テニス チャンス

戦術

4ゲーム1セット、3セットマッチをやってみよう

どうも試合に慣れない、練習はマンネリ化している。

こういうみなさんに、オススメの練習試合形式があります。

みなさんも、いずれは3セットマッチ、を戦っていくことになるはず。

そのために、必要な準備は今のうちから進めておきましょう。

それに、1セットマッチに向けても良いトレーニングになるはずですよ。

 

4ゲームマッチ、3セットマッチをやってみよう

 


 

1.やり方は簡単!

いつもの1セットマッチを、3セットマッチにします。

ただし、4ゲームマッチ(3-3タイブレーク)で行う。

これの目的は、まずセットを取る、という意識を簡単に高めることが出来る点。

セットポイント=マッチポイント、のような試合がほとんどじゃないですか、実際の試合では。

でも、この形式なら違う。

緊張感のあるポイントを、最低2回は経験出来ます。

ファイナルセットに入れば、3回経験出来る。

試合慣れしている人って、マッチポイントやセットポイントに慣れている。

だから、この3セット形式でトレーニングを積むこと、が大事なんです。

 

2.タイブレークにも、慣れることが出来る

もう一つ、試合に強い人はタイブレークに強い。

でも、なかなか練習試合で6-6でタイブレークに入るってこと、無いと思いませんか?

でもこの4ゲームマッチ形式なら、3-3でタイブレ―クに突入します。

つまり、経験出来る回数がグッと増える。

ただタイブレークをやるだけでは、流れの中からの練習にならない。

3-3からタイブレークに入るのって、本当に良い練習になりますよ。

普段の練習試合から、タイブレークを多く経験することで、戦い方も身に付いてくるんです。

 

3.近い将来、に備えよう

みなさんが試合に勝ち続ければ、3セットマッチが待っています。

これを、しっかり受け入れて準備すること。

「まだまだ自分には先の話」と思っている人に、その未来はやって来ません。

小さいこと、そして4ゲームマッチですが「自分は準備して来たんだ」と思えれば、それは強さに変わる。

他の人と差を付けている、と自信を持って良い。

近い将来に備えて、今から準備しておいて損はありません。

それに、繰り返しますがこれは1セットマッチへの準備でもあるんです。

 

4.「先行癖」を身に付ければ、勝てる

4ゲームマッチですから、先行しないと辛い。

すぐに負け、セットを落とすことになります。

ですから、この形式で試合を続けていると「先行する癖」が身に付くんです。

最初のサービスゲーム、は絶対に落とせない。

出来れば、最初のリターンゲームでブレイクしたい。

そういう考えが自然に養われますし、1セットマッチでもこれは重要なこと。

スロースターターは、危険なんだと理解出来るはず。

結局テニスは、こういうところに気付いた人が強い、試合に勝っているだけなんです。

 

試合運び、ゲームメイクが上手くなる。

ためには大胆に試合形式を変えてみるのも有り、です。

少し試合時間は長くなりますが、マンネリ化しているメンバーでは良い刺激になりますよ。

ファイナルセットを戦う、という雰囲気もまた違いますしね。

人数が少ない時には、ぜひ練習試合で試してみて下さい!

ピックアップ記事

  1. 読者ミーティング用にプロジェクターを買ったら、コスパ最高だった
  2. ヨネックスの新作ラケット、Vコアのハイスピンテクノロジーによる超高弾道は本物だっ…
  3. 晴雨兼用のビッグパラソルは、テニス選手なら欠かせないアイテム
  4. 急激に乾燥する季節に、喉とオーラルケアは欠かせない
  5. バランスクッションを使って、テニス選手に必要なバランス感覚を養おう

関連記事

  1. テニス メンタル

    戦術

    消耗した状態で実践出来る技術こそ、アナタの技術そのもの

    テニスの試合、勝ち進んでいけば消耗との戦い。草トーの試合でも、…

  2. テニス 並行陣

    戦術

    試合後半で相手が攻め急いでるときは、体力切れを起こしている可能性大

    試合の後半、疲れてきても・・・・ぜひ、冷静に相手を見て欲しい。…

  3. テニス トレーニング

    戦術

    テニスで狙いを絞って、チーム内で1番になろう

    上手くなりたいのに、具体的に目標が見えて来ない方に。どんなチー…

  4. テニス 部活

    戦術

    真面目に正攻法、なテニスでは勝てる相手が限られてくるのは当たり前

    テニスの試合に勝つ。この目指すことに向けて、アナタ自身どうやっ…

  5. 戦術

    本当に強い人との試合で、気付くこと

    最近、ご縁があって私自身もテニスの輪が広がっています。その中…

  6. テニス メンタル

    戦術

    試合中盤までに「相手の一番良い球」を、必死で攻略しよう

    テニスの試合、強い相手をなぜ強いと感じるのか。それって、「これ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス 雑誌

    その他

    テニスノートで成果が出る人は、「何でもすぐに、具体的に」書くことが実践出来ている…
  2. ストローク

    低く浅い球をスピンで持ち上げるより、そのままスライスで前へ押し出そう
  3. ダブルス

    どちらかが一方的に指示を出しているペアは、脆いダブルスペア
  4. テニス ストローク

    戦術

    「なんでこんなコースまで練習?」の答えとは?
  5. テニス ポジショニング

    日々の雑記

    久々に試合に出ると感じてしまう、「配球で何とかする」が通じるレベルは限られる
PAGE TOP