テニス メンタル

その他

久しぶりにテニスをすると、なぜ調子が良いのか?

目次

最近、私自身あまりテニスが出来て無くて・・・。

これはまずい、と思って2~3週間ぶりくらいにテニスをしてみると。

「え?調子良いんだけど・・・!」となるんですよ。

みなさんも、経験無いですか?

ずっと練習し続けているときよりも、久しぶりに間を空けてテニスをすると調子が良い、こと。

これって、私はしっかり科学的な要因があるんじゃないかと思うんですよね。

いや、本当スポーツって面白いです。

 

久しぶりにテニスをすると、なぜ調子が良いのか?

 


 

1.久ぶりのテニスって、どんな感じ?

みなさんは、どうでしょう?

例えば学生のみなさんだったらテスト明け、受験後、なんかそうですよね。

毎日のようにやっていたテニスを、1週間やらないだけで、かなり感覚が違うと思います。

私は、すごくワクワクする。

「久しぶりのテニスだ!」と思うと同時に、でも「どこまで落ちてるかな・・・体力も・・・」と、不安にもなる。

これが自然な気持ち、だと思うんですよね。

ワクワク感と、不安感が同じくらいの量で同居している。

こういうときって、私は「調子が良い」と感じやすいんだと思います。

 

2.不安だから、慎重になって丁寧さが出る

まぁ、性格にも寄ると思いますが・・・私は、不安なので相当丁寧に入ります。

いつもよりもテイクバックを早くして、大きく振る。

足も動かして、相手も見る。

打つボールは、ゆっくりで良い。

こうやって久々にテニスをしていると、「あれ?調子良いかも?」と思うようになってくるんですよね。

こういう感覚って、試合でも一緒です。

自分に不安があるからこそ、自分を疑って入る。

だからこそ、ちょっとしたことでミスが減って、良い感覚が戻って来る。

毎日のように練習している時とは、逆の感覚だと思います。

毎日充実した練習が出来ている、ことも、私は危険なことじゃないかなと。

そう思うには、理由があります。

 

3.調子が良い、悪い、は何と比べてる?

みなさんもテニスの調子が良い、悪いという感覚、よくあると思います。

でも、そう感じるのってなぜでしょう?

それは、「昨日の自分と比べている」からじゃないですか?

今日の調子が悪いのは、実は「昨日に比べて」という要素が大きい。

そして、毎日充実した練習が出来ているときには、その「昨日の自分」のレベルがすごく高いと思うんですよ。

特に練習の最後の方、試合形式で打っているときには、まさにピークでしょう。

それと毎回、練習が始まったすぐの自分を比べてしまう。

そりゃ、調子も悪いと感じてしまいますよね。

その後ずっと引きずってしまう・・・という悪循環、になってしまうかも知れませんね。

 



 

4.だからこそ、テニスから離れる時間は必要なんです

私はこれを、すごく感じます。

久々にテニスをやると、まず自分のテニスを客観視出来るようになる。

比べるもの、も無いですからね。

自分のテニスを、毎回リセットして考えられるし、小さいことを大事にしようと思えるようになる。

テニスを続けて練習して、徹底的に向き合うことも大事。

でもその後は、少しテニスから離れる時期も大事、でしょう。

何より、感謝の気持ちも強く持てますし、醸成される。

こういう感覚が持てるようになれば、必ずアナタ自身テニスは上達していきます。

付かず離れず、でいきましょう、テニスは。

 

心配しなくても、そう簡単に技術は衰えません。

テニスについて、しっかり日々考えている人は、コートから離れても大丈夫。

久しぶりにコートに立っても、自分を成長させていけるはずです。

社会人や主婦の方でテニスを頑張る方は、やっぱり時間も限られますしね。

「自分はテニスが久々、でも調子が良いんだ」

と思えるようになるだけで、試合も強くなれると思いませんか?

ピックアップ記事

  1. Note はじめました
  2. 高音質で防水仕様のワイヤレスイヤホンは、テニストレーニングに最適
  3. 準備しておいて絶対に損は無い、試合会場でのトイレ事情について
  4. ご質問頂いた件につきまして
  5. リアクションボールを使って、イレギュラーバウンドへの対応力を磨こう!

関連記事

  1. その他

    自分で工夫や努力が出来ないのに、「周りに助けだけを求める人」は絶対にテニスも成長出来ない

    テニスを頑張っている人は、世の中に多い。ですが、本気で自分自身…

  2. テニス 気付き

    その他

    リーダーになった時点で、止まる人と伸びる人

    学生時代に、テニス部やサークルに所属していた人。社会人になって…

  3. テニス 準備

    その他

    「一般のテニスの試合に出て恥をかかない」為に、学生の皆さんに身に付けておいて欲しいマナー5つ

    学生の皆さんは、公式の試合の回数は限られている。しかも出場人数…

  4. テニス 客観視

    その他

    「シングルス専門、ダブルス専門」を自負する人に伝えたいことがあります

    「私はダブルス専門だから、シングルスはプレーしません」という人がいます…

  5. テニス 環境

    その他

    「極端な環境に、あえて自分を縛ってみる」ことができれば、きっとアナタのテニスはまだまだ上達していく

    「今年はもっとボレーを上手くなりたかったのに・・・あまり上達しなかった…

  6. その他

    〇〇しないといけない、という考え方

    セカンドサーブは、入れないといけない。リターンはクロスに打た…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


特集記事

  1. テニス ストローク

    リターン

    ミックスダブルスで、スライスのリターンが有効なコース5つ
  2. サーブ

    サーブで身体が開かないようにするには、「上げた腕をキープする」だけで簡単に出来ま…
  3. 戦術

    試合で分からないときは、センター試験と一緒
  4. テニス メンタル

    戦術

    相手が迷っている時こそ、テンポ早く試合を進めよう
  5. サーブ

    センターへサーブを打つ、ということは・・・どういうこと?
PAGE TOP