メンタル

テニスは教わるのではなく、研究せよ

目次

みなさんへ、私からお伝えしたいこと

この5年間、多くの時間をYouTubeの撮影に割いてきました

このブログも更新せず、本当に申し訳ありませんでした

だからこそ、少し溜まった想いをここで書かせてください

テニスを教わろう、習おうと思っているみなさん

ハッキリとお伝えしておきますね、それは危険です

教わったテニスは、身にならない

いや、本当にそうなんですよ

YouTubeで動画を公開して、イベントでもレッスン形式で行っていながら…なんですが

教わるだけだと、テニスは絶対に身になりません

そんなことを言えば詐欺なんじゃないか、と感じる方もいると思いますが

教わるだけでは、テニスは上達しません

これが学生時代の試験勉強だったり、受験に必要な暗記であれば違うんですが

テニスって、競技自体が生き物のようなもの

アナタ自身がコントロールできる範囲って、限られているんですよ

対戦相手が、どんな相手かは分からない

分かったとしても、どんなテニスをするかは確証がない

それが当たり前ですし、それがテニス

そこに対応する技術って、試合の現場でみなさんが感じていることだと思います

「教わったテニス、習ったテニスだけでは通用しない」

と感じることはありませんか?

本当に「腹落ち」してる?

私は、今までたくさんの指導者と生徒の関係を見てきました

長い年月をかけての関係もあれば、イベントレッスンのような「初対面」での関係もあります

その中間で言えば、まさにT-PRESSのような「普段動画では見ているけど、会ってアドバイスをもらうのは初めて」というようなケースもあるでしょう

私がいつも見ているのは、「本当に腹落ちしてるのか?納得しているのか?」という点です

例えば土居コーチのアドバイス、これに反応する人はどうか?

私は、頷いている人の目をしっかり見るようにしています

そうすると、色々なことを感じ取れるんですよね

日本人は、「分かったふり」をする人種です

腹落ちしていなくても、その場で反論する人はいない

でも、私には分かります

その人自身が、「納得していない、理解していない、反論したいけど押し殺した」という表情が

私は、それこそがその人の成長の源泉だと思っています

自分自身でヒントを得て、それを研究するかどうか、なんです

テニスって、ここで大きく分かれ道があります

「言われたことを実践できるように頑張る」というのは、非常に素晴らしい考えです

ですがそれはもう、アナタ自身に委ねられている部分が大きい

「自分で研究し、明日からのテニスに実践していく」ことは、アナタ自身でしかコントロールできないんです

研究こそ、成功体験になる

人から教わったこと、習ったことを実践するのも大変なことです

その能力が長けている人もいます、テニスが上達するのも早いでしょう

でも、でもです

私が伝えたいのは、きっとT-PRESSのみなさんなら、研究ができるはずなんです

自分自身で、落とし所を作る

研究して、自分で自分を納得させる

そうしないと、身体が反応するくらいまでに脳に落とし込めないんですよ

研究して、自分で研究してこそ、成功体験が積める

それこそまさに、アナタ自身の宝であり財産なんです

「教わった」と思っている以上、手柄ってコーチじゃないですか?

そのちょっとした違いが、アナタ自身の弱さになるのがテニスです

T-PRESSは、厳しい試合や大会に身を置く皆さんを応援するメディアです

だからこそ、本気で寄り添いたいし、本音で繋がりたい

テニスは、自分で研究しましょう

それが間違っていても良いんです、自分で研究して発表して、結果を受け入れる

そこからスタートです

大丈夫、最後まで必ずT-PRESSは寄り添います

逆に「ただ教わっているだけ、習っているだけ」の人は…どうでしょう

T-PRESSは合わないかも知れない…ですね

ピックアップ記事

  1. テニスラケット ピュアドライブの新作は、「攻撃的な大人のテニス」に最高の武器にな…
  2. テニス選手の筋肉に必要なプロテインは、ささみプロテインバーでの補給が最適
  3. プッシュアップバーを使って、テニスに必要なトレーニングを効率化しよう
  4. ベイビーステップ 46巻 は、シングルスの試合の駆け引きの描写が秀逸
  5. 10/25(金) 高西コーチ 女子ダブルス レッスン&ゲーム会 in 世…

関連記事

  1. テニス メンタル

    メンタル

    「テニスの試合でピンチになる」ときを想定して準備しておきたい、具体的な対応策

    シングルスでもダブルスでも、どんな試合でも必ずピンチな局面は訪れます。…

  2. テニス メンタル

    メンタル

    「声を出してうるさい相手」ほど、黙らせれば楽に勝てる

    テニスの試合、どの会場にいてもうるさい選手はいる。声を出して試…

  3. テニス 雨

    メンタル

    試合では「自分でコントロール、制御出来るもの」に集中しよう

    試合の中で、劣勢の場面。こういう時に、何を考えると試合の流れが…

  4. メンタル

    「無意識のうちにテニスをやらされている」人は、いつまでたっても強くはなれません

    テニス、楽しいですか?もちろん楽しい!と思うこともあれば、試合…

  5. テニス チーム

    メンタル

    テニス部を強くしたいなら、「自分が」という言葉を「自分たちが」という言葉に変えていこう

    4月から新しいチーム、でテニスを始める方も多いはず。今回は、ち…

  6. テニス 不安

    メンタル

    試合を好きになることが出来ない、全ての方へのメッセージ

    以前実施したアンケートの中で、3名の方から頂いたご質問・・・よりもお悩…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


特集記事

  1. テニス メンタル

    戦術

    前衛嫌いな相手は、どんどんボレーを触らせて試合に参加させよう
  2. テニス サーブ

    サーブ

    「セカンドサーブが、どうにも安定しない・・・」大事な試合で入らなくなったときの緊…
  3. 戦術

    流れが悪いときには、意図的に長いラリーポイントを作ろう
  4. テニス チャンス

    その他

    全国大会を観て感じたので、改めて・・・「高校テニス界は、チャンスだらけ!」
  5. テニス ボレー

    ボレー

    中級と上級の差、ハイボレーをふかしてアウトしてしまう人は、「横向きの抑え」が足り…
PAGE TOP