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普段のテニスの練習、アナタはどんなことを意識していますか?
大きなテーマや課題、チームとしての目標、色々あると思います。
テニススクールのような場所であればコーチがいて、今日のテーマがあって練習が進んでいきますが、部活やサークルはそうもいかない。
ましてや高校生、大学生くらいになれば自分の練習に必要なものは、自分で考えるのがテニスの基本。
ですがもっとその大前提として、意識して欲しいことがあります。
それは、普段の練習中の「癖(くせ)」です。
テニスが上手くなりたいなら、練習から全ての癖を変えることが大事です
■人の行動の9割が癖、であるという事実
毎日、違うような生活を送っていても、実は細かい動作はそうじゃない。
人の行動の9割は癖、同じ反復動作の繰り返しだと言われます。
スポーツにおいても、それは同様。
普段の癖通り、練習でやっているようなことが出来る・・・と考えがちですが、実際の試合ではテニスのプレーにおいては、「いつも通り」が難しい。
ですがプレー以外の部分、ポイント間等の動作はしっかり、普段の練習から癖付けておくことが大事です。
■ボールケアの仕方、相手の観察の頻度、全ては癖である
試合をしていて、ボールをしっかりケア出来ているかどうか。
相手コート、自分のコートの足元にボールが無いかどうか、あれば指摘してあげるし、レットもコール出来る。
またしっかり相手のテニスを観察して、「癖」を見抜く、というのもアナタの「癖」になっていますか?
試合でいきなり、こういったことをやろうと思っても無理でしょう。
普段の練習から意識して、自分で主体的に実践していかないといけません。
仲間を観察する、ボールをしっかり避けてプレーする、といった習慣は、癖となってアナタの実力となります。
■「癖」のレベルを上げれば、テニスは確実に強くなる
準備の癖、ポイント間に精神を落ち着けるような癖は、身に付ければ絶対に強くなります。
ラグビーでブームになったルーティンも、一つの無理やり作った癖、ですよね。
人は同じ動作を繰り返していれば、精神的にも落ち着く。
靴ひもを結び直したり、ガットを触って直したり、コートの端で時間を使ったり、色々出来るはずです。
小さな癖から、ぜひ練習でも実践して自分の癖にしていってみて下さい。
この逆、当然悪い癖も習慣によって身に付く。
悪い癖ばかりを持っている人は、それが9割になる訳ですから当然、勝つのは厳しくなる。
アナタ自身、ぜひ試合の動画を撮ってみて自分のテニスの試合における「癖」を見直してみませんか?
思わぬ発見、そこにあるかも知れませんよ。