戦術

漠然と待たない、7:3で誘うこと

目次

私が普段、意識していること。

漠然と待たないで、上手く誘う意識が持てると試合で強くなります。

予測、のように重たく考えなくてOK。

とにかく、自分でしっかり予測して準備する。

それだけで、テニスの雰囲気は一気に変わります!

 
 

キーワードは、7:3

「7割は、こっちかな」という感覚で。

恐らく来そう、な方に7割の力を割いて待つ。

これが、私の基本スタンスです。

もちろん予測ですから、外れることはありますよ。

例えばリターンなら7割フォアハンド側、と決めて待っておくだけで、かなり違います。

予測が当たれば攻撃出来るし、3割の方に来たらまず返すことを優先する。

これくらい、思い切って待たないと、テニスの試合では。

そうしないと、アナタ自身が予測したり、観察したりという力が養われないんです。

毎回のラリーが、トレーニング

これは、数をこなさないとダメ。

毎回予測して、しっかり確認する。

毎回ラリーをしていく中で、繰り返さないと。

私も最初は、外れることも多かったです。

でも、そのときも「外れた」という感覚が残るじゃないですか。

だから、次に活かせる。

漠然と待っている人は、この学びも無いですからね。

真面目に、5:5で待つ必要はありません。

真面目にテニス、だと試合では勝てない

真面目な人ほど、漠然と待つ人が多い。

どこに来ても、100点の対応をしないといけない、と思って捨てきれない。

真面目にテニス、している人ほど5:5で待って、どっちに来ても取れないというケースが多い。

自分で7:3を作る、自分で決めることが大事。

そうしないと、良いプレーは出来ないですよ。

漠然と待たない、ことがテニスの試合で勝利を呼び込むはずです。

   

必ず、相手は情報をくれる

私は、こう信じています。

必ず、相手はヒントを持っている。

予測はしますが、そこに根拠を見つけるんです、観察して。

フォアハンドの身体の開きが早ければ、逆クロスに来る可能性が高い。

ボレーの打点が前であれば、クロスに来る可能性が高い。

こういう小さいところ、を意識して見ていくことで、7:3の予測も精度を増して来る。

試合に強い人って、結局こういうところで反応力を磨いているんですよね。

これは、意識次第で誰でも出来ること、です。


お勧めの練習法

普段の練習から、予測しましょう。

7:3で待ってみて、7の側で誘っていく意識。

漠然と待たないで、自分で変化をつけていく。

練習からコレを意識するだけで、かなり試合向きな予測力が身に付いていくと思いますよ。

何も、突飛な練習メニューをする必要は無いと思います。

いつもの練習に、変化を付けていく。

それで充分でしょう。



言い方は悪いですが、真面目な人って試合でやりやすい。

山を張って来る人の方が、嫌じゃないですか?

しかもその山に根拠があれば・・・もう、試合で強いですよ。

ぜひ、意識して取り組んでみて下さい。

ピックアップ記事

  1. テニスの合宿・遠征に大活躍なのは、消臭ランドリーバッグ
  2. Zatous(ザータス)の大容量バッグインバッグは、ラケットバッグと相性ピッタリ…
  3. 男子シングルスの試合を戦い抜くなら、大量発汗にも耐えうるタオルチョイスを
  4. 大会シーズンに準備したい、サンバイザー5選
  5. 体幹の筋力アップに、意外とリーズナブルな「シットアップベンチ」を1台どうですか?…

関連記事

  1. テニス 準備

    戦術

    テニスの試合で相手にやられること、失点することは、悪いことじゃない

    試合の中で、必要以上に落ち込んでばかりの人、いませんか?失点す…

  2. テニス ダブルス

    戦術

    80点のテニスを、相手と作り上げていくのがテニスの試合

    テニスの試合は、相手ありき。これは何度も書いてきましたが、具体…

  3. テニス メンタル

    戦術

    「遠くのボールを追う気配が無い選手」に対しては、ライン際のショットは必要無い

    大会に出ていると、色々な選手がいる。よく観察してみると、アナタ…

  4. テニス 動画

    戦術

    「誰が見ても上手い」という選手ほど、本人はなかなか勝てないのがテニスというスポーツかも知れない

    少し前に、一緒にテニスをした人がいまして・・・。誰が見ても、「…

  5. テニス 雨

    戦術

    テニス試合が雨で中断したときに、再開後に備える準備4つ

    これから梅雨の時期。テニスの試合会場では、必ず雨で待機・・・と…

  6. テニス ボレー

    戦術

    ラリーの中で、ボールを凝視してはいけない

    試合の中で、私自身が意識していること。「ボールをよく見て!」…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


特集記事

  1. テニス 練習

    練習メニュー

    練習中にコート上に落ちているボールの数だけ、アナタのチームの弱さである
  2. テニス メンタル

    シングルス

    「テニスのシングルスの試合でドロップショットを活かす」打った後のポジショニング5…
  3. テニス サーブ

    サーブ

    自分のサーブの調子が悪い時に、キープに結びつける方法について
  4. テニス メンタル

    その他

    「テニスの各ショットに必要なグリップチェンジ」は、実は出来ているようで、誤魔化し…
  5. テニス 練習

    ストローク

    ラリーの中で「ストローク戦からボレー戦へ」テンポが変わるテニスに対応するには?…
PAGE TOP