テニス メモ

戦術

記憶力が乏しい選手は、テニス選手として成長出来ない

私たちの生活、以前と変わってきたこと・・・。

年齢が30代の私が感じるのは、「記憶する」ということが極端に少なくなったなということ。

漢字、電話番号、住所に人の顔・・・全ては今、パソコンやスマートフォンで調べられるし、ストック出来ますからね。

自分の脳を使って記憶する、ということが必要無い。

でもこれって、どうでしょう。

私はテニス選手としての能力の醸成、にはマイナスだと思いますよ。

 

記憶力が乏しい選手は、テニス選手として成長出来ない

 

1.自分の記憶力、どのくらい?

そもそも、こういうのを測る機会も少なくなりましたよね。

機械に頼りっぱなし、という感覚も無いでしょう。

つい、便利なものは身近に置いてあると、使ってしまうしそれが当たり前になっていく。

確かに楽だし確実、良いことずくめですが・・・自分の記憶力が落ちて来る、能力が乏しくなるという危機感も無くなる。

テニスの試合って、実はこういう「記憶力」が大事なんですよ。

自分の記憶力、どれくらいだろう・・・?

最近鍛えられているのかな・・・?

というのは、常に意識して欲しいポイントなんです。

2.テニスの試合に強い人は、記憶力が凄い

最近、ベイビーステップの漫画でも再認識されてますが・・・テニスは、記憶を辿って相手を予測するスポーツ。

瞬時に判断するとき、人は、そんなにたくさんのパターンを持っていない。

「あるある」なコース、得意なコース、癖は必ずあるんです。

それをしっかり記憶して、自分の中で予測に落とし込めるかどうか。

これは、実は見落とされがちですがすごく大事なこと。

それに、試合に勝つだけじゃない。

テニス選手として記憶力が良いと、すごくネットワークも広がりやすいんですよ。

 

3.しっかり挨拶が出来る、人の名前を覚えられる人はモテモテ

当たり前ですが、これが出来るには記憶力が良い、というのが前提になる。

皆さんも、何回かテニスしたことあるけど、あの人の名前・・・何だっけな・・・?

という人、いますよね。

そういう人の名前を憶えておいて、試合会場で会ったら名前で呼んで挨拶してみる。

これが出来る人って、間違いなくテニス界で人気者になるし、モテモテプレイヤーになる。

新しい練習にも誘われるし、ダブルスペアだって探しやすい。

「試合に強い人」は、皆さんの周りでもこういう人じゃないですか?

しっかり挨拶出来て、人の名前を憶えてコミュニケーションが取れる。

そのまま、それがテニスの実力につながっていくと私は思いますよ。

 

4.人に興味が湧いて来ると、テニスは強くなる

記憶力が良い人は、人をよく見ているし観察している。

私は何度も、テニスは相手ありきのスポーツでその観察力、は大事と書いてきました。

でも、人に興味が湧かないと観察しようと思わないし、記憶も出来ない。

これが難しいところなんですよね・・・結構差、になって出る気がします。

記憶力が良い人は、テニスをする人に興味深々。

「あの人は、あの時こういうショットを打った」

「あの人は、センターへのサーブがすごく良い」

ちょっとしたことを、よく覚えている。

皆さんも、記憶力のトレーニングはしっかり人に興味を持つことから、でしょう。

身近な仲間、について、今何が思い出せますか?

得意なショット、コース、性格、ポイントパターン、実績・・・。

何も浮かんで来ない人は、ちょっとテニス選手としては黄色信号だと思います。

 

記憶力をトレーニングする方法。

私はその一つは、「書く」ということだと思います。

テニスノートに書く、書くという作業は実は記憶とすごく相性が良い。

対戦した相手、仲間、誰でも良い。

誰かのテニスについて、知っていることや感じたことを書いてみる。

そうすると、自然に記憶のメモリーも溜まっていくでしょう。

ピックアップ記事

  1. 暑くも寒くも無い時期には、「アームカバー」で体温調整を
  2. 一人でも出来る、テニス選手に必要なトレーニングで鍛えよう!
  3. テニス関連の記事は note へ
  4. テニスのコーチ、指導者の方にオススメしたい、「ボトムアップ理論」の名著
  5. 「寒暖差が激しい時期」のテニスにお勧めなアームカバー

関連記事

  1. 戦術

    ケガこそ神様が与えてくれた、「自分が変われる機会」です

    テニスを長く続けていると、どうしても「ケガ」する機会が増える。…

  2. テニス サーブ

    戦術

    連続ポイント、は意図的に

    テニスの試合は、1ポイントずつ。プレーしては止まり、また結果が…

  3. テニス 並行陣

    戦術

    試合の現場では、「頑張ったけど落としたポイント」という発想は捨てること

    試合の中で、ガクッと来るような場面。それって、例えば長いラリー…

  4. テニス メンタル

    戦術

    崩して満足、だから試合に勝てない

    テニスは上手そうなのに、試合で結果が出ない人。みなさんの周りで…

  5. 戦術

    自分の火付けショットは、何?

    みなさんは、試合の中で自分に「火を付ける」ショットはありますか?…

  6. テニス ボレー

    戦術

    「こう見えて実は・・・」テニスの試合では自分を隠して駆け引きすることも必要

    テニスのスタイル、「繋ぎ」と「攻め」があるでしょ?どっちがいや…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス 計算

    戦術

    デュースが続いた後のピンチ、はどういう意識で乗り切ろう?
  2. テニス スライス

    ボレー

    ネットに詰めたときのポーチで、「ネットすれすれの低いボールが来たとき」には、慌て…
  3. リターン

    「レシーブ用ストローク」を自分なりにカスタマイズしてテニスの試合に挑もう!
  4. メンタル

    勝てる人の、振る舞い方の特徴
  5. テニス ミーティング

    メンタル

    みんなが望む結果は、テニスの試合では得られない
PAGE TOP