戦術

突き抜けたものを見ないと、実は普通すら分からない

「アナタのテニス観は、普通じゃないですよね」

というお言葉を、よく頂きます。

最近でこそ褒め言葉だと自分では捉えてますが、そもそもこういうテニス観が育って来たのも30代から。

それまでは、普通のテニスだったと思います、私自身。

でも、経験として色々と「突き抜ける」ことが出来たのは、良いきっかけになったんじゃないかなと。

今、思うところを書いてみたいと思います。

 

突き抜けたものを見ないと、実は普通すら分からない

 

 

1.普通って、何だろ

普通のテニス、普通の部活、普通のテニススクール。

この定義って、すごく曖昧ですよね。

みなさんの中でも、温度差や違いがあるはず。

当たり前ですし、それで良いんです。

みなさんが経験してきたことが「普通」かどうかなんて、自分では分からない。

数年前の経験を思い出してみて、「あ、あれは異常だったのか」と思うこともあると思いますが、その瞬間は分からなくて当然。

だからこそ、テニスでは色々な経験が大事になります。

それは、アナタ自身が試合に強くなることとも直結してくるでしょう。

 

2.突き抜けたものを見ると、楽になる

私自身、学生の頃から審判の活動をしてきました。

ほぼいきなり、ジュニアの国際大会の主審をやることになってパニックになったこともあります。

英語は何とかなっても、英語圏以外の選手が相手になるともう四苦八苦。

世界各国の「悪口、汚い言葉」を覚えて聞き取って反則を与える、なんて厳しいことこの上ないですから。

それにジュニアとはいえ、18歳以下の試合ではサーブも速い、本当に見えない。

でも、見ないといけない立場だったので、何とか必死に工夫しました。

突き抜けた経験、突き抜けたものを見ることで、良い経験が出来たと今でも思っています。

いや、本当にしんどかったですけどね。

 

3.人を知って、自分を知ることが出来る

その中で、色々な人にも出会いました。

そして、テニス観について触れて、より自分について理解出来た気がします。

「この選手は、こういう考え方でテニスをしてるのか・・・」と。

試合で主審をしていても、分かるんですよね。

当時、ジュニアのトップはティプサレビッチ選手やバグダティス選手といった、身長は私たち日本人と変わらない選手たち。

こういう選手が、世界のトップに立つにはどういうテニスをするんだろう、と思って主審をしながら観てました。

書いていくとキリが無いのですが、とにかく「普通じゃないこと」を繰り返して勝ちをもぎ取る。

この光景を見れたのは、すごく私の財産です。

まさに、T-PRESSの源泉だと思いますよ。

 



 

4.一歩踏み出せば、そこは普通じゃない世界

テニスの試合会場も、そうだと思うんですよね。

あの雰囲気、普通じゃないですよ。

試合にたくさん出ている人は、慣れてしまっていると思いますが、それは危険。

だったら、もっと殺伐とした試合会場、に足を運んでみることをお勧めします。

突き抜けた経験を常にする、見る、を意識しないと、私たちの成長は止まりがち。

色々な景色を見た人ほど、客観性を持てて試合にも強くなる。

アナタ自身が、一歩踏み出して目に見える景色を変えることが出来るかどうか。

新しい大会に出るのも良いですし、テニス以外で新しい経験を意識して積んでいくこと、も必要でしょう。

 

5.お勧めの練習法

なるべく、生で本物を見ましょう。

この12月なら、関東の方なら日本リーグの観戦、も出来ます。

地方の方でも、少し足をのばせばテニスの試合はたくさん見ることが出来る。

そこで、アナタ自身が何を感じるのか。

もちろん、テニス以外でも。

キーワードは、「生で本物」。

突き抜けたものを見た後は、自分のテニス観も変わっていくはず。

それこそ、私は成長だと思いますよ。

 

テニスを通じて、学んで成長していく。

これが、これからの時代は絶対に必要です。

少なくとも、私たちは定期的に運動しているので健康寿命が長い可能性が高い。

どんな人生にしていくのか、したいのか。

そこに、今のアナタ自身の経験は不可欠だと思いますよ。

ピックアップ記事

  1. テニスのニューボールの状態を維持出来る、「ボールキーパー」って?
  2. 大人のトレーニングは「DNS プロエックス」を使って効率的に
  3. 体幹の筋力アップに、意外とリーズナブルな「シットアップベンチ」を1台どうですか?…
  4. 6/24(水) 涌井コーチ 女子ダブルスレッスン&ゲーム会 in 世田谷…
  5. 塗り直し不要で、男性にもお勧めの日焼け止め 「ビオレUV アクアリッチ」

関連記事

  1. テニス ダブルス

    戦術

    目に見えるスコアだけで、本当の差は見えてこない

    数値は絶対値。1は2より小さいし、3は2より大きい。こ…

  2. テニス 計算

    戦術

    テニス選手として、研究されてからが本当の勝負

    「研究されているな」と感じること。試合中に、ありますか?…

  3. 戦術

    間を嫌う、というタイミングは必要

    試合の中で、「何となく、間を空けたいな」と感じることは無いですか?…

  4. テニス ストローク

    戦術

    「テニスの試合における守備意識」で、大切なポイント6つ

    攻撃より、まずは守備。これはテニスだけじゃなく、あらゆるスポー…

  5. テニス ガット

    戦術

    ボールは打ち返しながら、「選ぶ」という感覚が大事

    試合で安定感がある人が、何を考えているのか。普段、ラリーしてい…

  6. テニス チャンス

    戦術

    30-30の場面での相手の配球パターン、しっかり覚えておこう

    ここぞ、という場面で相手の攻撃を読む。この先まわりが出来れば、…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. その他

    ミスが多いときは、何も考えていないときがほとんど
  2. テニス ダブルス

    リターン

    優れたダブルスプレイヤーは、同じリターンを3回連続では打たない
  3. テニス コントロール

    練習メニュー

    反復練習にも、落とし穴があることを忘れずに
  4. ストローク

    回転をかけて、ココを通過させるという感覚で
  5. テニス メンタル

    メンタル

    本気でテニスを強くなりたければ、何かを断つ勇気が必要
PAGE TOP