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「テニスを始めたばかりだけど、試合に出たい」
「でも、仲間内以外の人との試合は、緊張する・・・」
というみなさん、すごくお気持ちは分かります。
今どんなに上手い人だって、最初はみんなテニス選手としてのスタートライン、すごく怖かったはずです。
試合に勝ちたい、よりも「試合になるんだろうか・・・」という怖い気持ち。
でも、私はそんな初心者のみなさんを、本気で応援したいと思っています。
今回は、初めて外部の試合に出る、ときに必要な意識をまとめてみました。
きっと、このあたりが70%くらい意識出来ていれば、大丈夫でしょう。
テニス歴1年未満の初心者の方でも、「試合で迷惑をかけたくない・・・」と思ったら、実践したい7つのこと
1.着ていくウェア、履いていくシューズから
まずは、自分の装備から確認しましょう。
これは、試合会場に着いてから「まずい!」と思っても、遅いですからね。
着ていくウェアは、テニスウエアならもちろん問題無いですが、暑い・寒いの問題もありますし、ダブルスペアならあまりに雰囲気が違う感じだと・・・ちょっと、気分が乗っていけないでしょう。
初心者の方でしたら、あまり派手な色よりはシンプルな色、が良いと思います。
またシューズに関しては、基本「オールコート用」で良いでしょう。
普段の練習で履いているシューズ、をしっかり確認しておけば大丈夫です。
たまにテニススクールで「カーペット用」のシューズでしか出来ない、場所もありますので、試合会場のコートがどんなサーフェス(種類)なのかは、試合慣れしている人に聞いてみると良いと思いますよ。
2.ドリンクと食糧は多めに!
試合に行く準備段階として、ドリンクや食糧は多めに用意しておきましょう。
テニスの試合は、ほとんどがお昼を買いに行く時間は無い、くらいに思っておいて下さい。
試合会場で売っている場合んもありますが、基本は前日準備。
自分の中で、最大何試合やるのかを考えて、特にドリンクは2リットルくらいは最低用意しておいた方が良いです。
人は緊張すると、より多くの汗をかきますからね。
水分補給は、会場でこまめに行うことが大事です。
3.テニスの試合の動画を観ておく
これは、前日や前々日にオススメ、な準備です。
実際の技術、というよりはプレーやカウントの数え方、試合の雰囲気ですね。
プロ選手の試合では、審判やボールパーソン、が付いていて試合をフォローしてくれますが、みなさんが自分で出る試合はセルフジャッジ。
自分たちでボールも拾い、カウントも数えて試合が終わったら本部に報告に行く。
これを、ぜひ初心者の方は周りや相手に「任せない」ような意識を持って欲しいんです。
分からなければ聞く、ことは大事ですが、それは自分で考えて頑張る、ことが大前提。
おんぶにだっこ、な選手は、初心者以前に試合会場で浮いてしまうので注意しておきましょう。
4.携帯電話はマナーモードに
最近ではあまり無いように思いますが、試合会場では「音」には注意が必要です。
スマートフォンはしっかりマナーモードに、これは自分が試合をしているとき、以外でも大事なポイントです。
テニスの試合では、選手は非常に音に敏感になっています。
静寂を保つ必要はありませんが、着信音を鳴らしたり、コート近くで大声で談笑したりするのは絶対に避けましょう。
5.他の人の試合中にコート内を移動するとき
いざ、試合に入る・・・ときに、日本のテニスコートって横並びになっていることが多い。
ですから、試合中のコートをどうしても横切っていかないと、自分たちの試合のコートに辿り着けないことが多いんです。
このときは、しっかり「試合をやっている人」優先で考える。
インプレー中、試合でラリーが行われているときには、絶対にそのコートの後ろを通らない。
ポイントが途切れたときに、初めて小走りで後ろを通過することを覚えておきましょう。
当然、他の試合中のコートの内側には入らないように。
6.とにかくセルフジャッジだけは、やり切ろう!
いざ、試合開始。
技術的な部分で不安は尽きないかと思いますが・・・それはもう、試合会場でどうこうなる問題ではありません。
とにかく、練習してきたことを試す、つもりで楽しめばOK。
でも、セルフジャッジ、についてはしっかり自分の中で準備しておきましょう。
サーブやライン際のショット、は自分のコートに落ちた瞬間にアウトなら「アウト!」と、声を出して腕を上に上げること。
これは、失礼なことでも何でも無くて、必要なジャッジ、なんです。
明らかなアウトでも、しっかりジャッジして相手に伝えること。
カウントにしてもそう、今15-15なのか、30-30なのか?はサーブを打つ選手が、しっかり相手に伝えましょう。
「でも、速いサーブとかは見えないしな・・・」という方は、慣れるまで少しのフォルトはイン、と思ってプレーを続けましょう。
見れない=相手に優位は判定にする、がテニスでは大原則です。
7.試合会場で得れる経験は、練習の100倍価値がある
これは、自分のテニス、だけじゃありません。
試合会場では、ほとんどが知らない人、初めて見るテニス。
「みんな、どうやって試合してるんだろう・・・」というのを肌で感じることは、練習の100倍勉強になるはずです。
せっかく、草トーナメントはエントリー費を払って出場している訳ですから、「自分の試合のお金」だけだと思うともったいないですよ。
色々な試合を観て、肌で感じる。
自分の試合と照らし合わせてみて、初心者の自分に何が必要なのかを考えてみて下さい。
きっと、次の日からの練習は、全く違う意識で臨めるはずです。
だからこそ、初心者の方こそ試合に出て欲しいんです。
「でも、サーブは入らないしリターンも返らない、ボレーなんてグシャグシャ・・・」でも、良いじゃないですか。
きっと、試合に出ないとそのまま、半年後も一年後も、変わらないですよ。
試合に出ることが、一番の練習になるのがテニス。
目の前にいる対戦相手の人、もしテニスが上手い人でも・・・その人もたくさんの人に迷惑をかけながら、試合に出ては上手くなってきた人でしょう。
試合をすること、から逃げる理由はたくさんあります。
でもやっぱり、それってもったいないと思うんですよ。
だって、テニスが上手くなるのが遅くなるだけ、ですから。