目次
テニス選手として、最高に嬉しいこと。
それはやっぱり、試合に勝つことですよね。
長い間勝てなかった相手に勝てたりすると、つい舞い上がってしまう。
もちろん、それ自体は悪いことでは無いのですが・・・試合は続いていく、果てしなく。
次の切り替えが出来るかどうか、はテニス選手にとって大事な部分です。
「満足する日」があっても良いけど、翌日まで引きずってはダメ
■トーナメント大会で多い、壁を突破した人から負けていくという事実
テニスの大会を、客観的に運営しているとよく分かる。
テニス選手として「壁」となる試合を超えた次の試合、こそ負けやすい。
当然、勝ちたいと目標にしていた選手に勝った訳ですから、満足してしまうのは当たり前。
でも、そこで終わり・・・で本当に良いんですか?
せっかくなら、勝った勢いで次、次、とステップしていきたい。
こんなチャンスはめったに無い訳ですから。
■満足してしまうと、テニス選手としての角が取れる
普段の部活でも、「満足した人」がいるとまずい。
「先週の大会でベスト8、入ったんだよねー」と言っている人がいたら、その人はもう練習に参加しなくて良いと思う。
飢えている人、何かを求めている人じゃないとテニスのような厳しいスポーツ、一緒に練習出来ない。
満足癖がある人は、試合で上に上にいくことは難しい。
部活でもサークルでも、そんな人いませんか?
■「目標とする選手に勝つこと」も想定内で準備しよう
試合に勝つために準備をする、ということは、勝った後のことも考えておくということ。
意外と、ここが準備できていない選手が多い。
勝つ為に準備しても、勝った後に全てが終わったような感じになってしまう。
それって、ある意味勝った意味が無くなってしまう。
目標とする試合に勝って、さらに次も勝つ、くらいで初めて目標を達成出来たと言える。
それくらい、自分の中で厳しく準備して大会に備えてみて下さい。
目標を達成する準備、出来ていますか?
一瞬満足して、すぐに切り替える。
そういう癖が付けば、試合に勝ち上がっていく中でも自分をコントロール出来る。
強いテニス選手、の思考にちょっとずつ近付けていきましょう。