テニス メンタル

メンタル

周りに同調を求めても、良いことは無い

最近、私自身が感じること。

T-PRESSの活動も早5年以上になりますが、これをすごく大事にしています。

もちろん、多くの人から賛同は得たいし、評価されたいですよ。

でも、それを求めて何になるのか。

結局、どこにでもあるような記事や動画しか作れないと思うんです。

周りが必要としているであろうことを、後はもう、自分の感性で自分勝手に作って良い。

万人が良いと思えることなんて、何の価値もないですから。

とにかく日本人は「同調」が大好き

違いを作らない、認めない

もちろん、テニス界だけの話ではありません。

日常生活からずっと、こんな感じですよね。

周りと違うことを、基本は良しとしない。

時代は変わった、表現の自由と言っても、結局は周りと同じじゃないと気持ち悪い。

周りと違うことを認めない、みんなが同じ意見になる方が素晴らしい、と考える。

いや、全然こっちの方が危ないと私は思いますけどね。

「人と違うこと」を認めない文化って、私は日本中のいたるところで見られる現象だと思います。

例えば、電車内での携帯電話

数日前に、電車に乗っていてこんなことがありました。

かなり空いている電車だったんですけど、電車内で普通の音量で通話している男性がいて、それをすごく叱責している男性もいて。

まぁ個人的にはマナー違反ではあるけど、でも空いてる電車だし、そもそも人が会話しているくらいの音量だから…良いのでは?とも感じました。

でも、許せないんでしょうね、きっと。

周りと違うことをしている、という他人が。

マナー違反と言えばそうですけど、別に誰かに迷惑をかけている訳じゃないのに。

でも、日本でこれはNGになってしまう。

周りと同じことをする、それが求められる空気がありますから。

陰口だって、同調文化

「私はAさんが嫌いです、だからアナタも、Aさんを嫌いになって欲しい」

こういう会話、陰口って基本はこの形ですよね。

知らず知らずのうちに、周りに自分への同調を求めていく。

そうしないと落ち着かない人、多いじゃないですか。

私だって、陰口を言うことはあります。

でも、他人が自分と同調しなくても、そこは気にしない。

そうしないと、ずっと終わらないですからね。

みなさんも、ちょっとだけ胸に手を当てて考えてみて欲しいんです。

なぜなら、こういう会話で全て自分自身の性格や、テニスまでも形成されていくから。

私は、そう考えています。

他人に期待しない、自分に期待する

ずっとその方が、楽

試合でも、そうだと思います。

対戦相手のミスを期待する、パートナーのナイスショットを期待する…のって、疲れないですか?

そして、責任転嫁の要因になりがち。

周りに同調を求めないようになると、自然と主体性が生まれて「期待する」ことが少なくなるんです。

自分自身には、期待しますけどね。

他人がどうとか、周りがどうとか、そういう余計な考えをシャットダウン出来る。

こういう人は、テニスの試合でも自分の世界を持っているから強いんです。

操作出来るのは、自分だけ

結局、他人は変えられない。

同調してもらったとしても、本心かどうかは分からないですしね。

一時の安らぎなんて、幻想です。

結局、操作出来るのは自分自身。

これをしっかり持っていれば、同調なんて求めなくて良い。

自然と、共感してくれる人がいれば、寄り添えば良いだけの話。

周りに同調を求めている自分に気付いて、テニスから変えてみる。

自分に期待して、日々の練習を頑張ってみる。

これだけで、必ず強くなれます。

T-PRESSは、同調を求めません

どんな意見があっても良いし、それに対する反論があっても良い。

T-PRESSから発信していることは、常に賛否両論。

テニスがより良くなる、試合に強くなる為の議論のきっかけやヒントになれれば、充分なんです。

ですから、これからも私自身の言葉で、率直に書かせて頂きます。

私なりに、読者のみなさんをイメージしながら。

これからも。

ピックアップ記事

  1. 汗でグリップが滑りやすい人は、「Prince Grip Plus」がオススメ
  2. 準備しておいて絶対に損は無い、試合会場でのトイレ事情について
  3. 真夏のスポーツ観戦には、超軽量・小型の折り畳み傘は必需品
  4. ストローク練習機「ピコチーノ」は、素振りの質を高めてくれるはず
  5. HEADラケットのスタンダードモデルを使い続けて、気付いたことまとめ

関連記事

  1. テニス メンタル

    メンタル

    いつか必ず経験する「標高が高いテニスコート」で試合ときの注意点4つ

    皆さんは、標高が高い土地にあるテニスコートで試合をしたことはありますか…

  2. メンタル

    自分にプレッシャー、相手はそれ以上

    試合の中で、プレッシャーを感じる。それは、ある意味当然のことな…

  3. テニス メモ

    メンタル

    「苦しみながら勝った試合」こそ、テニスノートに記して自分の財産にしていこう

    皆さんのテニスノート、どんな感じで試合の記録を残していますか?…

  4. テニス 戦術

    メンタル

    自分には応援してくれる人がいる、ということを忘れてはいけない

    皆さん、これだけは覚えておいて下さい。どこかの学校、地域の代表…

  5. テニス 客観視

    メンタル

    テニスの試合前、「トイレに行って鏡を見て」自分の時間を作ることをオススメします

    あと少しで、自分の試合が始まる。そんなときに皆さんは、どんな過…

  6. テニス メンタル

    メンタル

    将来大成するテニス選手は、「調子が悪くても、調子が悪いという言葉は口にしない」強さがある

    選手の口から出る言葉は、全てに魂が宿っている。有言実行、という…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. リターン

    リターンダッシュを仕掛けて「相手にプレッシャーを与える」ことで獲られるメリット4…
  2. テニス ボレー

    ダブルス

    「ペアと仲良く」テニスのダブルスの試合で分担する為に、基本的な優先権を確認する
  3. テニス リターン

    リターン

    リターンはフォロースルーを短くするだけで、コントロールショットに早変わり出来る
  4. テニス 格上相手

    戦術

    「技術的なミスと戦術的なミス」をしっかり分けて考えておけば、テニスの成長スピード…
  5. テニス サーブ

    サーブ

    「両手両足を動かさないサーブ」のメリットを考えてみると、アナタのサーブは改善でき…
PAGE TOP