テニス メンタル

戦術

テニス選手として、「スタミナを武器にしたい」と考えているのであれば、1日8ゲームマッチ4試合をイメージしよう

体力なら誰にも負けない、という猛者とは、なかなか試合をしたくないもの。

スタミナ切れが無い、というだけでテニスの試合は大きなアドバンテージになりますよね。

一つのトーナメントで、同日に多くの試合をこなしていくのは当たり前。

アナタ自身「スタミナを武器にしたい!」と考えるのであれば、その基準となる試合数は把握しておきましょう。

 

テニス選手として、「スタミナを武器にしたい」と考えているのであれば、1日8ゲームマッチ4試合をイメージしよう

 


 

■インターハイの個人戦、1日目の試合数は8ゲーム4試合

私が観て来た中で、最も過酷な試合はインターハイの個人戦。

シングルスを立て続けに1回戦から4回戦まで行う、8ゲームマッチ、それも真夏のアウトドア。

この環境で、しっかり4試合目まで戦える選手、本当に少ないです。

当然試合が進めば進むほど、対戦相手は強くなってくる。

初戦からしっかり動いて、そのペースのままで4試合目を終えることが出来るスタミナ、があれば何も怖くありませんね。

 

■体調管理さえ意識すれば、体力に調子の波は無い

体力を付けることも大事ですが、それ以上に体調管理、そして当日の準備が大事。

しっかりした飲食の準備と、身体を冷やすキットの準備は、必ず最大試合数をこなすという想定の下に、準備しましょう。

準備力も、大事な実力のうち。

体調管理を含めた準備がしっかり出来ていれば、スタミナや体力に調子の波は無い。

アナタを大きく、助けてくれる武器になってくれるでしょう。

 

■ただ「体力を付けたい!」と思っても、難しい

私のオススメは、「テニスに必要な体力」を付けていくのに数値の指針を持つ、ということ。

例えば試合をやった後、ハードなテニスの練習をした後に、自分で心拍数を測る癖を付けてみましょう。

1分間の脈拍が、練習前とどの程度変化するのか。

その幅が、少なくなってくれば身体能力が上がっている、とも言えますよね。

これはあくまで一例です。

ただ長距離のランニングを走るタイムを計る、のも良いですが、陸上選手を目指す訳じゃない。

テニスの動きで、いかに疲労度を抑えられるか・・・の数値での指針は、まだまだあるはず。

アナタなりに研究してみても、面白いと思います。

 

テニスにおいて、トレーニングは必要・・・だって分かっているけど、なかなか取り組めない。

そもそも、どの程度のスタミナが求められるのかがイメージ出来ない人は、各大会の要項を観てみましょう。

出来れば、全国大会も現場で観て欲しい。

試合数が多いテニス大会は、本当に過酷です。

しっかり体力を付けて、走力とスタミナで相手を圧倒出来るように準備しておきましょう。

ピックアップ記事

  1. 【ご報告】YOUTUBEチャンネル、公開しました!
  2. テニス部・テニスサークルとして勝てる集団になりたいなら、「スコアシート」は欠かせ…
  3. ストローク練習機「ピコチーノ」は、素振りの質を高めてくれるはず
  4. 塗り直し不要で、男性にもお勧めの日焼け止め 「ビオレUV アクアリッチ」
  5. テニス関連の記事は note へ

関連記事

  1. テニス フットワーク

    戦術

    「打ちやすい球が来る」と、相手は思っている

    試合で調子が良い相手って、嫌ですよね。でも、何か手を打たないと…

  2. テニス メンタル

    戦術

    知っておいて損は無い、「全員から負けにくくなるテニス」はある

    年末年始に、たくさんご質問を頂きました。「どうしても勝ちたい相…

  3. 戦術

    取り返したい、時ほど冷静に

    試合の中で、冷静さを失う時。それって、相手に「やられた時」だ…

  4. テニス ストローク

    戦術

    失敗を恐れない相手ほど、試合で怖いものは無い

    対戦するときに、嫌な相手。それって、どんな相手でしょう?…

  5. 戦術

    サービスゲーム、両サイドの考え方

    試合での、サービスゲームキープ。これを課題にしている方は、多…

  6. 戦術

    武器を使い、弱点を責めるだけ

    試合の中で、迷うことがあれば。このシンプルな作戦、に立ち戻り…

特集記事

  1. サーブ

    今すぐサーブの威力をアップさせる、打点の意識について
  2. テニス 戦術

    ダブルス

    ダブルスの早い展開で使えるボレーは、「打ち終わりが高い位置で終わるボレー」に限る…
  3. テニス メンタル

    ダブルス

    ダブルスの試合は、「アレーコートにバウンドするボール」に狙いを定めよう
  4. ストローク

    「現代テニスの基本」ストロークのオープンスタンスで攻撃する4つのメリット
  5. テニス ミス

    その他

    「来年はどうなっているか、想像できない」選手を、私は応援したい
PAGE TOP