テニス 部活

その他

「コイツとはもう組まない!」テニスでペアの雰囲気を悪くする人の口癖5つ

試合ではポイントを取ったり取られたり、その結果勝ったり負けたり・・・と、色々な感情が渦巻きます。

たとえどんな結果になろうとも、テニスというスポーツを楽しめるかどうかは、周りの環境次第という側面があるのも事実。

そこで今回は、アナタの一番身近なテニスプレイヤーであるダブルスパートナーに注目。

以下に挙げていくような言葉が出ていたら、雰囲気が悪くなる前兆となる可能性がありますので、要注意です・・・。

 

「コイツとはもう組まない!」テニスでペアの雰囲気を悪くする人の口癖5つ

 


 

1.「アウト(フォルト)かと思った」

テニスの試合は、ほぼ全てセルフジャッジ。

それは真剣勝負の試合でも仲間内のゲームでも同じですが、このセリフを吐いてしまう人は注意が必要です。

勝手に自分で判断して、プレーを止める。

ふざけるな、という単純な話。

または止めていなくても、集中力が切れてしまっているので変な形でポイントを落とす、といった雰囲気に周りは萎えてしまいます。

必ず1球1球、全てのボールは有効=インの精神でプレーを継続しましょう。

 

2.「風が強いな~」「太陽がまぶしいな~」

ここ地球では、自然の摂理に抗うことは不可能です。

風が強く吹こうが太陽がギンギン輝こうが、アウトドアスポーツではそれも一つの要素。

テニスにおいて、相手も条件は同じなのです。

予め言い訳を用意したくなる弱い心に負けているペアに、信頼感を持てるでしょうか?

仮にそう感じたとしても、どうやってそれを乗り越えるのかを考え、不言実行で行動で示していくのがテニスプレイヤーなのです。

 

3.「ポーチには、出れたら出るね」

そんなこと言っている人は、延々積極的なテニスなんてできません。

責任放棄も甚だしいこの言葉を、日本のテニスコートではあちこちで耳にします。

ストレートを守るという美徳は、すなわち「自分はあまりボールに触らないから後は任した!」という無責任な考え方に他なりません。

そういう前衛の選手には、待てど暮らせどチャンスボールなんて来ません。

来ても慌ててミスするのが落ち。

まずは口癖だけでも、前向きな主体的な言葉に変えていきましょう。

 

4.「ノーアドは(アナタに)お願いします」

3.でも少し触れましたが、テニスは戦いです。

自分だけリスクを取らずにペアが勝てるなんて虫の良い話はありません。

それなのに、ノーアドバンテージ形式の際の一発勝負の際に、ペアにお任せする人なんとが多いことか。

よほど相手のサーブが自分のサイドで調子が良い、得意というのなら話は別ですが、「自分でいったる!」という気概は常に持っていて欲しいモノ。

行動は力になり、力は結果へとつながります。

まずは積極的に、迷ったら前に出るチャレンジをしていきましょう。

 

5.「・・・」

これもあえて「口癖」として書かせて頂きます。

試合中、プレー中にパートナーと会話をしない人も、はっきり言ってNGです。

雰囲気を悪くすると言うと少し言い過ぎかもしれませんが、特に男性プレイヤーは初めて組むペアの人とコミュニケーションが取り辛い傾向にあるようです。

少しでも会話の糸口ができれば、よりペアでのテニスも楽しくなるもの。

その為には、「サイドはどちらが良いですか?」「サーブは先に打ちたい方ですか?」など、話し始める形を決めておいても良いかも知れません。

ちょとしたアイスブレイクのコツを掴んで、雰囲気の良いペアを創っていけるようにしましょう。

 

今回は、少しネガティブな「口癖」にフォーカスを当ててみましたが、ご自身でも気になる点があった方もいるのではないでしょうか。

もちろん、テニスの試合では負けたくないと思うとき、そのときの負の感情がペア(パートナー)につい向いてしまうこともあります。

人間ですからつい本音が出てしまうこともありますが、そこはテニスという社交的なスポーツを楽しむうえで、気を付けていきましょう。

自制の精神を持つことこそ、真のテニスプレイヤーへの第一歩です。

ピックアップ記事

  1. リアクションボールを使って、イレギュラーバウンドへの対応力を磨こう!
  2. 【プロトレーナーに聞いてみた!】痙攣対策とアミノ酸について
  3. ラジオ番組、始めました!
  4. 暑い夏のテニスの試合に備えて、瞬間冷却パックの準備は欠かせない
  5. あらゆる場面で活躍できる「万能タイプスポーツサプリメント」凌駕BCAA+

関連記事

  1. テニス ストローク

    その他

    セルフジャッジの試合で、「微妙な判定を自分に有利にジャッジする」度に、アナタは何かを失い続ける

    セルフジャッジについて、改めて私が感じること。それは、レベルや…

  2. テニス 気付き

    その他

    リーダーになった時点で、止まる人と伸びる人

    学生時代に、テニス部やサークルに所属していた人。社会人になって…

  3. テニス トレーニング

    その他

    青山学院大学の箱根駅伝での強さを紐解けば、テニスに必要な要素も見えてくる!

    今年も箱根駅伝にて、往路優勝を果たした青山学院大学。このチーム…

  4. テニス セルフジャッジ

    その他

    テニスの試合中に、「熱中症かも知れない・・・」と気付くべきシグナルは、必ず知っておきましょう

    「こんな時期から、熱中症の話?」と思った方、もしかすると試合で痛い目を…

  5. テニス メンタル

    その他

    テニスで「ボールタッチの感覚を磨きたい人」は、まずはしっかり脱力してボールの重さを感じましょう

    テニスがある程度上達してくると、「タッチ感覚」という言葉をよく聞くよう…

  6. その他

    「結果の出せるコーチであれ」試合で勝てるテニス選手を育成する為に

    テニスコーチを最初に始めたのは高校2年生の時なんだけど、当然それまでは…

特集記事

  1. テニス メンタル

    戦術

    内角を攻めれない選手に、未来は無い
  2. テニス ダブルス

    練習メニュー

    ダブルスの練習で「2バック対2アップの練習をシングルスコート」で実践すると効果的…
  3. テニス 準備

    練習メニュー

    2人1組で簡単に出来る、試合前のフットワーク練習例
  4. テニス ガット

    スマッシュ

    スマッシュが苦手な人ほど、「ロブが上がったら足が止まる」ことを再度意識してみよう…
  5. テニス ダブルス

    ダブルス

    ダブルスの試合で、「ポイントを獲り切る」イメージが湧かない人は、どんなイメージを…
PAGE TOP