テニス メンタル

テニススクール

スクールなのに自分で考えなくて良い、それが日本のテニススクール

それが、普通だと思ってしまう。

これが、一番私は危険なことだと思います。

ただ、身体を動かして汗をかければ良い、という人ならOK。

でも、試合に勝ちたいと考えているみなさんなら、考えないと。

日本のテニススクール、それは非常に怖い場所だと私は思っています。

 

スクールなのに自分で考えなくて良い、それが日本のテニススクール

 


 

1.スクールとは、学ぶ場所

わざわざ、高いお金を払って仕事の後、土日に行く訳です。

せっかくだから、実りある学びの場にしないといけない。

最初は、生徒のみなさんもすごく意欲があり、レッスンも頑張る。

でも、徐々に慣れて、ある程度上達していくと、不思議と「考えない」ことが当たり前になってしまうんです。

なぜなら、テニススクールって考えないでも済む、そういう場所ですから。

試合の現場では戦えない「温室トマト」に育てられていくだけ、になってしまうんです。

 

2.並んで球出し、ローテーションでラリー、ゲーム形式

ほとんどのテニススクールが、この流れだと思います。

その日その日、にテーマはコーチが決めてくれる。

待っていれば、ボールが出て来るし打ち合う相手がいる。

本当に何も考えなくても、90分のレッスンはあっという間に終わりますからね。

多少のアドバイス、コーチとの会話はあるでしょうが、果たして実のあるものになっているのかどうか。

それは、全てアナタ次第です。

 

3.先週のアドバイス、思い出せますか?

これを、まずはアナタ自身の問いたい。

先週もらったアドバイス、課題、テーマ、全て思い出せますか?

私でも、ちょっと考えてしまう。

だから、毎回テニスノートに記して忘れないように記録はしていますが、どうでしょう。

ほとんどの方が、思い出せないんじゃないでしょうか?

なぜなら、自分で考えていないから。

自分の意志の無いところに、アドバイスなんて無意味ですよ。

テニススクールという名がついているだけで、学校の機能なんて何もない。

それが、日本のテニススクールです。

良い悪い、の話ではなく、こういうものだ考えておくこと、が大事なんだと思います。

 

4.正解をひねり出す必要は、全くない

「考えないといけないのは分かるけど、何をどう考えたら良いのか・・・」と、悩んでいる方も多いと思います。

何も、そんなに構えなくても大丈夫。

ちょっとしたことに疑問を持ち、自分なりに工夫すること、よく周りを観察すること、から始めてみて下さい。

受け身の姿勢、を変えるのが第一。

「なぜ、この練習は必要なんだろう」

「なぜ、テニスにはセオリーがあるんだろう」

正解をひねり出さなくても、大丈夫です。

アナタ自身が考えること、を始めていけば、全ての景色は変わっていく。

それこそ、本当のテニススクール生、だと思いますよ。

 

毎日の当たり前、を疑ってみる。

そこに、アナタ自身の成長の大きなヒントがあるはずです。

当たり前のように打っているショットほど、実は変えれば強くなれる。

それだけ打つ回数が多いショット、ですからね。

自分で気付き、学ぶこと。

それが本来の学校であり、スクールの姿、ですから。

ピックアップ記事

  1. 冬のテニスのマストアイテム、手袋選びは勝利への近道
  2. YouTubeチャンネル登録200人、ありがとう御座います
  3. 真夏のテニスの試合に必要な、熱中症対策のマストアイテム5つ
  4. 雨でコートが濡れていてもテニスがしたい!方にお勧めの「ウォーターバキューマー」
  5. 高音質で防水仕様のワイヤレスイヤホンは、テニストレーニングに最適

関連記事

  1. テニス サイト

    テニススクール

    「多分こういうことだろう」を、レッスンでは捨てよう

    テニススクールでのレッスン、この発想になったら要注意です。確か…

  2. テニス 練習

    テニススクール

    テニススクールで上達が早い人は、他人のアドバイスも自分のこととして聞いている

    テニススクールで頑張っている社会人、学生の皆さん、読者の方の中でも多い…

  3. テニス ボレー

    テニススクール

    知っておいて損は無い、私が考える「良いテニススクールの選び方」について

    社会人になって、テニススクールに通ってテニスを続けている方、多いですよ…

  4. テニススクール

    動くのに必死な状況で、アドバイス頭に入る?

    誰かに指導される、テニスレッスン。テニススクールでもそうだと思…

  5. テニス 調子

    テニススクール

    「テニススクールに通いながら、試合に強くなる」為に必要な10の心得

    テニススクールで、本気でテニスを強くしたい、試合に勝ちたいと思っている…

  6. テニス ストローク

    テニススクール

    覚えることより、使えることを増やしていこう

    みなさんも練習していて、「どうも試合で使えていない」ようなこと、たくさ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス ボレー

    ボレー

    ネットプレーの連続性は、「バックボレーの後の構え直し」のスピードにかかってくる
  2. テニス 並行陣

    戦術

    試合の現場では、「頑張ったけど落としたポイント」という発想は捨てること
  3. テニス 環境

    サーブ

    ダブルスの試合で必要な、「フォーメーション用ファーストサーブ」を身につけよう
  4. テニス メンタル

    リターン

    「テニスのシングルスの試合」で有効なリターンからの攻撃パターン4つ
  5. テニス 読書

    メンタル

    自分の身の周りの整理整頓が出来ない人が、縦23.77m、横10.94mのテニスコ…
PAGE TOP