テニス サーブ

サーブ

知っておけば強くなる、スピンサーブの基本5つ

スピンサーブは、屈強な男性しか打てない。

なんて話は、もう昔の話。

今では、正しい基本さえ押さえておけば女性でも楽に打てる、試合で使えるサーブになります。

改めて、ここは抑えておきたいという基本を見直しておきましょう。

 

知っておけば強くなる、スピンサーブの基本5つ

 


 

1.コンチネンタルグリップで打つ

薄いグリップ、これをまずしっかり確認しましょう。

自分が打ちやすい、と感じているグリップが適している、とは限りません。

コンチネンタルグリップ、でサーブを打つというスタートを切らないと、なかなか良い回転がかかりません。

最初は、上手く打てないと感じる方も多いと思いますが、自然な腕と手のひらの動きを意識して振ってみましょう。

上から見た時に、ラケットがどういう形になっているのか、チェックしてみて下さい。

出典:tennis365.net

 

2.トスは相手方向に、コートの内側に

トスは頭の後ろ、ではなく相手方向に向かって上げるイメージ。

そのまま落として、しっかりコートの30cm内側に落ちる、のが理想です。

前に向かって振るから、良い回転がかかるのがスピンサーブ。

頭の後ろでこすってばかりいても、力は入らないしフレームショットになるだけ、ですよ。

しっかりトスアップを前方向、に向かってあげる意識でいきましょう。

 

3.トスの頂点から少し落下してきたところ、で打つ!

トスアップして、どこで打つのか。

そのトスが頂点に届いて、少しだけ落ちたところで打てるとベストです。

ボールが落ち始めたくらいのところに、ラケットが下からしっかり入っていく感じですね。

タイミングが取れるように、何度もトスアップの高さを一定に出来るように練習しておきましょう。

男性にありがちな高過ぎるトス、も打ち辛いです。

 

4.前足の膝を軽く曲げて、コートをキック!

これが、スピンサーブのパワーの源になります。

右利きの方であれば、左足。

この軸足を、軽く曲げてしっかりコートを蹴るようにしてジャンプする。

女性の方でも、力を下からもらってボールに伝えていく意識で振っていきましょう。

意識はあくまで、下半身。

それに連動して上半身、ラケットが動くイメージで打てれば安定感がアップするはずです。

 

5.サーブの軌道は山なり、速度は遅め

スピンサーブに、速度は求めない。

求めるのは、相手コートでバウンドした後の「勢い」です。

ですから、回転量をしっかり多めにして、ボール自体は山なりで遅くて良い。

軌道も高い方が、重力で力のあるバウンドになってくれる。

スピンサーブの軌道は山なりでOK、絶対にネットはしないイメージで。

だから安定したセカンドサーブとして、も使えるんですね。

 

みなさんの中でも、5項目をバランス良く意識していきましょう。

どれか一つでも、全く出来ていないと試合で安定感が無くなってしまう。

それぞれは全て連動しているので、良くなっていけばどんどん、試合で使えるスピンサーブになっていくでしょう。

まだまだ、アナタ自身のサーブは良くなっていく。

その意識を常に、持ち続けて下さい。

ピックアップ記事

  1. テニスの試合に持参するジャグボトルは、「サーモス スポーツジャグ 1.9L」くら…
  2. Note はじめました
  3. 大人のトレーニングは「DNS プロエックス」を使って効率的に
  4. プッシュアップバーを使って、テニスに必要なトレーニングを効率化しよう
  5. 高音質で防水仕様のワイヤレスイヤホンは、テニストレーニングに最適

関連記事

  1. テニス サーブ

    サーブ

    「トスアップのコツ」をつかめばサーブはもっと良くなる!テニスの試合で使えるサーブを磨きましょう

    サーブがどうしても苦手・・・という方は、まずトスアップから苦手意識があ…

  2. テニス 観察

    サーブ

    サーブで狙うコースが安定しないときには、「ボディからセンター」みたいな感じで良い

    試合の中で、サーブの調子ってどうしても水物。調子が悪いときって…

  3. テニス ダブルス

    サーブ

    手のサイズが大きい、指が長い男子選手は・・・?

    サーブの威力をアップしたい方に、直ぐに出来る対策として。ラケッ…

  4. テニス サーブ

    サーブ

    「ウォーミングアップはサーブ4本のみ」さて、テニスの試合前に何を確認する?

    一般の草トーナメントや学生の大会で、試合前のウォーミングアップで一番多…

  5. テニス サーブ

    サーブ

    サーブを打つ時に、「大きく胸を張って反る動き」は本当に必要か考えてみた

    私が最初にテニスをテニススクールで習ったときに、サーブはこう教わりまし…

  6. テニス サーブ

    サーブ

    「脱ダブルフォルト!」テニスの試合で悩んでいる全ての人へ

    ダブルフォルトほど悔しいミスはない。相手に何かされたのならまだ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス ポジショニング

    シングルス

    シングルスでのネットプレー、ファーストボレーはどんなイメージ?
  2. テニス ダブルス

    戦術

    完璧な戦術、作戦、陣形を求め過ぎる人は、結果的にテニスの試合に勝てない
  3. テニス 環境

    戦術

    「自分のテニスを変えていく」為には、目先の勝利にこだわらない勇気も大切です
  4. テニス センス

    メンタル

    「テニスの悔しさは、テニスでしか埋められない」ことの現実を、しっかり理解しておこ…
  5. その他

    +POWER CUP を終えて
PAGE TOP