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ダブルスペアで、「最近、マンネリ化してるな・・・」と感じたなら、絶対試して欲しいこと

目次

どうも最近、ダブルスペアで勝てない・・・。

この際、ペアを変えるか・・・でも、結構長く一緒に頑張って来たし・・・。

と、悩んでいる方も多いと思います。

今回も、私が過去に学生時代にやってみて、上手くいったことの一例をご紹介したいと思います。

指導者もコーチもいない、だけど自分たちでチームを作っていかないといけなかった学生時代。

一通の手紙が、私たちの大きな支えになっていました。

 

ダブルスペアで、「最近、マンネリ化してるな・・・」と感じたなら、絶対試して欲しいこと

 

1.伝えたいことは、文章で伝える

結論、これに尽きます。

長く組んでいるダブルスペアでも、学生の方でも社会人、ベテランやシニアの方でも、ぜひペアに文章にして伝えましょう。

メールやLINEではダメ。

自分でペンを持って、便せんに書いて封を閉じて渡す。

これが良いんですよ・・・なんだか、古臭いですけどね。

普段自分が考えていること、思っていること、を整理する何よりのきっかけになる。

ダブルスペアに向けて、どんな文章を書きましょうか。

まずそこから、考えますよね。

 

2.下書きしてみると、自分のことだらけ・・・?

ふと、下書きしてみると・・・出て来る言葉、特徴があるはずです。

相手のことについて書いているつもりが、どこかで自分のこと、になっている。

言いたいことはたくさんあるはずなのに、文章にしてみると・・・どうでしょう。

「あれ?これって自分のことじゃないか・・・」と思うようなこと、たくさんあるはずです。

そして、「なんだ、書いてみると大したことじゃないな・・・」ということに悩んでいた、ことにも気付くでしょう。

こういうことって、普段のスマートフォンのコミュニケーションでは気づかないこと、なんですよ。

自分でペンを持って、動かして自分の文字で書く。

これが大事なんです。

 

3.大事なのは、自分で直筆の文字を書くこと

最近手紙って、書きましたか?

年賀状に一筆添えるくらいで、あまり書かないですよね、普段。

だからこそ、良いんです。

たまに書く自分の字、それが相手にとっても伝わる良い部分。

何より、ちょっと照れくさいじゃないですか、いつも顔合わせているダブルスペアに、手紙なんて。

でも、騙されたと思ってやってみて下さい。

それだけで、ペアとしての完成度が何倍にも増していく、これは確実です。

 

4.「きっと分かっているだろう」ということは、ほとんど理解されていない

ダブルスって、これが怖いんです。

「きっと、こう考えてくれているだろう」とペアに期待していることは、実はほとんど理解されていない。

小さいこと、当たり前だとアナタが思っていることは、大事なペアにとっては当たり前じゃない。

こういう部分を、手紙にして書いて読んでみると、よく分かるんです。

普段の会話では、出て来ない部分。

テニスを始めた頃の話とか、なぜ今も続けているのか、目指しているところはどこなのか・・・。

書いてみると、自然と自分もモチベーションが上がってくる。

そして何より、この手紙が効力を発揮するのは試合前、です。

 

5.そっと試合前に、読み返してみよう

私は試合に行く電車の中で、これを読み返していたことを覚えています。

ダブルスペアからの手紙、高校生でしたし、大したことは書いてないんですけどね。

覚えているのは、「コーチもいない、学校にコートも無い俺たちが勝ったら、最高にカッコイイよな」みたいな、まるで中二みたいな内容・・・でしたけどね。

でも、こういう手書きの文章、読むと燃えるんですよ。

試合前に、不安になった心を盛り上げてくれる。

そして何より、自分に期待してくれる人がいる、ことを知る、確認出来ますからね。

どうでしょう、ちょっと恥ずかしいと思いますが。

社会人のみなさんも小さい手紙、ペアでやり取りしてみませんか?

 

大した内容、じゃなくて全然OK。

最近考えていること、感謝の気持ち、を書いて渡してみる。

言いたいこと、正直に言いたいことは書いて良いですよ。

口で言えば感情的になる部分も、文章で書いて伝えれば、相手も冷静に受け止められる。

その手紙は、アナタとペアにとっての財産になるはず。

学生のみなさんも、どうでしょう。

きっと生涯、持ち歩ける宝物になると思いますよ。

こういったことが経験出来るのも、テニスの醍醐味だと思いませんか?

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