その他

試合こそが、仲間を創る

目次

私が、そしてT-PRESSがなぜそこまで「試合」にこだわるのか。

それについて、今回は書いてみたいと思います。

試合が嫌い、苦手、なんでそんなに熱くなるのか…という方も、テニス界にはたくさんいます。

そういうみなさんを、否定するつもりは毛頭ありません。

ただ、私が改めて今だからこそ感じていること。

それは、やっぱりテニスは試合が面白いし、必要なんだということ、ですね。

大変な時代になってきた

まだまだ、変化は問われていく

まさに今日、緊急事態宣言が延長されました。

最初にコロナウィルスの件がニュースになってから、誰がここまでの事態を予測出来ていたでしょうか?

もはや、この時代の流れはそう簡単いは止まらない。

元の生活に戻れるかどうかも分からないですし、5年10年かかるかも知れない。

きっと、読者のみなさんもテニスが出来ないストレスや、それこそ生活自体への不安も大きいと思います。

まだまだ、私たちは長期戦の中で変化を問われていく。

そんな時代を生き抜いていくのに、必要なモノって何なんでしょうか?

友達ではなく、仲間

幸いに私には、「テニスの試合でつながった仲間」がいます。

友達?と言われると、ちょっとニュアンスが違うんですよね。

試合というものに挑んで、切磋琢磨して来た仲間。

そして、佐藤プロや土居コーチのように「テニスの試合」をテーマに、新しい価値を生み出す仲間。

T-PRESSのイベントや大会に参加頂いたみなさん、学生さん、プロやコーチのみなさん。

私は、みんな最高の仲間だと思っています。

仲が良いので友達と一緒?そうでもないですよ。

テニスの試合について真剣だから、真摯な姿勢を持っているからこそ、たくさんの議論もしてきました。

これが今の生活の中で、私自身の本当の支えになっています。

なぜなら、何事を興すにも仲間は絶対に必要だからです。

テニスの試合に出て、仲間は創られる

不思議ですよね。

でも、きっと読者のみなさんはピンと来るはず。

楽しくテニスを練習しているだけの関係って、友達の域を出ない。

試合に出てこそ、仲間になるんです。

それは、なぜだと思いますか?

私は、そこに人間臭い「感情」が生まれるからだと思っています。

そう、大の大人がテニスの試合に勝った負けた、嬉しい悔しいで泣いたり笑ったりする。

そこに共感することもあれば、反感を覚えることもある。

必死に黄色いボールを追っているからこそ、想いが生まれる。

私は、この土壌こそが「仲間」を創る起源だと思っています。

つまりは、それがテニスの試合に出る、挑戦するということなんです。

これからの時代に、テニスに求められるもの

時代は、テニスを求めている

私は、最近本当にこう考えています。

今回のコロナウィルスの件で、変化が求められている私たちの生活、そして今までの価値観。

テニスでどんな解決が、提案出来るだろう、と。

テニス?

ボールを打っても銭にもならなければ空腹が満たされる訳でもない、ましてや、人の命が救える訳でもない。

なんでこの大変な時期に、テニスなんだ?と思うでしょう。

でも、スポーツは、特にテニスは解決出来るはず。

今回のコロナウィルスの件で浮き彫りになった、日本全体の社会問題を。

「仲間」と「健康」、この2つが必要

これからの時代、私はこの2つが必要だと思っています。

仕事はもはやテレワークで事足りる。

そこに人間関係の拠り所を求めていた人は、今喪失感も大きいでしょう。

仕事、そして家族以外で頼れる人を持つ、相談出来る人がいる、ことの大切さを感じている方も多いはず。

また、これだけ医療崩壊が叫ばれてますが、元々少子高齢化社会の中で「いかに病院にお世話にならないで、死ぬ直前まで元気で過ごすか?」は、元々大きなテーマでした。

ゆくゆくは、こういう問題は表面化していたはず、それが早まっただけ。

そう考えると、私はテニスが必要だと思うんです。

それも、「テニスの試合に挑戦していく」という生活様式です。

そこで得た仲間と、人生を歩んでいく、死ぬ間際まで成長出来る自分でいる、変化出来る自分であり続ける。

大袈裟な話になりましたが、私は本気でその使命感に燃えてます。

コロナ後、テニス界に求められるモノ

まずは、大きく環境が変わります。

海外遠征は難しくなり、ツアー形式も変わる、観戦様式も変わるでしょう。

「うわ…大変だ…どうしよう」と思っているプロ選手、コーチ、関係者の方も多いはず。

でも、私から言わせれば「ここで変わらなければ、もう終わり」だと思っています。

もし自粛が解け始めて、活動出来るようになった時に、何が出来るのか。

他のスポーツ、競技団体は、今着々と計画していることでしょう。

インパクトのある企画、リリースを使ってファンを取り込もうと必死でしょう。

じゃあテニス界は?

私は、ここで何も出来ないと本当に見切りを付けられるような気がしています。

まぁ、考えてみれば失うモノなんて無いんですよ。

国内最大の日本人選手の大会である全日本選手権だって、タダ券配ったってお客さんは入らない訳ですから。

もう、本当に0からスタートで良いんじゃないかと。

それくらの覚悟で、私は今力を溜めてます。

まだ言えないんですが…色々と今、T-PRESSでは具体的な準備を進めています。

新しいオンラインコンテンツ、そしてプロ選手とジュニア選手のイベント。

今、間違いなく社会は変わりつつあり、実際に変わってきています。

オンラインでの企画も「やれば良い」から、質を求められている。

ここからが、本当の試合。

そう、私自身も1人のテニス人として負けたくないんですよ。

ライバルは、他の競技や娯楽、人が時間を使う全てのサービス。

テニスが大したことない、と思われているのは、やっぱり嫌ですからね。

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