テニス サーブ

サーブ

「セカンドサーブが入らない、ダブルフォルトするの」はメンタルが弱いのではなく、技術が無いからです

「みんなこう言ってるけど、実際どうなんだろう?」

こんな疑問、皆さんはテニスの中で持つことはありますか?

無い・・・方は、まずい。

めちゃくちゃセンスがあって何でも出来るか、鈍感な方か・・・のどちらかでしょう。

敏感になって考えれば、きっと人が言っていることも「本当にそうか?」と思うこと、たくさん出てくるはず。

私が一番感じるのは、この問題です。

 

「セカンドサーブが入らない、ダブルフォルトするの」はメンタルが弱いのではなく、技術が無いからです

 


 

1.セカンドサーブを入れるのに、必要なのはメンタル?

よく私も先輩やコーチから言われました。

「セカンドサーブは気持ちで振り切れ!」と。

その気持ちが折れそうになっているから、セカンドサーブは入らないのに・・・やっぱりメンタルを鍛えないとダメだなと思って試行錯誤。

でも、メンタルの強さなんて数字に出来ないし、成長出来ているのかどうかも怪しい。

結局セカンドサーブの苦手意識は最後まで消えず、試合で崩れていく毎日・・・本当にしんどかったです。

ですが、高校3年生のときに、「メンタルじゃない、メンタルに左右されない技術だ!」と考えて一念発起。

気持ちが折れそうなとき、でも確実にラケット操作出来るサーブに変えて、セカンドサーブは大きく改善されました。

 

2.セカンドサーブに必要な技術は、シンプルさと振り終わるポイント

まず、冷静に考えてみましょう。

なぜ、セカンドサーブが難しのか・・・を。

それは、「失敗したら即失点」につながるので、自分自身で打ち方が不安になってギクシャクしてしまうから。

つまり、なるべく単純な動作にして、「ここで、こういう形で打ち終わるんだ!」というポイントを作っておけば大丈夫。

私なら、右上に45度の確度、にラケットを大きく投げるようにして肘を伸ばす、まで意識するようにしています。

言葉で書くと難しいですが、要は迷いを無くすことが一番。

動作もシンプルなので、あとは実行するだけ、という状態にしておけばきっとアナタでも大丈夫なはずです!

 

3.テニス界の風潮は、ずっとおかしな方向を向いている

メンタルの弱さ、に全てを押し付けているような風潮、何も進歩しません。

特にセカンドサーブなんて、工夫出来ることだらけ。

みんな、考えることから逃げてきた結果が、セカンドサーブのメンタル頼み、になっているのです。

さぁ、技術を具体的に変えていきましょう。

そこからアナタの勝利への道、が拡がっていくはずです。

 

まず、具体的に何を変えるのか・・・を考えるときに、出来るだけ「シンプル」にすること。

自分で難しくしてしまっている部分は無いか、一度動画で自分のセカンドサーブを観てみましょう。

プロ選手のサーブには、実はシンプルさが詰まっている。

何が違うのか、何を変えていけばプレッシャーがかかる場面でも安定した動作が出来るのか。

面と向かって、自分のセカンドサーブと向き合ってみましょう!

ピックアップ記事

  1. テニスのコーチ、指導者の方にオススメしたい、「ボトムアップ理論」の名著
  2. テニスの壁打ちをする場所が無い・・・人は、「リバウンドネット」を設置してみない?…
  3. リアクションボールを使って、イレギュラーバウンドへの対応力を磨こう!
  4. テニスの試合に強くなりたい人が読んで欲しい漫画、「アルキメデスの大戦」
  5. HEADラケットのスタンダードモデルを使い続けて、気付いたことまとめ

関連記事

  1. テニス サーブ

    サーブ

    ファーストサーブのトスは前、じゃあセカンドは…?

    ファーストサーブを打って、フォルト。じゃあセカンドを…という時…

  2. テニス サーブ

    サーブ

    ワイドのコースへの有効なサーブを考えるときに、「あえて浅い」という要素は欠かせない

    サーブは深いのが大前提。深さがあるから相手も踏み込めないし、リ…

  3. テニス メンタル

    サーブ

    テニスの試合で「スピンスライスサーブ」を使えると、相手のタイミングをずらせて効果的!

    サーブの種類は色々ありますが、組み合わせることも出来ることはあまり知ら…

  4. テニス ラケット

    サーブ

    サーブ前にラケットでボールを打つ、ことがなぜ必要なのか?

    サーブを打つ前の動作、意外とみなさん、コレやっていない気がしませんか?…

  5. サーブ

    苦労してキープしている方が、意外と勝っちゃうのが試合

    これもまた、一つのテニスの試合の中でのあるある、でしょう。サー…

  6. テニス サーブ

    サーブ

    サーブのトスアップの基本、「肘は伸ばして肩支点」を再チェックして安定させよう!

    サーブのトスアップを安定させると、気持ち的にもすごく楽。何度も…

特集記事

  1. テニス メンタル

    ダブルス

    「ミスしないで・・・」とアドバイスした時点で、ミスへの序章が始まる
  2. テニス 指導

    メンタル

    絶対に勝たないといけない試合、がアナタを強く育てていく
  3. テニス サーブ

    シングルス

    「シングルスでのサーブ&ボレー」は、戦略的に使えば試合を優位に進められる…
  4. テニス 走力

    戦術

    ミスのレベルを上げていく、ことこそテニス選手としての成長
  5. 戦術

    上手い下手、強い弱いなんて簡単には分からない
PAGE TOP