戦術

出来ていないこと、を受け入れていくことから

目次

今年一年、どうテニスを頑張ろうか。

私自身、みなさんに負けないくらい試合に出て、結果を出していきたい。

でも、そのスタート地点に立つには、この観点が大事だと思っています。

苦しいですけど、しっかり向き合うこと。

新年のすがすがしい気持ちだからこそ、私はすごく前向きに向き合うことが来ている気がします。

自分を知る、新年の最初の大仕事はまずここからです。

 
 

出来ていないこと、を受け入れる

自分を責めないで、向き合ってみる

自分のテニスの中で、出来ていないこと。

練習から試合まで、色々思い浮かんで来ると思います。

私の場合、去年の年末までずっとファーストサーブがしっくり来なかった。

正直、セカンドサーブを2回打っているような感覚で、確率重視な方向で逃げていたように思います。

こういう部分を、しっかり自分を責めないで向き合ってみる。

みなさんも、きっと少なからずあるはずです。

その背景を、受け入れる

なぜ、私の場合ファーストサーブが乱れたのか。

それは、まずダブルフォルトが怖かったから。

サーブが入らないと前衛が活かせない、という自分の中での使命感が強すぎて、ファーストサーブをしっかり打てなかった。

それで勝てる相手、もいます。

でも、やはり上に勝ち上がっていくと、厳しくなる。

ファーストサーブで相手にプレッシャーがかからないと、テニスの試合って相手は楽なんですよね。

その現実から目を背けて来た、自分を自覚するところ、から始めていかないとダメなんです。

自分はダメ、じゃない

でも、「自分はやっぱり、ダメだな・・・」と思う必要はありません。

私の場合、ファーストサーブの確率重視、を最大限に意識した結果でしたから。

それを今年になって振り返ってみると、「逃げの姿勢」になっていたな・・・と感じる、ただそれだけのこと、です。

出来ていない、試行錯誤して見えて来た負の部分を、受け入れる。

テニス選手として、それが大事なこと。

自分はダメ、と思うのもある意味逃げの姿勢ですからね。

楽な方に逃げても、成長は難しいでしょう。



受け入れることが出来れば、行動が興せる

出来るように!と焦らないこと

まず、焦らないことです。

自分が出来ていないこと、を受け入れたら、その背景を噛みしめる。

そして、技術的な部分から入っていかないで、もっと自分の日々の生活や大きな視点を持って、考えてみる。

「試合で勝つ為に、早くファーストサーブを強化しないと!」と思うと、しんどいですし上手くいかない。

そもそも、こうなったのは自分自身の意志、ですから。

焦らないで、自分と向き合う。

日々の生活の中から、何か変えていく方が私はお勧めです。

一年の計は、1月の始動初日

恐らく、今日から2019年が指導、会社に出社という方も多いでしょう。

一年の計は、今日、今この時です。

自分のテニスの中で出来ていないところ、と向き合えたら、日々の生活から何かアクションを興しましょう。

私の場合、ファーストサーブ恐怖症になっていた背景はコミュニケーション不足。

ペアともっと会話して、要所ではダブルフォルトでも良い、プレッシャーを与えるサーブを選択していこう!と考えています。

ですので、ペアだけなく、会社や家族、周りともっと踏み込んだ会話をしていかないと、結局自分が無難なテニス、になってしまう。

小さいことですが、みなさんもこういう感じで何か新しい自分、スタンス、を見出していきませんか?

今日はそういうことを考える1日、には最適でしょう。

自分と向き合えた人から、躍進が始まる

色々な人が、そうでした。

自分の出来ないところ、その背景と向き合えた人から、変わっていく。

テニスでも良い結果が出ていく、今までの自分との違いに自信が持てるようになっていく。

そんな人を、私はT-PRESSを通じてどんどん増やしていきたいという野望があります。

技術的なこと、だけじゃないですからね、テニスは。

技術はあくまで結果的に、表に現れるもの。

その背景は、アナタ自身のスタンスであり、日々の生活、人間そのもの。

だからこそ、自分を知れば躍進につながる。

これは間違いないでしょう。

   

偉そうに書いて来ましたが・・・

今年もT-PRESSは、技術的な内容だけでなく、メンタルやスタンス、テニスを通じてどう人生を生きるか、を大きなテーマに据えて更新していきます。

全ては、みなさんのヒントの為に。

「これは違うな」と感じたら、遠慮なく読み飛ばして下さい。

少しでも、みなさんのテニスがより良くなり、試合に勝って自己実現出来るように。

私自身、今年は大きく飛躍していく一年に出来るように、みなさんと一緒に頑張ります!

まずは、正月で重くなった身体をしっかり絞らないと・・・。

インフルエンザも流行りつつありますので、みなさんもお気を付けて!

ピックアップ記事

  1. 何度でも消して使える、ウェアラブルメモはテニスでも使えそう
  2. テニス部・テニスサークルとして勝てる集団になりたいなら、「スコアシート」は欠かせ…
  3. TOALSON(トアルソン) スイートエリアラケット、これは使える
  4. 「最近使い始めた、ホワイトボードみたいなのって何ですか?」のご質問
  5. テニス選手に必要なトレーニングは、「重り付き」縄跳びでしっかり身に付く

関連記事

  1. テニス 陸上

    戦術

    テニスの上達が止まらない人は、いつでも基本に新しさを見出している

    「また今日もこの練習か・・・もう出来るし、飽きたよ」という声が…

  2. 戦術

    ネットの近くでストローク、ベースライン近くでボレー

    試合に出ていると、練習と違うこと多くありますよね。相手も自分を…

  3. テニス 練習

    戦術

    一流の選手は、技を出した後に集中力を一気に高める

    一流の選手の、凄いところ。私は、たくさんの試合を生で観て来まし…

  4. 戦術

    足し算から、引き算へ

    テニス歴が、長いみなさんへ。色々なことを経験し、吸収して来た…

  5. テニス 準備

    戦術

    試合をすれば、全て出る

    テニスは、私はこうだと思いますよ。練習やプレッシャーの無い状…

  6. テニス サーブ

    戦術

    テニスではセンスこそ体系化出来るし、理論化出来るはず

    今日もまた一つ、誤解を解いておきたいと思います。よく、「あの人…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


特集記事

  1. テニス メンタル

    メンタル

    テニスも強い選手は、相手の恐怖心が大好物
  2. テニス ミス

    メンタル

    テニスの試合で勝てない人は、「ラリー中に歓喜と反省」を繰り返していることが多い件…
  3. テニス ラケット

    ストローク

    ストロークでラケットを振り切るコツは、「ラケットを振り切ろう」とは思わないこと
  4. テニス フェデラー

    メンタル

    錦織選手とフェデラー選手の試合、「勝敗を分けたポイント」を考えてみる
  5. テニス ボレー

    ボレー

    テニスの試合で勝つ「つなぐボレー」を身に付ける為に、必要な技術4つ
PAGE TOP