テニス メンタル

戦術

何かを変えることは、過去の自分を否定することとは違う

何かを変える、変える必要があると感じている方。

間違いなく、テニスは伸びます。

ただし、こういう自分との葛藤があるかも知れません。

その葛藤こそ、成長へのステップ。

ほとんどの人が、これが出来ないから前に進めない。

テニスを通じて、私たちは変身出来るチャンス、をもらっていると考えましょう。

 

何かを変えることは、過去の自分を否定することとは違う

 


 

1.大胆に変える、ことが出来ない一番の理由

理由は、簡単です。

変わっていく自分が怖い、失うものが明確なのに得るものは見えない。

過去の自分を否定しているように感じて、一歩が踏み出せないだけ、なんです。

テニスが上手くなりたい、そう考えている人は多いですし、読者のみなさんがそうでしょう。

「変わらないといけない」と考えていても、どこかで過去の自分を否定しているように感じてしまう。

そんな方がいれば、声を大にして言いたいことがあります。

その考え方は、真逆で良いんです。

 

2.過去を肯定するから、自分を変えることが出来る

例えば明日から、バックハンドを両手から片手にする。

大胆な変更ですよね。

それが吉と出るか、凶と出るかは分かりません。

少なくとも、変えた瞬間には分からない。

でも、片手バックハンドに変えたからと言って、「両手打ちだった過去」がムダな時間で損をした、とはならないはず。

むしろ、迷いながら両手バックで悶々と続けてしまうこと自体が、自分を否定していることにつながる。

自分を信じ切れない、だから勇気が出ない。

自分の過去、今までのテニスを肯定するからこそ、「よし!チャレンジしてみようか!」となる訳です。

 

3.上手くなるとは、「変わる」ということ

以前にも書きましたが、上達するとは変わるとうことです。

アナタ自身が、変わる。

だからそれが結果的に技術の向上になり、試合運びが上手くなり、勝てるようになる。

今のフォームや戦術を、突き詰めていくことが上手くなる、と勘違いしていませんか?

強い人ほど、上手い人ほど、どんどん貪欲に自分を変えていける。

その変身能力が高いんです。

みんな、気付いてるんですよ。

「変わる」ということこそ、自分を劇的に成長させる薬だということを。

 

4.テニスという場で、変身資産を養おう

これは、何もテニスに限った話ではありません。

勉強や仕事、恋愛やプライベートでも同じ。

私たちは、大きく動く時代の中で常に変化していかないと、生き残れない。

生き残れない、というのは大げさかも知れませんが、自己実現は出来ないでしょう。

テニスという場を通じて、自分を変える術を身に付けていく。

そうすれば、間違いなくコート以外の場所でも、客観的に率直に、自分と向き合えるようになれるはず

そして、必要とあれば変身することを迷わず実行する。

変身資産、がある人生って、私は幸せだと思いますよ。

過去の自分を否定する訳ではない、むしろ肯定するからこそ、変えていける。

私自身も、そう有りたいと思っています。

 

周りから何を言われても、自分が良いと思うことを貫く。

そういう自己中さ、大事です。

変身しようとしている人は、自己中に映るんですよ、周りから。

それはただの、変身できない人のねたみでしかない。

今年も残りあと2ヵ月ですね。

まだまだ年内に、T-PRESSも変身していきます。

ピックアップ記事

  1. 40歳からポリストリングにする、という選択肢を
  2. 急激に乾燥する季節に、喉とオーラルケアは欠かせない
  3. 学生さんや社会人プレイヤーにもお勧め!「タッチ系テニス」に適したガット3選
  4. 雨でコートが濡れていてもテニスがしたい!方にお勧めの「ウォーターバキューマー」
  5. 夜のランニングのマストアイテム、蛍光色グッズで安全にトレーニングを

関連記事

  1. 戦術

    一番最初に、4番バッターをもってくる方が勝てる

    テニスの試合、スタートダッシュが肝心。私はいつも、この意識で試…

  2. 戦術

    人はコントロールの良さで、自信を得て強くなる

    テニスに自信が生まれる、強くなっているという実感がある時。それ…

  3. テニス 楽天

    戦術

    初対戦相手の試合こそ、その人の本当の強さが出る

    初対戦の試合って、みなさん得意ですか?苦手という方、の方が実際…

  4. テニス ボール

    戦術

    試合はニューボール、だから気を付けたい5つのこと

    みなさんの練習は、ある程度使い込んだ練習球。でも試合では、ほと…

  5. テニス 気付き

    戦術

    テニスの試合でも、8割の人は「トラブルが起きてから」しか対応を始めない

    一事が万事、ですね。テニスも日常生活も、私はすごく近いと思って…

  6. 戦術

    試合では「落としても良いポイント」が大事な、その理由

    テニスの試合は、失点と得点の繰り返し。これを、自分の中でどう捉…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. その他

    T-PRESS 女子ダブルスイベント 参加者アンケート
  2. テニス ストローク

    ストローク

    ストロークのテイクバック、「差し込まれた状態」を脱却出来ない人へ
  3. メンタル

    「1セットマッチで、5-0になったらもう安心?」だからアナタは、いつまで経っても…
  4. テニス 戦術

    ダブルス

    ダブルスの試合で、「試合前に決めておく大事なこと」を5つピックアップしてみた
  5. テニス ストローク

    その他

    テニスの試合で相手にボールを渡す、ときの4つの基本マナー
PAGE TOP