テニス ストローク

ストローク

テニスで速いショットを極めたいなら、その対極の遅いショットも

サーブ、ストローク、ボレー、スマッシュ・・・。

全てのショット、速さが欲しいですよね。

何度かこのサイトで、「スピードショットは危険、控えた方が良い!」と書いてきましたが、それでも打ちたくなるのがテニス。

だったら、速いショットと並行して、遅いショットも磨いてみませんか?

 

テニスで速いショットを極めたいなら、その対極の遅いショットも

 


 

1.サーブは150km/hに、壁がある

イベントや大会で、私は何度かスピードガンでサーブを測る役、をやったことがあります。

面白いのが、一般の皆さんのサーブを観ていると・・・数値が130~150km/hに集中している。

なかなか150の壁、を越えられないんですよね。

スピードは出ても、サーブが入らない。

つまり、それ以上の強化はかなり難しいということ。

専門的なトレーニングに地道なウェイトトレーニング、柔軟な身体を作るストレッチ。

速さを求めるのって、やっぱり大変。

でもこれ、発想を変えたら別な方法で、速度をアップ出来ると思いませんか?

 

2.試合における速度とは、相手の「体感速度」である

実際の試合で、アナタのショットの速さは計測出来ない。

国際大会に出場できるようにんでもなれば、電光掲示板にサーブの速度は出ますけどね・・・。

大事なのは、相手の「体感速度」。

実際に、速い!と感じてくれるのかどうか。

ここが、一番重要なポイントですよね。

そう考えると、同じフォームから「遅い!」ショットが必要だと思いませんか?

150km/hのサーブも打てるけど、しっかり100km/h前後の回転がかかった良いサーブが打てる。

そうすると、150が170にも180にも感じられる。

それがテニス、です。

 

3.強い選手は、適応するのも速い

試合に勝つ、と考えればこれは自然な考え方。

試合に強い人って、適応するのが速い。

読みも鋭いし、アナタがいくら速いショットを打っても簡単に適応してくるでしょう。

そして試合の中盤以降は、アナタが無理をし始めて・・・自滅していく。

強い選手に勝つには、適応してきたところ、速いショットを予測しているところに、スッと遅いボールを打てないと厳しい。

「遅い」って、速さ活かす最高の武器になる。

回転量が多い、回転量で速度をコントロールするイメージで練習してみて下さい。

 

テニスでは、ボールの速度は回転量が多いと遅く、少ないと速くなる。

遅いショットって、打つのは本当に難しい。

回転量を増やして、調整出来ればフォームは変わらない。

文章だけだと伝わり辛いですが、ぜひ意識してみて下さいね。

 

今回のまとめ

回転量を増やした遅いショットがあれば、速いショットはより活きるのがテニス

 

ピックアップ記事

  1. 大人のトレーニングは「DNS プロエックス」を使って効率的に
  2. 都内でラケットバッグを持ち歩くのは辛い!人は、「ecbo cloak」でラケバを…
  3. Note はじめました
  4. 学生さんや社会人プレイヤーにもお勧め!「タッチ系テニス」に適したガット3選
  5. 寒くなる季節の変わり目に、テニスの試合で折り畳み式ブランケットは欠かせない

関連記事

  1. ストローク

    「ビビった時は・・・」テニスの試合で緊張する場面のストロークで意識することとは?

    ドリル練習を行う時、ディフェンスで繋ぐストロークと、チャンスボールを打…

  2. テニス ストローク

    ストローク

    ダウンザラインのストローク、シュート回転してない?

    まっすぐ、縦のラインに添ってストロークを打つ。テニスで、これが…

  3. テニス メンタル

    ストローク

    フォアハンドが打てない、グリップも分からない症候群に陥ったみなさんへ

    テニスを続けていると、必ずこれは経験します。始めたばかりのころ…

  4. テニス ストローク

    ストローク

    シングルスの試合で「ドロップショットの名手」に負けない為に

    シングルスの試合、私はもしかしたらこんなタイプの選手だったかも知れない…

  5. テニス ストローク

    ストローク

    相手ボレーヤーのどこを狙うのか、を明確にしよう

    ストロークで、相手のボレーヤーを狙う。こういう場面、結構試合で…

  6. ストローク

    スピンストロークがあるから、追い付いていないボールでもカバー出来る

    スピンストローク、攻撃に最適!なのはもちろんですが、実は守備に…

特集記事

  1. テニス ボレー

    ダブルス

    ダブルスの試合で2バックの陣形から、「浅いボールに対しては2人で一気に」前に出て…
  2. フットワーク

    前衛の縦の動きは、相手にバレにくい
  3. ストローク

    「あなたは好きな打点を選べますか?」試合でとっさにコースを変えるテニスの技術、磨…
  4. テニス ストローク

    ストローク

    「厳しいドロップショットは、取れなくても追うこと」で相手にプレッシャーをかけるこ…
  5. ダブルス

    後衛同士のラリーが速くて、「ポーチに出れない・・・」という方へ
PAGE TOP