テニス 守備

フットワーク

テニスのフットワークは、「左右よりもまず前後から」が基本です

テニスの試合、フットワークで差が出る部分。

それは間違いなく、「前後に走るとき」だと私は思います。

試合慣れしていない選手ほど、横に意識が向いてしまう。

この部分、皆さん意識出来てますか?

 

テニスのフットワークは、「左右よりもまず前後から」が基本です

 


 

1.テニスコートは、圧倒的に縦に長い!

ご存知だと思いますが、改めて。

テニスコートは縦が23.77m、横がシングルスコートなら8.23m。

つまり、圧倒的に縦方向に長い、エリアをカバーしないといけないのです。

もちろん、テニスでは「ワンバウンドまでOK」というルールがありますが・・・皆さん、このルールに甘え過ぎ。

相手の打ったボールが浅い、のに気付く。

スライス回転がかかっていることに、気付く。

これが遅いから試合で勝てないのです。

 

2.相手が打ったボール、まず「深さ」を判断しよう!

これが遅いと、打点が低くなる。

打点が低い状態は、テニスにおいて非常に危険、ミスが増えやすい状況なんです。

いつものラリー、つい横方向の判断が先、になっていませんか?

もちろん、フォアかバックかの判断の速さは大事。

でも、横の動きはある程度間に合うし、8.23mの範囲をカバー出来れば良い話。

深さの判断が遅れると・・・横に反応している間に、前に走る時間は無くなってしまう。

気が付いたらノットアップ、浅かったのか・・・みたいなフットワークでは、試合には到底勝てません。

 

斜めにダッシュ!で最短距離を駆け抜けよう

テニスに慣れていない、初心者の方は「直角」に動く傾向にあります。

これは、誰しもが通る道。

まず横に動いて、「あ、浅い・・・」と思って前に動く。

だから動いている軌跡は直角、になるんですよね。

皆さんは、斜めに最短距離を走らないといけない。

左右を見極めつつ、前に走る、後ろに走る。

特に前、ですね。

ドロップショットのような明らかに浅いボール、以外の微調整も、最短距離で打点に入れるように。

練習から意識していきましょう!

 

きっと、試合に出ている人じゃないと危機感が無い。

だって、練習で2バウンドしても平気な顔をしている人が、何で最短距離を意識出来るでしょうか・・・。

テニスって、時間の奪い合い。

悠長に追いかける時間なんて無い、とにかく斜めに最短距離を。

意識するだけで、フットワークはだいぶ見違えると思いますよ!

ピックアップ記事

  1. テニス関連の記事は note へ
  2. 真夏のテニスの試合に必要な、熱中症対策のマストアイテム5つ
  3. これからの梅雨の時期に、準備しておきたいラケバ用レインカバー
  4. 晴雨兼用のビッグパラソルは、テニス選手なら欠かせないアイテム
  5. テニスの試合で勝ちたい男子選手に、オススメのゲームウェア

関連記事

  1. テニス ストローク

    フットワーク

    遠くのボールを追う時に、小さい声を出した方が少しだけ腕は伸びる

    プロ選手の試合を観ていると、細かい息遣いも聞こえて来ますよね。…

  2. テニス サーブ

    フットワーク

    どんなに上手い選手でも、テニスは自分のポジショニングによって打てる場所は限られる

    テニスが上手い人、対戦相手って「いつもでもどこでも、好きな場所に打てる…

  3. フットワーク

    テニス選手ならしっかり身に付けたい、「スプリットステップ」の基本から応用まで厳選記事7つ

    テニスはフットワークが大事。その基本となるのは、動き出しを早く…

  4. テニス 戦術

    フットワーク

    テニスの試合で、意外と「遅いボールの返球が難しい」理由5つ

    テニスの試合で、難しいこと・・・と言えば、まずコレでしょう!練…

  5. テニス 体力

    フットワーク

    試合中に足が動かないと感じたら、「腿上げジャンプ」をして自分でエンジンをかけよう

    「試合中に足が動かない・・・」と感じると、気持ちが落ちていってしまう。…

  6. テニス 守備

    フットワーク

    テニスの試合では、シングルスでもダブルスでも、「コート全体」を守る必要はありません

    ダブルスでもシングルスでも、テニスの試合でボールが飛んで来る場所は限ら…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス メンタル

    戦術

    環境や雰囲気に、自分の感覚が流されてはいけない
  2. テニス ダブルス

    ダブルス

    ダブルスの雁行陣、意外と味方の前衛が邪魔になるケースが多い
  3. テニス ストローク

    メンタル

    「自分がやりたいプレー」より「相手が嫌がるプレー」を選択の基本線に
  4. テニス メンタル

    ストローク

    スライスストロークがいつも浅くなる人は、「ラケットを持つ腕の肘を曲げ過ぎ」な可能…
  5. ボレー

    テニスの試合の中で「身体の正面にきたボレー」をしっかり返球できるようになるコツ4…
PAGE TOP