メンタル

何が好きなのか?より、何をしてきたのか?

毎日、家で過ごす…。

恐らく、読者のみなさんはこれが難しいと感じている方が多いはずです。

何せ、時間を作ってはテニスコートへ行かれる方がほとんどでしょうから。

私自身も、そうでした。

家で何かやるぞ!動画編集頑張るぞ…!と思っても、なかなか上手くいかない。

そういうときこそ、みなさんと一緒に考えていきたいのが今回のテーマです。

「自分は何がやりたいのか?」と、自問自答して苦しむ前に。

みなさんの過去にこそ、そのヒントがあるはずです。

 


 

悩んで自分を苦しめる前に

やりたいこと、急には生まれない

今、もし自分を責めている方がいたら…。

「せっかく時間があるのに、何もやる気が起きない…ダメだ…」と思ってモヤモヤしている方も、多いと思います。

私自身も、先月の初めくらいまではそうでした。

「時間があったら勉強しよう!」といつも考えていたのに、時間が出来てもやる気が起きない。

そんな自分が嫌で、許せなくて、自暴自棄になる。

そこで気付いたのは、急にやりたいことを新しく作るなんて、まぁ無理なのかなと。

やりたいことではなく、「やってきたこと」に目を向ける。

それが、実は「やりたいこと」を探す起源になるんです。

やってきたことは、継続出来る

みなさん自身、きっと何かあるはずです。

何となく自分が好きで、やってきたこと。

実はそこにこそ、自分の中で活動の幅を拡げるチャンスがある。

テニス以外でも良いと思います、昔に隙だった科目、教科、にもヒントがあるでしょう。

計算が好き、何かをまとめるのが好き、綺麗なノートを作るのが好き、何でも良い。

自分の過去を思い出してみると、面白いですよ。

勉強って、そこから拡がっていくものしか続かないんです。

例えば、T-PRESSなら

私の場合、何だろうと。

この時間がある時期に、ずっと考えてました。

そこで思い出したのが、私の場合は「企画の主催」だったんですよね。

小さいころから、色々な会を自分で企画して、周りの人が楽しんでもらうことが好きだった。

だからこそ、T-PRESSに集まってくれた人にも楽しんで欲しい、それが自分が一番楽しいことに繋がる。

それに今一度気付いてからは、やるべきことも明確になりました。

自分がもっと勉強して、精度の高いコンテンツを創り企画を用意すれば、もっと喜んでもらえる場を提供出来る。

自分が昔からやってきたことだから、続けるのは自然だし他人にも負けたくない。

そう考えてみれば、やることはいっぱいありますからね。

それでも、「何も思い当たらない」方は

自分を記録していきましょう

何でも良いと思います。

ノートでも良いしブログでも良い、ただしSNSは向かないです。

他人からどう見られるのか、を気にしていては自分の声が出て来ない。

率直な自分を記録する術を持ち、良い機会ですので自分の考えや生活を、記録してみて下さい。

T-PRESSも、実はこの意味合いが強いんです。

私自身が自分で、何を考えて過ごしてきたのかを、しっかりと記録する。

そうすれば、迷いがある時に立ち止まって戻れる。

何を始めるにも、今日という日が一番若い。

自分を知る旅、これを楽しんでいる人こそ、色々と成長出来るはず。

チャンスは必ず足下に

みなさんの周りを、冷静に見てみて下さい。

きっと、宝の山だと思いますよ。

買って読んでいない本、興味があるけど始めていないこと、そして、新しいテニス。

テニスについて、もっと自分本位で考えてみて良いと思います。

やりたいテニスが無い、と悩んでいる方も、同じです。

自分自身が続けていること、癖や好きだと思う生活のスタイル。

そこに、私はまだまだみなさんが大きく変われるチャンスはあるでしょう。

この機会に変われなければ、人は変われない

少し厳しいようですが、今回のコロナの件はある意味チャンス。

自分を見つめ直し、何かを変えていけるチャンス。

変わる、ということは私から言わせれば「本来の自分に戻る」ということ。

取り繕ったような自分ではなく、自分が本当にやり続けてきたことに、強みを見出す。

人としての成長、自分のテニスの成長。

きっとみなさんがきっかけを掴んだとき、気付くはずです。

「なんだ、難しいことじゃなくて自分がずっとやってきたことじゃないか」と。

何だか、取り留めのない文章になってしまいましたが…。

お伝えしたかったのは、「焦らないで、自分を見つめることの大切さ」です。

こういう時期だからこそ、ゆっくり時間をかけて。

周りの人と、会えないから辛い、寂しい?

それは、良いことだと考えましょう。

自分という人間と、最高に向き合う時間が出来ている、使える。

テニスが解禁になったら、そうもいかないですからね。

ピックアップ記事

  1. 「最近使い始めた、ホワイトボードみたいなのって何ですか?」のご質問
  2. テニスの試合に勝てるようになる為に、読むべき名著10選
  3. 会社にも持っていける、社会人にオススメのラケットバッグ
  4. ストローク練習機「ピコチーノ」は、素振りの質を高めてくれるはず
  5. ヨネックスの新作ラケット、Vコアのハイスピンテクノロジーによる超高弾道は本物だっ…

関連記事

  1. テニス メンタル

    メンタル

    闘志を見せない相手には、必ず奥底に隠している強さがある

    皆さんは、試合で戦い辛い相手って、いますか?私はこんな選手。…

  2. テニス メンタル

    メンタル

    テニスの大会は、「個人戦こそ、団体戦である」と心得よう

    今年も始まりました、全豪オープン!遠くオーストラリアの地から、…

  3. テニス メンタル

    メンタル

    何故テニス選手は試合の中で、「いつも通りにやろう…」と考えると、より緊張してしまうのか?

    「いつも通りにやれば、大丈夫!」と、言われれば言われるほど、緊…

  4. メンタル

    「テニスの試合が怖い、やりたくない・・・」症候群に陥ってしまった方へ送るメッセージ

    私も過去に、2回経験しました。サーブを打つのも手が震える、そし…

  5. テニス ボレー

    メンタル

    ジャッジが汚い人は、そもそも余裕が無い

    ジャッジが汚い、そんな相手と試合で対戦するとき。こっちのメンタ…

  6. テニス ストローク

    メンタル

    テニスにおいて「戦略的なディフェンス」に調子の波は無い、だから粘り強い選手は負けない

    「あの選手、本当にしこいなぁ・・・」と、感じる対戦相手、アナタはどれだ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス メンタル

    ダブルス

    ダブルスの試合を、「人が多いと考えるのか?少ないと考えるのか?」
  2. テニス ストローク

    戦術

    ドロップショット多用で泥試合、に持ち込んだペール選手に学ぶもの
  3. テニス ボレー

    メンタル

    テニスでチャンスを活かせる人は、日頃から準備が出来ている
  4. テニス 並行陣

    ダブルス

    チェンジプレーで前衛に求められるのは、クロスコートを担当する勇気
  5. テニス メンタル

    その他

    テニスの試合は、皆さんも経験してきた「定期テスト」に似てると思う
PAGE TOP