テニス リターン

その他

テニスの試合中に、「ラケットを強く握り過ぎて握力が無くなる人」は、下3本の指で支えればリラックスできます

試合ってどうしても力が入る。

だけど常にラケットを強く握っていると、3セットマッチや長い試合では後半疲れて握力が無くなってくることも。

普段から、「どういう意識でラケットを握るか?」を考えることは、初心者の方でもとっても大事。

コツとしては、なるべくグリップを握る下側の指を使って支えること。

握るというよりは、支えるという感覚でちょうど良いと思います。

 

テニスの試合中に、「ラケットを強く握り過ぎて握力が無くなる人」は、下3本の指で支えればリラックスできます

 


 

1.ラケットの重さ、感じてる?

ラケットの重さ、普段感じてますか?

300グラム前後あるテニスラケットは、力を抜けばその重さを腕で感じることが出来ます。

強く握って力が入っていると、重さを感じられずに疲れるだけ。

しっかり握るのは、ボールを打つ一瞬だけ。

それ以外の場面では、しっかりラケットの重さを感じながら支えるくらいでちょうど良いです。

 

2.中指、薬指、小指の3本でラケットを支えれば疲れない!

グリップを握るのは、「中指、薬指、小指」の3本。

それ以外の親指と人指し指は、軽く添えるくらいで充分です。

テニスを始めたばかりのことは、この2つの指で強く握ってしまう方が多いと思いますが、徐々に下3本に移行していきましょう。

テニスが上手い人、しっかり脱力できて練習できている人は、小指の付け根にマメができます。

ニュートラルなグリップでリラックス出来ているから、幅のあるプレーが可能になる。

親指や人差し指にマメが出来る方は・・・ちょっと力が入り過ぎかも知れませんね。

 

3.スロートに添えた手でバランスを取ればバッチリ!

下3本の指で支えるだけだと、ラケットがグラグラしてしまうのでスロートに反対の手を添える。

この組み合わせが、テニスにおけるリラックスした構えの基本の「き」。

ラケットの重さを両手で感じながら、相手のボールに対してリラックスして待てるような感覚を養って下さい。

2時間、3時間試合をしても、しっかりインパクトの瞬間は力が入るように。

その為の温存のテクニックは、覚えておいて損は無いです。

 

「ハンマーグリップ」と呼ばれるような、ジャンケンのグーの形でグリップを握っていると、すぐに疲れます。

人差し指と中指の間には、指1本分くらいしっかり間を空けておくと良いでしょう。

テニスって、力を入れるのは本当に一瞬だけ。

この一瞬が何度も繰り返されながら、試合は進行していきます。

握力も体力も温存できるように、ちょっとしたコツとして覚えておいて下さいね。

■でもやっぱり基本握力、は日々こういうの↓で鍛えておきましょう

ピックアップ記事

  1. テニス選手としての「肩の痛み」を改善するには、寝る時の姿勢を変えないと
  2. 多動力こそ、これからの時代のテニス選手に必要だと思う
  3. 全日本テニス5回優勝!佐藤博康プロにボレーのコツを聞いてみた①
  4. 筋肉痛が毎回酷い人は、「フォームローラー」で身体の表面をほぐしてケアしよう
  5. YouTubeチャンネル登録200人、ありがとう御座います

関連記事

  1. その他

    勉強でも仕事でも、テニスでも強い人は〇〇

    読者のみなさんは、恐らくテニス中心の生活の方が多い。もちろん…

  2. その他

    明けましておめでとうございます、そして…

    少し遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。昨…

  3. その他

    【高崎国際オープン会場】11/21(金) 涌井コーチ 女子ダブルスレッスン in清水善造メモリアルテ…

    11月は高崎国際オープンの大会会場にて、涌井コーチイベントを開催させ…

  4. テニス センス

    その他

    テニスでは、「素直になれないオジサン」が一番損すると思う

    長くテニスを続けていると、感じることがあります。「この人は上達…

  5. その他

    何の代償も無く、強くはなれない

    テニスを強くして、結果を出したい。今までは何となく楽しんでい…

  6. テニス テニスボール

    その他

    「君は大学王座の試合を、観たことがあるか?」今年も早稲田が強かった

    先週末にて、大学テニス界の頂点を決める戦い、「全日本大学対抗テニス王座…

特集記事

  1. テニス ボレー

    ボレー

    相手のスライスは、全てポーチチャンス!
  2. ストローク

    「守りから攻撃、切り替え要注意ポイント」テニスの試合では常に自分の軸足をチェック…
  3. テニス ストローク

    ストローク

    相手が打つボール、「スライスとスピンの見極め」は、ラケット面が内外のどちらを向い…
  4. テニス

    フットワーク

    他のスポーツを経験してきて「あの癖」が抜けない人は、どうすれば良い?
  5. 練習メニュー

    漠然とした練習で、テニスは上達しない
PAGE TOP