サーブ

ポジションに着く前に、トスアップ練習を

サーブのトスアップの重要性。

これを感じている人は、本当に試合に真剣に出ている人でしょう。

試合でのサーブのトスアップ、これが安定しないから勝てない、負けてしまうというケースも少なく無いはず。

試合会場で、試合の現場で何か策は無いのか。

単純なことですが、私はコレを結構意識してやっています。

 

ポジションに着く前に、トスアップ練習を

 


 

1.トスアップの練習、何回でもやる

試合会場で、トスアップの練習。

これ、何回でもやりましょう。

家やスクールでやっていても、それは別会場ですし、屋内で風が無いかもしれない。

屋外なら太陽の眩しさ、半端じゃないですからね。

実際にその試合会場で、トスアップを練習する。

これは、テニス選手として絶対に必要なこと、です。

 

2.トスアップ練習用のボールを1つ、バッグの中に

しっかり入れておきましょう。

それも、試合で使う感覚に合わせる為にニューボール、を一つ入れておく。

そして、試合会場に到着したら、トスアップも練習する。

自分の試合が始まる前に、10回以上は練習しておきましょう。

その会場の風向きや太陽の位置、雰囲気を感じながら。

これをやっておくだけで、実際の試合に入った時の感覚はかなり違うはず。

大事なウォーミングアップ、ですよ。

 

3.試合が始まっても、練習は続く

試合が始まっても、練習機会はまだまだあります。

試合前のサーブ練習、必ずトスアップも練習しましょう。

この時のポイントは、実際にサーブを打つ前ではなく、合間で練習すること。

サーブのポジションに入ったら相手も構えますから、そこで何度もやり直ししているとマナー違反ですよね。

歩いている時、ふと待っている時にボールを持っていたら、トスアップ練習。

ただ上に上げる回数を増やすだけ、でも感覚は養えます。

自分がボールを持っている瞬間は、絶対に無駄にしないことが大事です。

 

4.自分のサービスゲームになったら・・・

この時も、合間を見てボールを上に上げる。

これをポイント間にも繰り返すことが大事です。

繰り返しますが、実際にサーブを打つ前にトスをやり直していると、リズムが悪くなる。

相手に気も遣いますし、グダグダになります。

サーブのポジションに入る前、にポンポンとボールを上に上げてみる。

こういう練習をさりげなく、ポイント間にやってみましょう。

きっと、トスアップの安定感は、抜群に良くなるはずですよ。

 

トスアップの練習、を試合会場でどう作るのか。

意外と、みなさん考えてないんですよね。

実際の試合のサーブの前に練習するだけ、では自分を苦しめるだけ。

もっと癖にして、普段からトスアップしてみましょうよ。

それこそ、歩きながら、誰かとしゃべりながら・・・でも良いと思います。

ピックアップ記事

  1. 試合に勝つダブルスを極めたいなら、お勧めの一冊
  2. 一人でも出来る、テニス選手に必要なトレーニングで鍛えよう!
  3. 【ご報告】YOUTUBEチャンネル、公開しました!
  4. みなさんに感謝の気持ちを込めて、新しい取り組みを始めます!
  5. テニス選手としての「肩の痛み」を改善するには、寝る時の姿勢を変えないと

関連記事

  1. テニス ストローク

    サーブ

    緊張する場面で「しっかりサーブで顔を残す」こと出来てる?

    試合の終盤、緊張した場面でこそサーブの力は試される。自分を信じ…

  2. サーブ

    試合で使える「センターへのキックサーブ」を身に付ける為の、身体の使い方について

    安定感があって攻撃的なサーブ、理想ですよね。まずイメージするの…

  3. テニス ボレー

    サーブ

    テニスにおけるサーブ&ボレーの基本は、「自分がサーブを打った方向に詰めていく」ポジショニング…

    サーブ&ボレー、の基本を見直すと、攻撃的なテニスが可能になる。…

  4. サーブ

    試合で遅いサーブ、が有効な場面とは?

    サーブで緩急を付ける。これは、実はプロでも実践していて、非常に…

  5. テニス サーブ

    サーブ

    安定したセカンドサーブを打つには、「〇〇の基本」を確認

    サーブを安定させるときに、意識したいポイントとして「振り出していく指」…

  6. テニス サーブ

    サーブ

    サーブの伸びが足りないと感じている人・・・?

    自分のサーブに伸びが無い人は、上方向へ力が伝わっていないケースが多い。…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス 戦術

    シングルス

    テニスのシングルスの試合で有効な「ドロップショットとロブボレー」の黄金の組み合わ…
  2. テニス ストローク

    シングルス

    上のレベルで結果を出すシコラーの選手は、ミスを待っているだけじゃなく「引き出して…
  3. テニス ストローク

    ストローク

    テニスの試合で「深いストロークを合わせるだけの返球」になる人は、考え方から変えま…
  4. テニス メンタル

    ストローク

    「苦手ショットに陥る人たち」を改善する為の、有効な打点と対策法
  5. 日々の雑記

    2021年の振り返りと、今年目指すモノ
PAGE TOP