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もし、アナタが大事な試合で勝ち進んだとしましょう。
まさに、上位シード選手を追い詰めて、今勝とうとしている。
でも・・・もしその試合がまだ「競った状態」なら、油断は出来ない。
油断は出来ないどころか、自分は「危ない状況にいる」くらいの気持ちが大事なんです。
格上相手に勝ち切るメンタルの極意、とは?
1.競ることは大事、だけど競り続けては危険
強豪相手の試合、競るだけでもかなり厳しい。
色々な作戦や準備、がはまってリードをして、5-4で最後、キープすれば勝ち・・・みたいな試合、一見あと少しのように見える。
でも、そこからの道は、果てしなく険しい。
なぜなら、戦うべき敵はアナタにとって対戦相手だけではないから。
周りの観客、雰囲気含めて、「何かを求める声」に打ち勝たないといけないのです。
2.「シード選手が負けて欲しくない」という、周りからの圧力
これを感じたことは、きっと皆さんもあるはずです。
強い選手には、勝ち残って欲しい。
もっと先で、もっと良い試合をして欲しい、無名の選手やペアが勝っても面白くない・・・と、周りの見ているひとが感じている。
そう感じていることを、選手自身も意識していく。
この圧力、アナタが思っている以上に強い、ですよ。
アナタ自身に何も罪はなくても、周りの観客、大きな大会であれば主催者も、シード選手が負けることなんて望んではいない。
3.競る前に、周囲を黙らせて試合を終わらせる覚悟を持とう
「それが出来れば、苦労しないよ!」と思うでしょう。
でも・・・本当に試合に勝ちたい、トーナメントを勝ち抜きたい選手なら、相手と周囲を諦めさせる。
「あ、この試合はもう番狂わせだな」と、決めつけるくらいまで、スコアを離していかないといけない。
1セットマッチ、5-4で勝っているなんて、勝っているうちに入らない。
これくらの強い意志が、格上相手の試合では特に大事。
周りの期待、全てを敵に回しても自分は勝つんだと、心に決めてプレーしていましょう!
一度経験すると、癖になりますよ。
周りの期待を、そしてシード選手のプライドを打ち砕くような勝利。
テニスの試合って、実力差以上にこういう「雰囲気に負けてしまう」試合が多い。
テニスで這い上がっていくなら、番狂わせを興せるように。
そんな選手を、このT-PRESSを通じてどんどん送り出していきたいと思っています!
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