ボレー

ハイボレーが苦手な人は、決断が遅過ぎ

ボレーの中でも、自分の顔の位置より高い打点。

ハイボレー、みなさんしっかり試合で打ててますか?

このコントロール、精度、試合での勝敗に直結すると言っても過言ではないでしょう。

まだまだ、怪しい人がたくさんいるハイボレー。

みなさん、ココを鍛えて差を付けていきましょう!

 
 

なぜ、難しいのか・・・?

答えは、シンプルです。

特に、30代以上のプレイヤーのみなさんは、そもそもラケットが高い位置に上がっていない。

私もそうなんですが、自分では高くラケットをセットしているつもりが、全然上がっていないというケースが多いんですよね。

ラケットの準備が、低いし遅い。

だから、ハイボレーの守備範囲も狭い。

そもそも、ここを改善しないと厳しいですよ。



肘の位置を、高く!

一番は、肘の位置を高く。

これがポイントです。

意識するとすぐに変わるのは、肘の位置。

自分の肘が顔の横、耳の横より上になるようにセットしてみましょう。

そして、これを早く!

決断を早く、「ハイボレーだ!」と思ったらすぐにラケットをセットすること。

この決断が遅い人が多いんです。

スマッシュか悩む気持ちも分かりますが、この決断を徹底して早くすること。

これは普段の練習から意識してみて下さい。



前?後ろ?どっち?

ハイボレーと一言で言っても、フットワークは色々です。

前に詰めていくハイボレーもあれば、後ろに下がってカットするようなハイボレーもありますよね。

これも、自分の中で相手が打った瞬間に判断出来るように。

ラケットセットしながら、1歩目を早く動かせるようにしましょう。

「それが難しいんじゃんか・・・」と思いますよね。

相手の態勢を、よく見ましょう。

相手が余裕があるなら、それは精度の高いロブですから下がるでしょうし、態勢が不十分なら前に詰めるようなハイボレー、になる可能性が高い。

相手をよく観察していれば、一歩目が自然と早くなりますよ。




ハイボレーも、コントロール勝負

これが基本です。

高い位置からのボレー、「強く叩く」ことが目的になってませんか?

高い位置からのボレー、ハイボレーこそコントロール重視。

角度を付けたり、しっかり相手のコートの空いているところを狙って、打つ。

コントロール勝負が出来ると、安定感もアップするし相手を走らせて、疲弊させることも出来る。

バン!と決めるハイボレーも、結果的に決まっているだけ。

あくまで、私たちはコントロールにこだわっていきましょう!

   

お勧めの練習法

ストレートでコート半面、1対1のボレー対ストローク。

これで、しっかりハイボレーを練習していきましょう。

前後に動かしながら、ネットにいる相手を揺さぶるようなイメージで。

足下のボールも大事ですが、意図的に高い位置のボレー、ハイボレーも打たせていく。

この意識で、ストローク側がしっかりと練習の台になれるようにしていきましょう。

下がってハイボレーカット、の練習も大事です。



試合に強い人って、ミスらないですよね。

ハイボレーって、本当にテニスの実力がよく分かるショット。

まずは決断早く、セットを早く、高く。

腕が上がらなくなってくるベテラン、シニアのみなさんも、試合前にしっかりストレッチをして、1球目からハイボレーに対応出来るようにしてコートに入りましょう!

ピックアップ記事

  1. テニス選手の熱中症・痙攣対策に、ミニクーラーボックスは必需品!
  2. ストローク練習機「ピコチーノ」は、素振りの質を高めてくれるはず
  3. 【ご報告】YOUTUBEチャンネル、公開しました!
  4. これからの冬のテニスに最適な、ネックウォーマー4選
  5. 【初開催】5/29(水)~30(木) T-PRESS プレミアムキャンプ in千…

関連記事

  1. テニス ボレー

    ボレー

    テニスで低い位置からの速いボレー、を打っているうちはまだまだ未熟

    ダブルスの並行陣、または少しロブで下げられた場面。テニスでは、…

  2. テニス ボレー
  3. テニス ボレー

    ボレー

    ダブルスで前衛が苦手な人は、「あるコツを使って、楽々ポーチ」作戦を!

    ダブルスの試合、硬式テニスでは順番に前衛と後衛の役割をこなしていかなけ…

  4. ボレー

    勝てるダブルスのポーチコースは、逆クロスじゃない

    ダブルスの試合で、しっかり前衛がポーチで決める。こういう試合が…

  5. テニス メンタル

    ボレー

    テニスの試合の中で、「ネットプレーを磨きたいけど、ポジションがよく分からない…」人は、はっきりメリハ…

    テニスの試合、特に学生の大会ではストローク技術が主体となる傾向が強い。…

  6. ボレー

    テニスの試合で、ネットプレー対ネットプレーになったときに求められる、「足元のボール」のさばき方につい…

    足元のボール、特にネットプレーやサービスライン近くにいるときに、テニス…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. 戦術

    大事な試合に、どう臨むのか?
  2. サーブ

    視点を置く順番を決めれば、サーブを打つメンタルは整えられる
  3. テニス ストローク

    ストローク

    現代テニスの代表格、フォアハンドストロークのクロス方向への切り返しを練習しよう
  4. テニス ボレー

    戦術

    守るのが好き、それで良いじゃない
  5. テニス ストローク

    メンタル

    対戦相手の特徴を知りたいなら、「試合の序盤で、一度深いボレーで追い込んでみる」の…
PAGE TOP