戦術

試合で分からないときは、センター試験と一緒

みなさんは、センター試験って受けた経験はありますか?

もしくは、何かマークシートのような試験、なら何でも良いのですが。

これって、実はテニスの試合に通ずるものがある。

私は、そう感じています。

大事なのは、試合や試験の中で「時間を無駄にしない」ということ。

それから、メンタルが安定する準備をしておく、ということですね。

それだけで、実は「実力以上」のものが出る可能性だって高いんです。

 
 

迷ったらどうするの?を決めておく

やることは、これだけです

私は、「迷ったら、4」と決めてました。

センター試験では1~5くらいの選択肢の中から選ぶ問題、がいくつもあります。

数が膨大ですから、悩んでいたら時間のムダ。

「これは、分からない」と思ったら4を選択して、マークする。

マークする、ということが大事なんです。

そのマークが正解になったとして、それが実力かあてずっぽうか、は採点には関係無いですから。

迷ったらどうする?を決める

試合の中でも、迷うことありますよね。

リターンのコース、ポーチに出る、出ない等・・・もちろん、その現場で判断出来るに越したことはないんですが。

どうしても分からない、迷ったらどうするのか。

これを決めておいて、試合に入る。

私なら、サーブのコースは決めてます。

「読まれてそうだけど、迷ったらセンター」と。

だから、時間もムダにしないし、ハッキリしている。

そうすれば、結構良いショット打てるもの、ですよ。

迷いがプレーの精度を下げる

良いんです、もし仮に失敗になっても。

迷っている自分が、そこにいなければ。

迷ったらコレ、と決めておくことが大事なんです。

そうじゃないと、ダブルスでもポイント間の会話がネガティブになりがち。

「うちら迷ってるね、だったらコレだね」という感じだと、どうでしょう。

思い切ってプレー出来るから、精度も上がる。

メンタル的にも、私はこのセンター試験マークシート方式、は試合で有効だと思います。

決めておくこと、が大事なんです。



正解を探すのは、本当に疲れる

相手を観察するのは、大事だけど

どうしても、分からないときはあります。

こういう時に、人は疲弊してしまうんですよね。

「相手のことが、分からない…」と不安になって、落ちていく。

こういう時には、決めておいたことがアナタ自身の助けになる。

正解を探すのって、テニスの試合では本当にしんどいですから。

終わって話をしてみると・・・

しかも、試合が終わって話をしてみると、ビックリ。

自分が思っていたこと、予測していたことと、全然違うなんてことはよくあります。

「センターを警戒してたでしょ?サーブ」と話してみたら、「いや、とにかくワイドが怖かった…だってスライスサーブだから」とか。

こういう話って、ざらにあるんですよね。

だから、考え過ぎて迷って出す結論が、正しいとは限らない。

終わって話をしてみると、気付かされることってたくさんあるんです。

テニスに正解、なんてそもそも無い

ですよね、実際には。

「この戦術が、100%正解」というものは無い。

求める、ということは何かを捨てるということ。

ですから、4を選んだ時点で1~3、5も捨てる。

これはもう、仕方ないことなんです。

ただ、マークした4はしっかり取りにいく。

こういう姿勢が、試合でも大事です。

   

活力がある選手に、運気は向く

最後に、試合に勝つ

迷いが無い、思い切ったプレー。

アナタ自身が得点したとしても、相手がこうだと嫌ですよね。

テニスって不思議なもので、運気は活力のある迷いが無い選手に向くんです。

何気ないポイントや、コードボールがそちらの選手にいく。

試合に勝てる選手って、こういう雰囲気を持っています。

要は、自分の中で結論が出ているということ、ですから。

試合の雰囲気、どうですか?

自分の試合の雰囲気、どうですか?

運気が向いて来るような感じ、ありますか?

これは、周りがどうこう言う問題ではなく、アナタ自身がどう感じるかが大事。

自分で自分の試合の動画を見て、何を感じるのか。

迷っている雰囲気があれば、それは何か準備が足りない証拠。

気付けるかどうか、なんですよね。

テニスを選べば、人生も変わる

日々の生活だって、変わります。

迷ったらこうする!を決めておけば、強い。

ちょっと躊躇してしまうような場面で、自分で自分の背中を押せますからね。

結果、失敗したり恥をかくこともあるでしょう。

でも、迷って行動を興さない、誰かの後ろに隠れているだけの自分よりは全然良い。

成長出来るし、テニスにもつながる。

自分で迷わないテニス、を選択出来る選手になって欲しい。

それが、私の願いです。



迷ったら、まずやってみる。

突き進んでみて、数をこなす。

これは、私の信念でもあります。

YouTubeなんて、まさにそうですからね。

とにかく質より量、行動力だと思って今は突き進んでいます。

まだまだこれからですが、ぜひみなさんも引き続きチャンネル登録頂いてご覧頂けると嬉しいです!

ピックアップ記事

  1. 準備しておいて絶対に損は無い、試合会場でのトイレ事情について
  2. テニスの試合に強くなりたい人が読んで欲しい漫画、「アルキメデスの大戦」
  3. 大会シーズンに準備したい、サンバイザー5選
  4. アディダス テニスシューズ バリケード JAPAN がアシンメトリーで最高にカッ…
  5. ミズノ社製のアイスマットを使えば、夏場の厳しい試合も乗り越えられるはず

関連記事

  1. テニス チャンス

    戦術

    「このゲームを取れば勝ち、」のゲームで、準備しておくべき4つの具体策

    あと1ゲームで、この試合勝利・・・という場面で、アナタはいつも冷静にプ…

  2. テニス スマッシュ

    戦術

    これは上級者のショット、なんて発想は逃げでしかない

    テニスには、色々なショットがあります。元々、ルール上ワンバウン…

  3. テニス 読書

    戦術

    テニスの常識を疑えば、試合に強くなる

    私たちが今まで、当たり前だと思ってきたこと。テニスについて学ん…

  4. テニス 並行陣

    戦術

    試合後半で相手が攻め急いでるときは、体力切れを起こしている可能性大

    試合の後半、疲れてきても・・・・ぜひ、冷静に相手を見て欲しい。…

  5. 戦術

    データはあくまでデータ、答えじゃない

    先日、こんな会話をする機会がありました。「データでは、相手は…

  6. テニス ミス

    戦術

    相手との差を受け入れて、そこからがテニスの試合は勝負開始

    テニスの試合では、どうしようも無く強い相手、と試合をする機会もあります…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. ストローク

    ストロークを沈めようとしてネットしてしまう人は、今一度相手のポジションをよく見て…
  2. テニス リーダー

    メンタル

    嫌われることを恐れている人は、「真のリーダー」にはなれない
  3. ダブルス

    ダブルスの試合で「相手の繋ぎのボール」を潰せば、勝機は見えてきます!
  4. テニス ストローク

    シングルス

    シングルスの試合、相手から強引な回り込みを誘ってみよう
  5. テニス 練習

    戦術

    コードボールで失点、のような後には、遠慮なく時間を使って間をあけること
PAGE TOP