テニス 序盤

戦術

テニスの調子が良い、悪いの差が激しい人は、ココを変えていくしかない

目次

試合のときに、調子が良い悪いの差が激しい人。

こういう人は、結果的に良い成績でテニスの大会を終えることが出来ない。

1日4試合、5試合とこなしていく中で、必ず調子が悪い時、が生まれてしまいますからね。

ずっと安定して、調子を維持する。

その為に、必要なことって何でしょうか?

練習はもちろん大事、ですが、意識の改革も大事です。

 

テニスの調子が良い、悪いの差が激しい人は、ココを変えていくしかない

 

1.調子がずっと良い人、なんていない

私もたくさん見て来ましたが、当たり前です。

生身の人間ですから、体調も含めて調子に波があるのが当たり前。

だからこそ、アナタがある程度調子を維持出来れば、格上選手にだって勝つ機会が増える。

それがテニス、という競技です。

ですから、自分の調子を管理する、出来るだけ波を小さくする意識は強く持って欲しいんです。

その人の調子、がアナタ自身の実力ですから。

大事なのは、「ボールを触っている以外の時間」でしょう。

 

2.ボールに触っている時間は、0.004秒/1回

この0.004秒、がラケットとボールが接している時間、です。

でも、テニスの試合はほとんどが、「これ以外」の時間ですよね。

走ったり構えたり、準備したりペアと会話したり。

こういう時間が、ほぼ98%を占める。

調子に波が出来るのは、ボールを打っている瞬間。

波が出来にくい、自分でコントロール出来るのが、98%のボールを触っていない時間、ですから。

そう考えると、すごく楽じゃないですか?

フットワークやペアとのコミュニケーション力、試合前の準備力、を安定させれば良い。

調子が悪くても、ここで崩れなければテニスの試合は大崩れしません。

 

3.打感が悪いだけで、走る気力も無くなる選手がほとんど

人って、弱い。

本当にそう感じますよ。

だって、プロ選手でも自分の打感が悪いだけで、もう走る気力も無くなっていく。

戦う気持ちも無くなり、相手を観察したりペアとしっかりコミュニケーションを取ることをしなくなる。

ボールを打つ感触が悪いなら、走るしかない。

そして相手をより観察して、自分が今出来るテニスで戦うしかないじゃないですか。

でも、これが出来ないんですよ。

調子が悪い、だから負けた、というシナリオを自分で勝手に作り上げて終焉に向かう。

そんな試合がほとんどじゃないですか?

 

4.フットワーク、観察力、体力に波は無い

私は、ある程度この3つ、には自信があります。

この3つは、調子が良いときが無い分、悪い時も少ない。

ボールを打つ瞬間以外、でのアナタの能力、どうですか?

ここに波を作らない、しっかり自分で自信を持っておけば、試合って崩れない。

それでも負けたら、仕方ないですよ。

ボールを打っていない時間、がテニスの試合は圧倒的に多い訳ですから。

こういう部分をどう鍛えていくか、です。

 

5.ボールを打つ以外の練習は、自分自身でしか出来ない

私は、ココの部分こそT-PRESSの出番だと思っています。

ボールを打つ以外の練習は、自分自身で研究するしかない。

そのヒントになれるように、頑張ってみなさんと共に歩んでいきたい。

すごく、地味な部分ですけどね・・・。

でも、この地味な部分を考えている人ほど、試合での調子の波は少ないと思いますよ。

ぜひ、ココで差を付けて欲しいんです、目の前の試合の相手と。

 

何となく、試合で負けにくい人はきっとこういう部分を知っている。

意識して、アナタ自身を強くしていくのはアナタ自身です。

繰り返しますが、テニスの試合に出ている人の中には「今日も明日も、調子が悪い病」という面倒な人がたくさんいます。

アナタには、そうなって欲しくない。

調子が悪くても、勝つために何が出来るのか。

一緒に考えておきましょう!

ピックアップ記事

  1. リアクションボールを使って、イレギュラーバウンドへの対応力を磨こう!
  2. テニスのフットワークを支える足元の秘密は、スーパーフィートのインソール
  3. 【プロトレーナーに聞いてみた!】痙攣対策とアミノ酸について
  4. 「HEADのボールって、実際どうなの?」の質問にお答えします
  5. テニスの試合で「足裏の皮膚が荒れてしまう方」にオススメな、皮膚保護専用クリーム「…

関連記事

  1. テニス ダブルス

    戦術

    テニスの試合では、「あえてコースを空けて待っている相手選手の罠」に、気を付けろ!

    試合では、攻撃しているつもりでも「はめられている」ケースも多い。…

  2. テニス 守備

    戦術

    速い球を速い球で返す、のは意外と簡単なのがテニス

    テニスをやっている人なら、「分かる・・・」という方も多いかも知れません…

  3. テニス 構え

    戦術

    試合で動いている中で、自分のポジションが分からなくなってしまう方へ

    ラリーが続いて来ると、ポジションが動いていく。ダブルスなら、味…

  4. テニス メンタル

    戦術

    調子が悪い時こそチャンス、だと言える理由5つ

    自分のテニスの調子が悪い。試合では、よくあることですよね。…

  5. テニス メンタル

    戦術

    試合の流れが悪いときに、実践したい5つのこと

    1セットマッチの試合でも、試合の中で良いとき、悪いとき、は必ずあります…

  6. 戦術

    ゲームを「作る」とは、どういうことか?

    特に、ダブルスの試合ですね。「ゲームメイク」ができるか、でき…

特集記事

  1. ボレー

    フラット気味のストロークを打つ選手には、ネットプレーが効く
  2. テニス メンタル

    ボレー

    テニスの試合で、「ダブルスのサーブ&ボレーの実力」は、2ndボレーの精度…
  3. メンタル

    「やられた」と思うのが、早過ぎる
  4. テニス ストローク

    シングルス

    テニスのシングルスの試合で、「サーブで崩して次のボールから攻める」為に必要な意識…
  5. テニス ダブルス

    メンタル

    ミスの後始末を、自分で全て背負うからドロ沼にはまる
PAGE TOP