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少し遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。
昨年、2020年は大変な一年になりました。
私自身も、色々と考えさせられることが多く、反省の多い一年になりました。
ですが、こういうコロナ禍だからこそ実現できたこと、表現できたこともたくさんある一年でした。
今回は新年のご挨拶、ですが昨年に感じたこと、私が今考えていることをありのままに書かせて頂きたいと思います。
全てが明らかになった、2020年
みなさんは、昨年一年を過ごしてみて、何を感じたでしょうか?
私は、もちろん苦しく我慢が多い一年になりましたが、「色々なことが顕在化された一年」だったと感じています。
そう、良いことも、悪いことも。
テニス界にとって、T-PRESSにとって、本来ならもう何年か後に顕在化されていくものが、見えて来た一年だったように感じます。
なぜなら、否が応でもコロナ禍の中ではリスクが目の前にあり、判断が求められる。
今まで、何となくで先送りにしてきたこと、そして曖昧だったことに「結論」を出さないといけない場面が増えました。
そう、これってまさにテニス界にとって長年の課題だった部分なんですよね。
最近では、日本リーグの開催中止がまさにその一例でしょう。
元々、存在意義が怪しかった日本リーグ
みなさんは、この日本リーグという大会を観戦されたことはあるでしょうか?
恐らく、観戦されたことがある方は少数派だと思います。
入場無料で日本トップレベルの試合が見られるのに、なぜ…と思う方もいるでしょうが、そもそも「観戦される大会」を目指していない。
少なくとも、私にはそう感じます。
パンフレットの掲載内容は身内色満載だし、プロを集めて会社のチームとして出るのも大きな違和感があるし…もちろん、選手は一生懸命なんですけどね。
収益化していく意志も見えないから、運営としても無理に継続していく必要は無い。
楽天オープンを開催出来なかった段階で、開催予算の確保が難しいのは目に見えている。
もちろん、建前は「新型コロナウィルスの拡大を鑑みて」ですが。
存在し続けないといけない、という運営側の意志も無いし期待しているファンも少ない。
そしてもう一つ、この日本リーグが中止になったことで都市対抗の大会も中止に。
これも、予測できたこととは言えいかにも日本テニス界らしいと感じました。
「日本リーグが中止になったのに、都市対抗が開催出来る訳がない」という結論に達するには、そう時間はかからないはず。
怖いことには理由を付けて、逃げ続ける。
もちろん、感染対策の一環だということは理解出来ますが、大事なのは議論がし尽くされたのかどうか、ではないでしょうか。
私は本当に、そこが疑問なんです。
テニスの灯は、消えるのか?
私は、これくらいの危機感を持っています。
これからコロナ禍、人口減少、その中でテニスは「選ばれる存在」になり得るのかどうか。
元々、テニスってすごくお金のかかるスポーツじゃないですか。
だからこそ、このご時世に諦めた、または止めてしまった方も多いと思うんです。
でも、それって経済的な要因だけじゃないと思うんです。
本当に、身近でテニスを楽しめ、上達できる、自分自身が自己実現できるようなテニスが出来ないから、みんなラケットを置いていく。
テニスの灯は、草の根から消えかかっているように感じます。
私としては、何としてもそれを食い止めたい。
食い止めることが、T-PRESSとしての存在意義だと感じています。
口だけなら、何とでも言えます。
2021年は、ある意味そんなテニス界に抗うような一年になる。
このブログの読者のみなさんに、恥ずかしくないような活動をし続けること。
ぜひ、改めて読み続けてもらうだけの価値のある情報、そして行動を発信していきたいと思います。
という訳で、今年は…
新しいチャレンジを、また多く仕掛けていきます。
今はまだ、あまり情報を公開できませんが…テニス界にとって、一つの問題提議になるような企画も、多くあります。
私自身、やらないでジッとしているよりは、非難されながらでも行動に移していく方が性に合っている。
きっと、読者のみなさんもそうじゃないでしょうか。
まずは、このブログをしっかりと更新していかねば。
年始にしっかりと充電出来ましたので、これからが勝負。
新しい冒険の旅に、読者のみなさんと一緒に。
2021年、感染対策を徹底しながら、挑戦し続けましょう!
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