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最近、後輩と話していて違和感があるのが、コレ。
試合に負けたのに、やたらとその試合について周りに話したがる。
本当に悔しければ、私なんかはあまり負けた試合については話したりしたくない・・・と思うんですが。
皆さんは、どうですか・・・?
「テニスでやたらと自分の負け試合を美談にする人」は、そのまま生涯3回戦止まりで終わる
1.「○○さんと試合した」ということをアピールする虚しさ
まぁ、結局ここで満足してるんですよね。
○○さんと試合をした、そこまで自分が勝ち上がっていけた、シードと対戦出来た、だけで満足。
満足しているから、周りに話すし、自分も自然と笑顔になる。
悪いとは言いませんが、それが何回も続くようだと・・・次へのステップが無くなってしまう。
それがテニス、というスポーツです。
2.周囲に話す言葉で、アナタというテニス選手が形成されていく
周りの人はそれを聞いて、何を感じるのか。
「あ、この人はもう目標を達成しているんだな・・・」と、感じる。
だからこそ、そんな人とは練習したいとは思わない、まともな人だとよりそう感じるでしょう。
練習したいと思う人は、何かに飢えている人。
勝利に飢えている人ほど、同じような人と一緒にいたい、練習したいと考えるようになる。
必然的に、負け試合を笑顔で美談にしている人は、周りに強さを求める人がいなくなってしまうのです。
3.「過去を美談にしない」と考えると、人間的に一皮むける
私も、日々反省しています。
過去の試合を思い出しては、「あの頃は良かった、強かった」とか考えたり。
何も未来に生産性が無いこと、を止めていけば自分にもっと厳しくなれるし、今の自分をプッシュ出来る。
過去を美化することは、何も意識しないと人間ってやってしまうんですよ。
テニス選手として一皮むけたいなら、勝った試合も負けた試合も美談にしないこと、を強く肝に銘じることが一番です。
自分の試合について、周りの人に話すことは大事。
話すことで新しい発見も多いし、自分のテニスの糧になっていくのは間違いありません。
でも、いつもふと立ち止まって考えてみて下さい。
「客観的に観て、今話している自分はどうなんだろう?」ということを。
「今のはちょっと、自分恥ずかしかったな」と、思えたら大丈夫。
まだまだ、アナタは成長の余地があるということです。