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テニススクールでのレッスンを見ていると、感じることがあります。
あえて言わせてもらうと、生徒が諦めている。
まだまだ上手くなりたい、と思えていないし、自分を信じ切れていない。
こういう人、実際は多いですよね。
本人の資質の問題?
それもあるとは思いますが、少なからずスクールに入会する時には、希望や意欲はあったはず。
今、もしかしたら自分がそうかな、と思うみなさん。
まだまだ、テニスは上手くなります。
誰でも壁に、ぶち当たる
越えては壁、越えてはまた壁
テニスを続けていると、こう感じますよね。
壁を越えたと思ったら、また新しい壁が目の前に現れる。
それは技術的な課題もそうですが、試合での対戦相手もそう。
「こんな相手に、どうやって戦うんだよ」というような壁、ばかり目の前に登場してくる。
まぁ、そりゃ嫌にもなりますよ。
諦める方が、楽
断然楽ですよね。
もう自分のテニスは伸びない、やるだけやったんだから、後は年齢と共に落ちていくだけ…と。
そうすれば、自分も傷つかないし、周りにも何かを指摘されたり言われることが無くなる。
その道を選ぶのが、普通です。
でも、人生は一度きりですからね。
最期まで全力で黄色いボールを追いかけてみたい。
最期の最期に、「テニスやりきったな」と思いたいじゃないですか。
習う側が諦めると、すぐに伝わる
周りに、相手に伝わります。
特に、上達を続ける人、試合で結果を出している人は、敏感ですからすぐに気付きますよ。
「あ、この人は諦めてるな」と。
そうなると、必死で打ち合ってもらえないし、益々成長の芽が無くなっていく。
テニスを習っているなら、自分が周りにどう見られているのか、を真剣に考えましょう。
それは、私たち社会人にこそ必要な意識です。
テニススクールの「お得意様」とは?
お得意様、になったら終わり
テニススクールにとって、お得意様のお客ってどんな生徒でしょう?
考えてみれば、簡単。
テニスの向上意欲も少なく、諦めていてずっと継続してくれる人、です。
テニススクールって卒業の概念が無いですから、本人が継続すればずっと居場所としては生き続ける。
指導も適当で良いから、コーチとしても楽なんですよね。
そんなお得意様、になってはいけない。
何かを疑うこと、から全ては始まる
自分のテニス、コーチの指導、周りの人の考え方。
これ、本当にこれで良いのか?と考えること。
諦めるということは、何も考えなくなるということですから。
何かを疑ってみる、自分で客観視してみる。
そこから、全ては始まります。
テニススクールに来ているのに、自分の頭で考えなくなっているなら、それはおかしいと気付かないと。
ただボールを打ちに来るだけ、のお得意様になってしまうのはもったいないですから。
周りと違う、それで良いじゃない
「そこまで意識高いと、浮いてしまいそうで…」という方も、いるでしょう。
浮かないでどうする、という話です。
諦めた集団の中にいて目立たない、ということは、アナタ自身も同じだということ。
厳しいようですが、周りと違うことを自分で認めていかないと、先は無いですよ。
テニスの試合で勝ちたい、結果を出したいなら。
周りと同じ、ということにこそ、危機感を持ちましょう。
もう一度言います、試合に勝ちたいなら
諦める、逃げるのは止めましょう
必ず、試合に出ます、全て。
練習から自分の上達を諦めている人は、試合でもすぐに諦める。
勝手に結果をマイナスに想定して、負けても良い理由を作る。
試合中から、自分を慰めてばかり。
普段の練習から、意識を変えていかないと難しいでしょう。
諦めたくなる自分、を責めないで向き合う
とはいえ、長く続けていると成長が見えなくなるのがテニス。
迷い、壁にぶつかり、止めたくなるときもあるでしょう。
そんなときは、遠慮なくコートを離れて良い。
でも、自分の可能性に蓋をするように、諦めるのはもったいない。
試合に勝ちたいなら、勝てるようになる自分をいかに具体的に想像出来るか、が大事です。
苦しい時は自分を責めない、自然体で、自分と向き合えるように。
テニスは間違いなく、それに応えてくれますから。
まだお会いしてない、みなさんも
間違いなく、上手くなっている、上達していると思いますよ。
読者のみなさんの声は、たくさん私の元にも届いています。
成長を感じられない、というお悩みの声もありますが…その後、やり取りをしていると感じます。
本当に、読者のみなさんは凄い、ものすごく成長している。
上から目線で申し訳ないのですが、私も記事を5,000記事書いて来て、成長を感じることがたくさんあります。
読んでいるみなさんも、同じです。
繰り返し読む、読み続けることが出来るというだけで、大変なことですから。
自信を持って言えます、みなさんは諦めるようなではない、と。
テニススクールの全て、が悪い訳ではありません。
ただ、こういう人も多いし、そういう人がお得意様の仕組みになる傾向が強い、という話。
もちろん、その中でも諦めずに上達していく人はいます。
テニスは、まだまだこれから楽しくなる。
私自身、もっと自分の可能性を信じて、新しいことに取り組んでいきます。
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