目次
サーブ&ボレーに、必要なサーブって何か。
これを考えたときに、自分の中で結論が出ているとハッキリしたプレーが出来ます。
サーブ&ボレーが苦手な人は、どこかサーブに迷いがある。
迷いがあるから、安定感が欠けていく。
そして試合でやらなくなって、苦手意識が大きくなる。
必要なコツさえ理解出来れば、サーブ自体を変えていける。
そうすれば、良い流れでプレー出来るようになるはずです。
サーブ&ボレー、の狙いは?
甘いリターンを許さない
相手がただつないで来る、ポワーンと返すボールを許さない。
前に詰めて、相手に「違うショット」を打たせることが大事。
今回の錦織選手、を観ていても感じますよね。
シングルスの試合でも、サーブ&ボレーを入れていくことで相手はすごく変化を求められる。
スライスリターン、は打ち辛くなりますから。
こういう考え方、は一般の私たちの試合でもすごく大事です。
プレッシャーをかけ続ける
リターンって、やはりプレッシャーがかかりますよね。
ただでさえ緊張する、ところに更にプレッシャーをかけていくことがサーブ&ボレーの狙い。
躍動する感じを相手に見せる、ことで「強そう」と思わせることも出来ますからね。
リターンを伸び伸び打たせない、為に何が出来るのか。
前に出ること、出続けること、が私は大事だと思います。
サーブを分けよう!
私からの提案、はこれです。
サーブをハッキリ、分けること。
ステイする、そのままベースラインでのプレー用のサーブと、前に出る、サーブ&ボレー用のサーブ。
そこまで、大きく変える必要はありません。
いくつか、私が試している事例をまとめてみますので、少しずつ試してみて下さい。
その中で、「これは使えそう」というものを選んで採用してもらえたら嬉しいです!
サーブ&ボレー用のサーブのコツ5つ
1.下まで振り下ろさない
ラケットを、上で打ち終わる。
下まで振り下ろさないで、打った後そのまま自分の胸の前にラケットをセットする。
こうすることで、前へ走りやすいし次への構えも早くなります。
ベースライン用のサーブよりも、小さく打ち終わって腕が下までいかないように。
コンパクトなサーブで、前に出ていきましょう。
2.回転を多めに
サーブ&ボレー、のサーブは回転量が多い方が良い。
自分が打って、相手が触るまでに時間があると、前に出る時間が作れますからね。
フラットサーブでサーブ&ボレー、現実的ではありません。
スピンかスライスか、で回転量多めのサーブを意識してみて下さい。
3.トスは低め
低めのトスだと、前に出やすい。
トスアップも前で、低めのトスに対して自分からキックしていく、打ちにいく。
高いトスだと、前に出る雰囲気を出し辛いんですよね。
通常より少し低め、にトスを調整出来ると、サーブ&ボレーはやりやすいです。
4.セカンドサーブを2回で良い
と、私は思っています。
なぜなら、ファーストサーブが入らないとサーブ&ボレーは疲れます。
前に出て、また戻って次はセカンドで・・・なんて、繰り返すのは辛い。
最初から、少し威力を落としてセカンドサーブ、で良いと思いますよ。
とにかくサーブのやり直し、が嫌なんです。
リズム良くサーブ&ボレーを進めていくのに、ぜひ意識してみて下さい。
5.ファーストボレーまで、集中
あまり先のことは、考え過ぎない。
まず、ファーストボレーまで集中する。
そうすれば、良い流れでセカンドサーブまで入っていける。
ファーストボレーまで集中して、そこまでは変なミスをしない。
それだけで、かなりポイント獲得率は上がるはずです。
「上手い人」の技術じゃない
やったもん勝ち、です
実際、しっかりやり切ることが大事。
やったもん勝ち、なんですよ、実際は。
やらないと身に付かないし、実際にサーブ&ボレーをしている人の気持ちも分かる。
だからこそ、初中級者の方ほどトライして欲しいんです。
華麗に決める必要、無し!
泥臭くいきましょうよ。
試合では、サーブ&ボレーで綺麗に決まるポイントなんて少ない。
相手のミスだったり自分のミス、になることも多い。
一発抜かれても、また工夫して出れば良い。
練習からどんどん使って、感覚を養っていきましょう。
大事なのは、アナタが決意すること
やろう、やってみようと決めること。
決めればサーブも割り切って、分けて考えることが出来る。
出来そうにないから、止めておこう、という人がほとんどだと思います。
ましてや、シングルスの試合ではどう使って良いのか、分からないですよね。
最初から、分かっている人なんていません。
まずはサーブ、ここをしっかり意識して改良していきましょう!
サーブを変えることに、抵抗がある人も多いでしょう。
本当に、少しで良いと思いますよ。
少し変えるだけで、自分は「サーブ&ボレーでいくんだ!」という決心も付きますからね。
ぜひ、今年は一緒に挑戦していきましょう!
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