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テニスの試合会場では、色々な選手がいます。
マイペースで試合前に音楽を聴く選手、試合前まで仲間としゃべっている選手、ひたすら壁打ちしている選手・・・。
でも一番かっこ悪いのは、「本部に何回も呼び出される選手」だと思います。
テニスのレベル以前に、しっかりと人間的に信頼される為に、学生だけでなく社会人プレイヤーの皆さんにも気を付けてもらいたい、大会参加のマナーについて。
「またあいつ、呼ばれてるよ・・・」テニスの試合、大会本部からいつも呼び出される恥ずかしい人にならない為に
1.エントリーは確実に、会場に着いたら迅速に
試合会場に着いたら、まずエントリー。
これは到着したらすぐに行いましょう。
そしてその後は、「試合前の説明事項」がある可能性があるので、本部前に集合する可能性があるかどうか確認。
無ければ試合がコートに割り振られていくのを待ちましょう。
特に会場に着いてからしばらくは、あまり本部から離れないことが一番。
エントリーして安心しきってしまって、さっそく友達と話したり試合を観に行ったりする人は要注意です。
2.会場を離れるときには、必ず本部に一声かけて仲間を残しておく
試合会場に着く前に準備しておくべきですが、どうしてもコンビニに行く必要性があるときには、必ず本部に声掛けを。
そして万が一試合の進行が速くなり、すぐに戻るときに備えて必ず仲間の誰かに、本部近くに待機してもらいましょう。
遠くにあるトイレに行ったり、駐車場に行くようなときも同じです。
会場から離れる、本部から離れるときには細心の注意が必要だと思って下さい。
思わぬところで、次の試合でのペナルティをもらわないように・・・。
3.試合会場での立ち振る舞いも、アナタのテニスの一部です
テニスコート上だけのプレーが、アナタのテニスではありません。
むしろ、オフコートでの振る舞いこそ、試合会場で多くの人に見られている。
「そんなの関係無いし・・・」と思っているアナタは、3年後には誰も一緒にテニスをしてくれる相手がいない、孤独なプレイヤーになっている可能性が高い。
大会側の試合進行に、しっかり協力して気持ち良くお互いがテニスを出来る、運営出来る関係を築くこと。
少し大げさかも知れませんが、それくらいの意識を持って欲しいと思います。
私自身、たくさんの大会運営を経験してきました。
こういった「呼び出しても呼び出しても、呼ばれる選手」は、まず試合に勝てない。
たまに勝っても、応援されるような選手にはなれない。
テニスは紳士のスポーツと言われるのに、まだまだ日本の学生や社会人選手には、意識が低い人がいます。
「お金を払って出ているんだから」なんて言いだすのは、もはや論外。
改めてアナタ自身、会場での自分を俯瞰して見つめるようにしてみてください。
きっとテニスも、強くなります。