テニス 知識

練習メニュー

基本とは、あくまで9割の人に共通する理屈のこと

「基本って、何ですか?」と、たくさんの人に聞かれます。

これは非常に難しい、ですが今回は私なりの考え方を書いてみたいと思います。

色々な人、考えがあるからこそ、基本も「型」にはめるのはすごく危険。

そう思うんですよね。

 

基本とは、あくまで9割の人に共通する理屈のこと

 

1.あくまで「共通する理屈」、でしかない

色々な人が試してきたけど、結果「だいたいこうじゃないかな」というのが基本、になってきた。

これくらいのライトな感じ、だと思いますよ。

もちろん、テニスでも基本は大事。

なぜかと言えば、しっかりした基本を身に付けておけばまず怪我が少なくなる。

これも、先人たちの知恵ですね。

ラケットや用具はどんどん進化して、多少の基本は変わってきましたが、打ち方の理想像、を求める部分では一緒。

9割の人が打ちやすい、怪我が少なくテニスが継続出来る打ち方、が基本的な打ち方なんです。

 

2.一度基本を通る、という意識で良いと思う

まず、一度通ってみる。

自分で感じて、考えてみる、という意味で基本は大事。

でもその先は、アナタ自身です。

崩すも良し、さらに突き詰めるも良し。

試合に勝ちたいなら、基本だけでは難しいと考えるのが自然でしょう。

もしかしたら、そもそも9割の「基本」にアナタは当てはまらないタイプかもしれない。

だからこそ、一度しっかり通ってみる、という意識は大事でしょう。

知っていれば変えられる、対応出来る、いざ試合で相手にしたときにも分かりますからね。

 

3.基本に始まり、基本に終わるのがテニス

「基本となる技術」は逃げないし、いつまでもアナタ自身戻ることが出来る。

応用に応用、を重ねても、実は感がえてみると・・・「それって、結局基本じゃね?」という技術や戦術、たくさんあります。

こういう考えが出来るようになると、アナタも強くなった証拠。

どんなスポーツでも、基本に始まり、最後は基本に終わる。

だからこそ、基本をしっておく、9割の人の傾向をしっかり自分も経験して身に付けておく、ことはテニスでも大事なんです。

 

反復練習、をいかに自分の中で意味のあるものにするのか。

これは、アナタ自身どう「基本を捕らえるのか?」次第。

基本を避けていては、どこかでテニスが行き詰る。

でも、重くとらえ過ぎても成長を阻害する。

やっぱりテニスって、難しい・・・だからこそ、面白いんですけどね。

ピックアップ記事

  1. これからの梅雨の時期に、準備しておきたいラケバ用レインカバー
  2. 寒くなっても清潔感は保ちたい、テニスプレイヤーのみなさんに
  3. テニスのルールの基本を学びたい人にお勧めの書籍「テニスのルール 審判の基本」
  4. 冬のテニスのマストアイテム、手袋選びは勝利への近道
  5. プロテニス選手を目指したいなら、英語は必須!実用的なテキスト5つ

関連記事

  1. テニス リターン

    練習メニュー

    人数が多いときに、「つなぎのストロークとボレーの基礎練習」がを同時に実践する練習メニュー

    人数が多い部活で、ストロークとボレーを両方練習したい。そんなと…

  2. テニス ストローク

    練習メニュー

    何がキツイって、毎回同じ練習の繰り返しが一番キツイはず

    キツイ練習、楽な練習。皆さんは、何をもってキツイ、楽だと判断し…

  3. 練習メニュー

    「限界のその向こう」へ導くテニスの練習には周りの声掛けが大切!

    大成高校の男子テニス部でレッスンを行った。放課後4時からスター…

  4. テニス ボレー

    練習メニュー

    マンネリ化しがちな「ボレーボレーの練習」の、最初の球出しを工夫すれば実戦的なメニューに早変わり!

    テニス部で人数が多い、またはテニススクールではコートを区切って行うこと…

  5. テニス メンタル

    練習メニュー

    練習から、「負けたまま」で終わる癖を付けないようにすることが大事

    テニスの試合って、ポイントの奪い合い。どっちかが取れば、次に取…

  6. テニス 指導

    練習メニュー

    テニスの実戦力を養う為の、練習メニュー5選

    試合に出て勝ちたい、でもどんな練習をすれば良いのか分からない・・・。…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス メンタル

    テニススクール

    良い台になれる人、こそ練習の主役になれる
  2. テニス サーブ

    メンタル

    「相手が諦めたな」と思った瞬間から、自分の何かが狂い始めるのがテニスの試合
  3. 戦術

    いつも必死の形相でボールを打つ人に、勝てそうな雰囲気は生まれない
  4. テニス ストローク

    ストローク

    テニスの試合で厄介な「バックハンドが得意な選手」への対抗策5つ
  5. テニス ボレー

    ボレー

    「必須グリップチェンジ」の為に、ニュートラルな状態で待つことがテニスの試合では必…
PAGE TOP