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「今日も練習、みんなで頑張ったな・・・」と思える毎日、理想ですよね。
本当に良い練習だったかどうか、は皆さん真剣に考えたことはありますか?
実際に練習直後に考えても、実はその「成果」は見え辛かったりする。
ではいつ、考えれば良いか・・・といえば、それは試合の直後。
試合でどういう成果が出たのか、練習の影響はどれくらいあったのか、を検証することは大事です。
「試合に勝つ為のテニスの練習」では、徹底的に効果を求めるチーム全体の姿勢が大切
■「練習で頑張ってる感」は、必要ない
厳しいようですが、ただ体力を消耗して練習するだけ、のようなチームは試合で勝てない。
一生懸命走っているし、練習も考えてやっている、それでも結果が出ないときには仕組みを見直す必要があります。
練習の成果が、試合で反映されているのかどうか。
しっかり検証して内容を変えていかないと、同じことの繰り返しでまた結果は同じになってしまいます。
■検証するには数字が必要
検証するには、全てを数値化する必要があります。
以前記事で書いた、67%の確率でファーストサーブを入れる、というのが実践出来たかどうか。
ダウンザラインから展開する練習をしていたのなら、それを実際に何度チャレンジして、何ポイント獲得出来たのか。
こういった、練習でやっている内容を、「試合で実践できたのか、その結果はどうだったのか?」をしっかり記すようにしましょう。
もし仲間がいれば、試合の観戦ポイントを伝えておいて記録してもらう。
自分一人であれば、覚えている範囲で試合の直後にメモを取る、動画を見返す、といったことが必要です。
■練習でトライしていること、試合でトライ出来ている?
意外と、練習と試合で全く違うテニスになる人、多いです。
「やって出来ない、ポイントを相手に獲られる」というのは、仕方が無い。
ですが、「やらなかった」というのは、アナタの責任であり進歩が無い過失。
こういったことも、数値化して可視化していかないと、モヤーっとしたまま試合と練習を繰り返してしまう。
それくらいの危機感を持っている人が、強く成長できるのです。
いつも同じことを繰り返していては、同じ結果しか出ない。
周りのと同じことをしていても、周りと同じ結果しか出ない。
殻を破るときは勇気を伴いますが、始めてみると意外と楽しいし、続きます。
練習が試合に繋がっているのか、いないのか。
いるならどれくらい?いないなら原因は?