそ、恵まれた環境であるということ。

恵まれた環境にいては、何も必要性を感じないですからね。

ピックアップ記事

  1. プッシュアップバーを使って、テニスに必要なトレーニングを効率化しよう
  2. Zatous(ザータス)の大容量バッグインバッグは、ラケットバッグと相性ピッタリ…
  3. ご質問頂いた件につきまして
  4. テニスのフットワークを支える足元の秘密は、スーパーフィートのインソール
  5. テニスの試合に強くなりたい人が読んで欲しい漫画、「アルキメデスの大戦」

関連記事

  1. テニス 準備

    メンタル

    試合会場で、急にテニスが上手くなることは出来ない

    これも、当たり前のこと・・・でしょうか?私たちは、つい試合会場…

  2. テニス メンタル

    メンタル

    テニスの試合で、「綺麗に美しく勝ちたい」と誰もが思いながら、負けていくという事実

    皆さん、今年はどんなテニスで一年を戦いましたか?色々チャレンジ…

  3. テニス メンタル

    メンタル

    「力を出し切れていない」自分こそ、自分の実力である

    「やれば出来る子」この言葉、最近またCMや色々な場面で聞きます…

  4. テニス 仲良し

    メンタル

    「ノリが良い選手」に、試合で運は味方する

    みなさんの周りで、「ノリ」が良い人はいませんか?少なからず、い…

  5. テニス メンタル

    メンタル

    何故テニス選手は試合の中で、「いつも通りにやろう…」と考えると、より緊張してしまうのか?

    「いつも通りにやれば、大丈夫!」と、言われれば言われるほど、緊…

  6. テニス リターン

    メンタル

    相手のサーブの調子が良い試合こそ、焦ってはいけない

    相手のサーブの調子が良い。そんな試合ほど、つい焦ってしまいます…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. ストローク

    鋭い振り抜きの為に必要な、シンプルな基本
  2. テニス

    メンタル

    テニスの試合ではなぜ、「試合中に追い上げられるとパニックになる人」が多いのか?
  3. テニス メンタル

    メンタル

    何かを信じ切っている人に、アイデアは生まれない
  4. ダブルス

    並行陣を崩すストロークには、前衛との連動が欠かせない
  5. テニス 部活

    練習メニュー

    「自分達が味わってきた辛いこと」を強制するのは、無意味です
PAGE TOP