サーブ

40-0で、とっておきのサーブを

サービスゲームで、カウントを意識して準備する。

何の準備かと言えば、とっておきのサーブ、の準備です。

40-0のカウントになれば、ある程度冒険しても良い。

いや、あえて普通にプレーしないくらいの意識で良いんですよ。

アナタ自身、このカウントで打つとっておきのサーブ、考えておきましょう。

きっと、試合で効果を実感出来るはずです。

 
 

例えば、ワイドへの浅いサーブ

40-0のカウントですから、冒険出来る。

ファーストサーブ、を今までと変えてアクセントを付けていくことが大事です。

「入らなくても良いや」とは、違います。

入れたいし、しっかり良いコースに打ちたい。

ただし、自分が今まで打って来たサーブとは変化を付けることは絶対に意識する。

私なら、ワイドへの浅いサーブ。

ここをしっかり狙って、一味違うサーブを相手に意識させる。

打っておけば、試合の後半まで相手は意識してくれるからです。



「入らなくても良い」じゃダメ

繰り返しますが、これが大前提です。

40-0だし、入らなくても良いか・・・ではダメ。

どこかに、この弱い心があると、サーブって本当に入りません。

まず、絶対にネットはしない。

ネットを越えて、しっかり変化するサーブを打ちたい。

その結果入らなかった、ならしょうがない。

40-0のカウントで、自分に甘えを作ってはダメなんです。

入らなくても良いじゃない、相手にプレッシャーを与えるチャンスなんだ、という意識は強く持っておきましょう。



40-0になる前から、イメージしておく

試合前から、自分のサービスゲーム前から。

40-0になったら、どうするのか。

これは、イメージしておきましょう。

慌ててとっておきのサーブ、では入るサーブも入らない。

とっておきのサーブは、いつでも自分が取り出せるように。

必要以上に気持ちが昂ったり、緊張したりしては、もったいない。

40-0になる前から、とっておきのサーブへの序章は始まっている。

サーブの実力に関係なく、こういう遊び心って大事だと思いますよ。

   

40-0のカウント・・・難しい!

と思いませんか?プレーするの。

正直、プロ選手ならエース狙い、で良いカウントだと思います。

でも、私たちはそんなに強力なサーブがある訳じゃない。

カウントに応じて、しっかりしたプレーを丁寧にやり切らないといけない。

40-0のカウントでのプレーって、簡単じゃない。

それは試合に出ているみなさんなら、理解出来るはずです。



お勧めの練習法

まず、自分のベースとなるサーブのコースを確認。

その逆、を狙うにはどこ?を考えましょう。

相手は、アナタのベースとなるコース、球種で待っている。

そこを外す、にはどうすれば良いのか。

アナタ自身が考えて答えを出せば、そこに自信が生まれてくるはず。

ぜひ、とっておきのサーブ、作っていきましょう。

待っていても、誰もプレゼントしてはくれませんよ。



サーブが強い人は、研究熱心。

パワーやスピードだけじゃない、変化球で相手を揺さぶる。

これが私たちのサービスゲームの基本、になるはず。

とっておきのサーブ、40-0で打てると・・・試合は変わりますよ。

ラブゲームキープ、のイメージも湧いて来るでしょう。

ピックアップ記事

  1. YouTubeチャンネル登録200人、ありがとう御座います
  2. 全日本テニス5回優勝!佐藤博康プロにボレーのコツを聞いてみた①
  3. 塗り直し不要で、男性にもお勧めの日焼け止め 「ビオレUV アクアリッチ」
  4. 多動力こそ、これからの時代のテニス選手に必要だと思う
  5. 暑くも寒くも無い時期には、「アームカバー」で体温調整を

関連記事

  1. テニス メンタル

    サーブ

    本当にサーブが強い選手とは、1発がある選手じゃなくて「ファーストサーブが崩れない」選手

    サーブが上手い、キープ率が高い選手。は、試合でもゲームが計算し…

  2. テニス 客観視

    サーブ

    ネットの高さより、審判台の高さを狙うのがナイススピンサーブ

    スピンサーブの軌道の高さ。これは、きっとアナタ自身が思っている…

  3. テニス サーブ

    サーブ

    速いサーブはチャンスになる、という勘違い

    サーブを武器に、試合を戦いたい。特に男性なら、一度はそう考えま…

  4. テニス サーブ
  5. テニス ストローク

    サーブ

    フォルトを正しく分析出来れば、試合中でも修正出来る

    試合の中で、サーブが入らないと・・・みなさんどうですか。もう、…

  6. テニス ストローク

    サーブ

    リターンで最初から下がっている相手に、深く強打のサーブは無意味

    全仏オープンでも感じましたが、私たちの試合でも必要なこと。それ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. 日々の雑記

    球数制限、テニス選手にも必要
  2. テニス ストローク

    ストローク

    テニスの試合で必要な「切り替え上手」になる為に、ストロークに必要な技術とは?
  3. リターン

    確実にクロスに返球する、リターンに必要な身体の向きについて
  4. ボレー

    フラットボレーは、肘を伸ばして打ち終わろう
  5. テニス 前衛

    ダブルス

    ダブルスの試合で、「リターンでストレートを抜かれるのは前衛の責任?」という疑問に…
PAGE TOP