テニス ボレー

リターン

試合に出て恥ずかしくないリターンに、最短1ヶ月で近付ける方法

試合に始めて出た時のこと、みなさんは覚えてますか?

一番苦戦したこと、何でしょう。

サーブが入らない?ことも、一大事でしたよね。

でも同時に、「リターンが入らない」ことも、苦労したポイントじゃないでしょうか。

特に、ミックスダブルスで男性のサーブが怖い女性の方は、多いと思います。

まず、試合に出て恥ずかしくないリターンに仕上げる、期間は1ヵ月と仮定してみましょう。

さぁ、何が出来るでしょうか?

 

試合に出て恥ずかしくないリターンに、最短1ヶ月で近付ける方法

 

1.1ヶ月という期間を設けてみる

例えば、試合まであと1ヵ月。

試合に出るのは初めてだし、とにかく不安でいっぱい・・・ですよね。

練習は週に1回、あと4回出来ると考えてみましょう。

テニスは、サーブかリターンから始まる。

サーブはとにかく、ゆっくりでも入れるとしてリターンは・・・これは、相手のサービス力にも左右されますよね。

試合に出て、全くリターンが返球出来ないと、どうにも戦いようがない。

ここでしっかり、考えてみましょう。

テニスを始めて間もない、ほぼ初心者の方が恥ずかしくないリターン、に仕上げていくにはどうすれば良いのか?

焦ったり、不安になる必要は無いですよ。

 

2.まず、立つ位置をハッキリ変えてみよう

リターンのとき、つい忘れがちなのはポジショニング。

サーブと違って、コートの内側に立って待っても反則ではありません。

ここで考えたいのは、2つ。

速いファーストサーブは下がって受けて、浅くなる可能性の高いセカンドサーブは、はっきりとコートの内側に立って、リターンを触る。

相手のセカンドサーブって、結構浅くなり過ぎて触れない、打点が低くなってしまうケースが多いのが試合、です。

だから、まずファーストサーブとセカンドサーブ、で立つ位置を変える、ことをしっかり覚えて実践する。

これだけで、リターンを返球出来る可能性はグッと上がると思いますよ。

 

3.厳しいサーブはボレー感覚で、高いロブの返球でOK

シングルスでもダブルスでも、速いサーブはこれで返球しましょう。

ストローク、というよりもボレーに近い。

ラケットの持ち方、グリップを薄くして待つ。

コツン、と当てて、上方向に打つロブリターンでOK。

リターンが返球出来ないで試合で苦しくなるのって、「良いリターンを打って、ラリーを開始しないといけない」と思い込んでいるから。

慌てないで、まずは相手のコートに返球すること。

例え決められても大丈夫、リターンが返っていれば試合のリズムは生まれて来ます。

ボレーに近い感覚で、ストロークのような大振りをしない。

それでも返球出来なかったサーブは、気にしない。

だって、「サービス」っていうくらい、相手にサービスされた優位なポイント、がサーブですから。

そう思っておくこと、で必要以上に落ち込まないで済むでしょう。

これだけで、かなり結果は違うと思いますよ。

 

4.ダブルスで恥ずかしくないリターンは、相手後衛に触らせるリターン

ダブルスの試合で、恥ずかしくないリターンとは、何か?

私は、まず相手コートに返球すること、そして「前衛ではなく後衛」に触らせるリターンだと思います。

「あ、じゃあクロスに山なりに返球すれば良いのか」と思うかもしれません。

でも、実際の試合ではどうでしょう。

相手前衛が、アナタの弱い心を見透かしてポーチに動いて来るかも知れません。

だから、遅くても良いので「ストレート方向にコントロールする」リターンも大事になる。

これは、攻撃しているようで、実は相手の攻撃をかわしている。

ストレートに打つリターン、で相手をかわす。

これも、最低限出来るようにしておきたいポイント、ですね。

相手前衛がどんどんポーチに出てきているのに、クロスにしかリターンが返球出来ないと苦しい。

ゆっくりでも良いので、ストレートにリターン出来るようにしておくこと。

これが、試合で恥ずかしくないリターンの基本、です。

 

5.1ヶ月、4回の練習で出来ることは?

まず、しっかりロブのリターンを練習する。

速さは求めない、求めたいのは堅実性。

ストレート方向、そしてクロス方向。

速いサーブでもしっかり自分から足を動かして、サーブのバウンド地点に踏み込んでいく。

後ろで待っていると、腰が引けたようなリターンになってしまいますからね。

それから、先ほど書いたようにファースト用、セカンド用の立ち位置を前後で調整して自分で作っておく。

左右で言えばシングルスのサイドライン、に外側の足がかかる位がニュートラルな立ち位置、ですね。

浅いサーブはしっかりと攻撃していく、ことも恥ずかしくないリターンで必要なこと。

リターンを意識して1週間準備するだけで、かなり結果は変わってくると思いますよ。

 

当たり前だと思うこと、を再度確認しておきましょう。

試合の半分、はアナタやアナタのペアのリターンからラリーが始まります。

だからこそ、練習で意識して欲しい。

1ヵ月前から意識するだけで、初心者の方でも充分、試合に出て恥ずかしくないレベルにはもっていけるはずです。

準備しているだけで、自信にもなりますしね。

ぜひ初心者の方ほど、リターンの準備を仕込んで挑んでいきましょう。

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