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硬式テニスって、なかなか中学の部活としては少ない。
増やしていこうという流れはありますが、まだまだソフトテニスが実際は主流となっているのが現状です。
「硬式テニス、やっぱり早く始めた方が良いのかな・・・」と思っている方、必ずしもそうとは言えない。
私の個人的な主観ですが、高校から始めても十分に追い付く、追い抜ける可能性があるのがテニスの面白いところです。
「中学の頃から硬式経験者=強い」とは限らないのが、テニスです
■なまじ経験があるゆえに、成長しない人が多い
「中学から硬式テニス経験者」っていう肩書き、結構大事にしている人が多い。
言い方に語弊があるかも知れませんが、ソフトテニスから移行して来た人を見下しているような雰囲気、ありませんか?
学生の皆さんだけじゃない。
私たち大人だって、経験者が初心者、初中級者を見下す傾向が非常に強い。
私はテニス界にいて、つくづく感じますし、自分自身も気を付けるようにしているつもりです。
「自分は経験者、周りより優れている」と思った瞬間に、成長はハッキリと止まるのです。
■競争相手が少なかったのに、結果が出なかったのには理由がある
そもそも、中学から経験していることをアピールする人、どんな人が多いですか?
本当にテニスが上手い、結果を出している人ですか?
客観的に考えても、競争相手の少なかった中学時代に結果を出せなかった人が、高校になってから急激に伸びていくことは考え辛い。
その人自身、まだ中学時代の部活を後悔している、からこそ強がっているのかも知れない。
ふと引いて客観的に観てみると、色々なことが観えてくるはずです。
■今コートの上で、どんなテニスが出来るのかが大事
色々書いてきましたが、一番大事なのは今、コートの上で自分がどんなテニスが出来るのか。
過去も未来も、関係ありません。
今自分が出来るテニスこそ、自分自身のテニス。
テニスにおいて過去の栄光や実績、私は一切興味がありません。
皆さんの未来、ただそれだけを見据えて、イメージしながら記事を更新しているつもりです。
テニスの成長曲線は、一定では無い。
急激に伸びる人もいれば、停滞する人もいる。
停滞している、スランプに感じている人は、どこかで「過去」にこだわっていないか再確認してみましょう。
変なプライドは無いか、周りの目ばかり気にしていないか・・・など。
それを乗り越えたときに、またきっと、急激な成長曲線を描いていけるはずです。
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