テニス 時間

メンタル

テニスの試合で「いやらしく時間を使ってくる相手」には、毅然とした姿勢で!

目次

テニスの試合に出ていると、相手が「意図的に時間を使ってるな・・・」と感じることがあると思います。

厳密にはルール上、ポイント間やチェンジコート間は時間制限がありますが、セルフジャッジの試合ではそこまで細かく指摘できませんよね。

そこで、今回はそういう少し「嫌らしい相手」にどう対応すべきかを考えてみました。

もちろんこれが正解!というのはありませんが、試合で心の準備をしているだけで、落ち着いて対応できると思います。

 

テニスの試合で「いやらしく時間を使ってくる相手」には、毅然とした姿勢で!

 


 

1.基本的な「テニスのルール」を再確認!

テニスにはポイント間は20秒以内、チェンジコートの際には90秒以内というルールがあります。

これを意外と知らない人が多いのが現実。

もちろん、実際のセルフジャッジ試合では細かく時間を測ることはありませんが、まずはルールを知っておくことは大前提として必要。

セルフジャッジ=自分たちでジャッジをすることになりますので、厳しいようですがルールを知らなければ本来、コートには立てないのです。

 

2.「時間を嫌らしく使ってくる相手」に対する対策は?

ポイント間に必要以上に時間を割いて、相手に揺さぶりをかける選手がいます。

テニスの試合で駆け引きは醍醐味であり、ルールの中であればもちろん何をやってもOK。

大切なのは、こういった選手相手に、自分たちがどう戦うかということ。

ここでお勧めは、自分がしっかりレディポジションに堂々と、毅然とつく、ということ。

しっかりと「私は準備できてますよ」とアピールすることで、逆に相手にプレッシャーをかけることもできます。

 

3.「はっきりとした遅延行為」が見て取れる相手には・・・?

確信犯か、そうでないかは別として、規定の時間を大幅に超えた遅延行為にはコートレフリーを呼んで対応しましょう。

ここで、「相手にどう思われるか・・・」なんて気にする必要はありません。

しっかりとルールを遵守してこその、テニスの真剣勝負。

またアナタが試合を運営する立場であれば、こういった行為には早い段階で警告を出さなければいけません。

ポイントごとに20秒以上かけるのはもちろん、たまにあるポイントごとにベンチにいく行為も基本的にはNGに近い行為です。

お互い、気持ち良く試合をして、力を出し切りましょう、というメッセージを発するつもりで、臨みましょう。

 

試合には、あらゆる準備が必要です。

試合に強い人は、色々な経験を積んでいますので、どんな相手に対しても毅然とした態度で「自分」を保つことができます。

アナタが試合に出始めたばかりのプレイヤーであれば、ときにこういう対戦相手に対して悔しい想いをするかも知れません。

でもそれを糧に、次に活かせるかはアナタ次第です。

ルールを知り、相手を知る。

勝ちたいと思う気持ちは、何にも増して大きくなりがち。

人間臭いテニスというスポーツに、どっぷり浸かって生きていきましょう。

ピックアップ記事

  1. 寒くなっても清潔感は保ちたい、テニスプレイヤーのみなさんに
  2. Zatous(ザータス)の大容量バッグインバッグは、ラケットバッグと相性ピッタリ…
  3. テニスのルールの基本を学びたい人にお勧めの書籍「テニスのルール 審判の基本」
  4. 大人のトレーニングは「DNS プロエックス」を使って効率的に
  5. 【ご報告】YOUTUBEチャンネル、公開しました!

関連記事

  1. テニス コントロール

    メンタル

    強い相手との対戦こそ、まず自分をコントロールしないと試合にならない

    何度か、私自身「格上相手との戦い方」について書いて来ました。で…

  2. テニス メンタル

    メンタル

    テニスの試合では、「ゲームポイントの1つ前のポイントに、全精力を注ぎたい」その理由について

    ゲームポイント、セットポイント、マッチポイント。ポイントと名前…

  3. テニス スポーツ

    メンタル

    テニスの試合で乗り越えて実践しないといけない、「勇気が求められる」場面やプレー4つ

    テニスの試合では、お互いにネットを挟んで対峙している。ですがテ…

  4. テニス グッズ

    メンタル

    相手がボールを打った瞬間、「やっぱりね」と思えるように

    ボールを打ち合う競技、それがテニス。もちろん、経験も大事です。…

  5. テニス 序盤

    メンタル

    身を以て知らなきゃ強くなれない、「負け」がテニスにはある

    テニスの試合、負けて悔しいのは当たり前。だからこそしっかり準備…

  6. メンタル

    上級生や格上選手との試合で、「攻撃的な揺さぶりを入れる」のは失礼?やり辛い?

    先日、高校生の方からこんな質問を頂きました。「先輩との試合では…

特集記事

  1. ストローク

    「侮るなスライス」テニスの試合で、相手にプレッシャーをかけ続ける粘りを取り入れよ…
  2. テニス メンタル

    戦術

    アナタ自身の中で、「相手の粘り対策」をどの程度具体化出来てますか?
  3. テニス サーブ

    シングルス

    シングルスの試合で「どこに打って攻撃して良いか、イメージが湧かない」人がまず実践…
  4. テニス ポジショニング

    戦術

    相手を後ろに下げて「自分はコートの内側」というポイントを、試合ではたくさん作ろう…
  5. リターン

    リターンに最適な、テイクバックの高さについて
PAGE TOP