目次
テニスの上達を、真剣に考えているみなさん。
だったら、この意識をぜひ、持って欲しい。
特に試合に出て勝ちたい、と考えているなら、自分の欲求を越えていかないと。
やりたいことだけをやって満足、出来る程、私たちは万能ではありませんから。
自分の欲求を満たすのがテニス、だけだと必ず壁にぶち当たる
1.壁を越えていける人、いけない人
どうやっても、テニスを始めて1年くらいはある程度上達します。
上手く打てるようになって、サーブも入るようになる。
相手との駆け引きも少しずつ出来るようになる、ここまではほとんどの人が辿り着けるところ。
でも、問題はその先の壁を越えていけるかどうか、ですね。
試合に勝てる人は、しっかりと自分の欲求を整理して越えていける。
自分のやりたいことしか出来ない、やりたくない人は、その壁の前で10年20年、過ごすことになるんです。
2.テニスはいつでも、自分の欲求を満たしてはくれない
ここが、難しいところですね。
テニスをやっていても、欲求が満たされるとは限らない。
むしろ、苦しいことや辛いこと、上手くいかないことばかりじゃないですか。
でも、それはアナタ自身が壁を乗り越えている証拠、です。
出来ないことに挑戦し、試合で苦しむ為に練習で苦しんでいる訳ですからね。
その先、に自分の欲求を満たしてくれる何かがある。
そのことを知って頑張れている人が、壁を乗り越えて上達していくんです。
3.出来る事だけをやるのが楽しいのか、出来ることを増やすのが楽しいのか
みなさん、どっちでしょうか?
つい、私たちは前者にのみ、欲求を満たせる何かを求めてしまう。
でも、出来ることをやっているだけだと・・・楽しいけど、どこか満たされないんですよね。
そんな感じ、ないですか?
出来ることをやるより、出来ることを増やしていこうとする姿勢。
これこそ、テニスでは欠かせないんです。
でも、当然大変ですよね。
出来ないことを必死で続けるのは、根気が要りますし大変ですから。
でも、みなさんにはぜひ、挑戦し続けて欲しいと思っています。
4.テニスの成長の先に、アナタを満たしてくれるものは必ずある
これは、私が保証します。
辛く苦しいテニスを続けて、試合に出続けて頑張る。
そうすると、テニスの先にある何かでアナタの欲求は満たされるはず。
試合に勝つ、というのはその過程でしかないと私は思いますよ。
テニスを通じて、より人生を大きく生きる・・・とでも言いましょうか。
仕事やプライベートに自信が持てて、テニスで得たものを活かしていける。
テニスのそれ自体で、無理に欲求を満たそうとしても難しいでしょう。
満たされない心、こそアナタの成長の土台になっていくはず。
苦しいですけど、テニスってそういうものだと思いますよ。
テニスを続けていれば、必ず壁にぶつかります。
そういう時こそ、自分の欲求を確認してみる。
壁というのは、満たされない心、ですから。
壁が無いテニス人生なんて、本当につまらない。
越えては作り、越えては作り、を繰り返していくしかないんです。
いくつになっても上達出来る人は、無意識にこれを繰り返していることでしょう。
私も、みなさんと一緒に乗り越えていきたいと思います。
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